今夜は 映画の試写会を観に行った
時折小雨降る中を 自転車漕ぎ漕ぎ
夜の映画館に向かった
最近 この世が 何だかぎくしゃくして来て
職場までぎくしゃくしてきて
ぼくの居場所は何処にあるのだろうと
右往左往して 神経はすり減り
夜中に 歯ぎしりしたり
寝言やら言ったりしているらしい…
やはり思い切って
映画を観に行ってよかった
純な気持ちがよみがえり
がざがざした社会の空気を
しばし忘れ 綺麗な涙を流し
心の中は 晴れ晴れとしてきた
あの空をおぼえてる って
英治は 誰かに 話しかけてるのか
または 問いかけてるのか?
私は 今でも 覚えている
あの朝の青空を…
娘が急に入院して
命の心配さえした
あの日の朝の空を…
一緒に家を出た長女も
共に見ただろうあの青空を…
夏の陽は 既に暑いほどだったはずだが
夏の青空は 他人事の如く寒々してて
妙にひんやりしていた朝の空気だった…
それから ぼくたちは
何度 両手に溢れるほどの涙を流したことだろう
あれから 十数年が過ぎ
娘は 嘘のようにすっかり快復し
悪夢のようなあのことは
もう忘れてもいい頃となって
哀しい映画も 涙を流して
冷静に見られるようになった
それでも 夏がやってきて
晴れた空を見上げれば
あの青空を覚えてるぼくは
時々 あの青空を憶い出す…
あの頃の純な気持ちを覚えてる
あの純な気持ちは
決して忘れまい いついつまでも…
時折小雨降る中を 自転車漕ぎ漕ぎ
夜の映画館に向かった
最近 この世が 何だかぎくしゃくして来て
職場までぎくしゃくしてきて
ぼくの居場所は何処にあるのだろうと
右往左往して 神経はすり減り
夜中に 歯ぎしりしたり
寝言やら言ったりしているらしい…
やはり思い切って
映画を観に行ってよかった
純な気持ちがよみがえり
がざがざした社会の空気を
しばし忘れ 綺麗な涙を流し
心の中は 晴れ晴れとしてきた
あの空をおぼえてる って
英治は 誰かに 話しかけてるのか
または 問いかけてるのか?
私は 今でも 覚えている
あの朝の青空を…
娘が急に入院して
命の心配さえした
あの日の朝の空を…
一緒に家を出た長女も
共に見ただろうあの青空を…
夏の陽は 既に暑いほどだったはずだが
夏の青空は 他人事の如く寒々してて
妙にひんやりしていた朝の空気だった…
それから ぼくたちは
何度 両手に溢れるほどの涙を流したことだろう
あれから 十数年が過ぎ
娘は 嘘のようにすっかり快復し
悪夢のようなあのことは
もう忘れてもいい頃となって
哀しい映画も 涙を流して
冷静に見られるようになった
それでも 夏がやってきて
晴れた空を見上げれば
あの青空を覚えてるぼくは
時々 あの青空を憶い出す…
あの頃の純な気持ちを覚えてる
あの純な気持ちは
決して忘れまい いついつまでも…