ルミナスクワイヤー
20周年記念コンサート
7月13日、三の丸ホールで
タウンニュース
本番に向けて練習を行う様子
小田原市を拠点に活動するゴスペルグル
ープ「ルミナス・クワイヤー」が7月13日
(土)、結成20周年を記念したコンサート
を三の丸ホールで開催する。5月に市生涯
学習センターけやきで行われた練習では、
同会の発起人である柏木悦子さんのアドバ
イスのもと、本番で披露する曲の調整が行
われていた=写真。
同会は2004年に市内のゴスペル教室の
受講生約15人で結成。子育てなどを理由に
教室をやめてしまう人が多く、「もっと歌
いたい」という母親らの声を聞いた柏木さ
んが中心となって活動が始まった。
活動初期は指導者がいないなか、柏木さん
が楽譜起こしや伴奏作りなどを一から学び
指導を行っていた。また、会のメンバーを
集めるため、県内のコンサートへの参加や、
ワークショップを開催するなど新入会員を
増やしていった。現在は、30歳から60歳の
約30人が週1回歌声を磨き、1年間で15回
ほど市内を中心にライブ活動をしている。
20周年を振り返り柏木さんは「20周年を迎
えられたのは本当に奇跡でしかない。お客
様からの元気が出たという言葉が一番多く、
その醍醐味が忘れられないで活動を続けて
いる」と話した。リーダーの高橋美恵子さ
んは記念コンサートに向けて「私たちの歌
をたくさんの人が聞いて元気になっていた
だけたら」と意気込んだ。
コンサートは全席自由で1000円(未就学
児無料)、午後4時開演。チケット申し込み
は、三の丸ホール窓口やWebのほか、ハル
ネ街かど案内所で販売中。(問)高橋さん
【電話】090・7256・3276
読者プレゼント
コンサートチケットを2組4人に進呈。住所、
氏名、年齢、電話番号、本紙の感想を明記し
ハガキかメールで、〒250―0042小田原
市荻窪306タウンニュース社「ゴスペル」係、
【メール】odawara@townnews.co.jpへ。
7月1日(月)必着。応募多数の場合抽選。
チケット発送をもって発表に代える。
備蓄品をNPOへ寄付
国立印刷局研究所
タウンニュース
近藤理事(右)と丸山所長
独立行政法人国立印刷局研究所(小田原市
酒匂・丸山誠二所長)が6月5日、カンパ
ン48個をNPO法人報徳食品支援センター
(小田原市・近藤克明理事)に寄贈した。
国立印刷局は食品ロス削減や生活困窮者
への支援の一環で、フードバンク団体へ
の食料提供に取り組んでいる。カンパン
は災害備蓄品として研究所に貯蔵していた。
カンパンの入った段ボールを受け取った
近藤理事は「支援の需要は増加している。
有効に使用させていただきます」と感謝を
述べた。丸山所長は「研究所からの寄贈は
初。困った人の役に立ちたい」と答えた。
贈られたカンパンは、同法人を通して
生活困窮者に配布される。
出演者募集
外郎売の口上まつり
初心者歓迎/三の丸ホール・9月1日
タウンニュース
「外郎売(ういろううり)」ほか多彩な
演目を披露する「外郎売の口上まつり」
が小田原三の丸ホールで9月1日(日)
に開催決定。主催する外郎売の口上研究
会では出演者を募集中。
演目は、口上リレーと全員の群読「100
人満開いろはにお江戸」。年齢不問で初心
者大歓迎。練習会とまつり(リハ・当日)
への参加が条件。
参加費はチケット・記念品などを含んで
▽一般1万円、▽18歳以下5千円、▽家族
参加は一般1万円+18歳以下2千円。練習
は川東タウンセンターマロニエで6月30日
(日)の無料体験会・説明会から(全7回)。
応募はHP内の申込フォームほか(6月30
日(日)締切)。(問)事務局(FMおだ
わら内)【電話】0465・35・5150
下関から風船で手紙届く
南中1年 宅見さんが発見
タウンニュース
拾った風船と、岡枝小学校に送る
手紙を持つ宅見さん
秦野市立南中学校1年の宅見紅七(べにな)
さん(平沢在住)が5月23日、カルチャー
パークピクニック広場付近で絡み合った3つ
の風船を発見した。風船につけられた糸の先
にはそれぞれ手紙がついており、山口県下関
市にある市立岡枝小学校(関野貴司校長・
児童128人)が設立150周年を祝うた
め飛ばしたものだと分かった。
岡枝小学校で児童らの手紙を添えた風船が
空に放たれたのは、22日の午後2時ごろ。
宅見さんが発見したのは23日の登校時の
午前9時前のため、風船は760Kmの距
離を1日足らずで飛んできたことになる。
風船についていた手紙を読み、下関市の
岡枝小学校で飛ばされたものだと知った
宅見さん。「下関の場所を調べたら、
とても遠くてびっくり。奇跡だと思い、
嬉しくなりました」と振り返る。
気象庁によると、「偏西風帯の流れに乗
って、風船が遠く離れた場所に1日ほど
で飛来することは十分あり得る」という。
22日に岡枝小学校で飛ばした風船は約
600個。隣の長門市を始め、愛知県や
岐阜県などの県外、最も遠い場所だと
千葉県柏市から風船が届いたと連絡が
入っている。
ただ、岡枝小学校で飛ばした3つの風船
がまとめて1カ所に届いたのは、今のと
ころ秦野市だけ。宅見さんが受け取った
3つの手紙には、岡枝小学校が今年150周
年を迎えること、学校の近くではザリガ
ニが釣れ、動物も見られる風光明媚な土
地であること、手紙の返事が欲しいこと
などが書かれていた。
県政報告【4】
県民の広域交通ネットワークに取り組む
神奈川県議会議員 谷かずお
タウンニュース
本年2月に開催された第1回定例会の建設・
企業常任委員会での質問を報告致します。
厚木・秦野道路建設促進
秦野厚木道路は、厚木市中依知(県央厚木
IC)から、秦野市八沢(新秦野IC)に
至る国道246号のバイパスとして、圏央
道、東名、新東名を繋ぎ神奈川県の広域的
交通ネットワークを形成する重要路線であ
ります。
しかし、秦野側、厚木側から未だ事業化さ
れていない未事業化区間が2カ所あり、事
業化に向けて県の考えを質問、道路企画課
長からは「関係市町村で構成される建設促
進協議会からの要望も受け、国に対して全
線事業化を要望している。これからも早期
事業化と整備を強く訴えていく」との回答
を得ました。
この道路は、平成8年度に都市計画決定さ
れてから28年も経過しております。全線事
業化を前提に、国に向け強く働きかけする
よう要望しました。
県営鶴巻団地の建て替え
建て替えスケジュールと取り組み、県営
住宅の役割をどう捉えているか質問、建設
課長からは「令和6年度から13年間で整備
していき、団地自治会の拠点であるコミュ
ニティールームを整備していく。市営での
住宅管理は厳しい状況下の中で、高齢者、
子育て世帯、障がい者世帯など住宅困窮者
のニーズに応えるべく、県営住宅を的確に
供給していく必要がある」との回答を得ま
した。
県営住宅は県民の生活を守る最後の砦
あり、今後もしっかり取り組むよう要望
しました。
建て替えする鶴巻団地
谷かずお
秦野市曲松1-3-13
TEL:0463-88-1008
https://tanikazuo.com/
出雲大社相模分祠
境内の風景など作品募集
第3回写真コンテスト
タウンニュース
昨年行われたコンテストの「一般写真
部門大賞」林絵美さんの作品
出雲大社相模分祠(秦野市平沢1221)
で現在、「第3回写真コンテスト」の
作品募集が行われている。
今年で3回目となる恒例の写真コンテス
ト。毎年多くの作品が集まる人気の企画
となっている。募集テーマは境内・祭礼
・行事の風景や人物・動植物など、同神
社に関するもの。応募部門は【写真部門】
と【SNS部門】。応募期間は7月20日
(土)まで(必着)。
大賞は2万円
【写真部門】【SNS部門】とも大賞1点
(賞金2万円)、優秀賞3点(同1万円)
などが選ばれる。【写真部門】は応募票に
必要事項を明記し持参か郵送。【SNS部
門】は「#出雲大社相模分祠写真コンテス
ト」のハッシュタグをつけてインスタグラ
ムに投稿する(出雲大社相模分祠と出雲
大社相模分祠・出雲記念館の2つのアカウ
ントをフォロー)。応募は一人3点まで。
8月1日(木)から、同神社境内の出雲記
念館で作品展も開催される。
詳細・問い合わせは同神社
【URL】https://www.izumosan.com/、
【電話】0463・81・1122へ。
諏訪市までリレーで完走
秦野市民ランナー26人
タウンニュース
ゴールの諏訪市役所で記念撮影する
メンバーら=提供・諏訪湖走友会
秦野市と長野県諏訪市の姉妹都市締結40
周年を記念し5月25日、秦野市から諏訪
市までたすきをつなぐ親善訪問リレーマ
ラソンが行われた。
参加したのは40から90歳代の秦野市民
26人。午前5時に秦野市役所を出発し、
諏訪市役所まで約160Km28区間でた
すきをつなぎ、午後5時頃に完走した。
ゴール後は諏訪市役所での式典のほか、
現地の諏訪湖走友会のメンバーらとの
交流会も行われ親睦を深めた。
このリレーマラソンは両市が姉妹都市
提携10周年を迎えた1994年に開始
された。以後5年ごとに行われ、今回
で7回目となる。同リレーマラソン実
行委員会の顧問で最高齢の参加者であ
る高橋文雄さんは「これまで事故もな
く実施することができて良かった。
諏訪市の皆さんが温かく迎えてくれた
ことに感謝します。今後も継続してい
きたい」と話した。
湘南の海、ハマグリ密漁やめて…海保が
地元サーファー初摘発 職務質問に
「ばれなければいいと」
6/11(火) カナロコ
海岸には、ハマグリを捕らないよ
注意を呼びかける看板が立てられ
ている=7日、藤沢市内
藤沢の海でハマグリ漁に励む湘南漁業
協同組合藤沢支所(神奈川県藤沢市辻堂
東海岸)の漁業者が、レジャー客らの密
漁に悩まされている。稚貝放流などで資
源確保に努め、浅場でも採取しやすくな
ったことも一因とみられる。湘南海上保
安署は「漁業権を侵害する犯罪」と警戒
を強め、先月に地元のサーファーを初め
て摘発した。
【写真】大きく育った
「湘南はまぐり」
同保安署によると、摘発されたのは市内
に住む男性。5月25日、市内の海岸を
パトロール中の同保安署職員が、長さ9
センチと6センチのハマグリ計2個をバ
ッグに所持しているのを見つけた。職務
質問したところ、「ばれなければいいと
思っていた」と、サーフィンの合間に採
ったことを認めたという。
同支所が扱うハマグリは「湘南はまぐり」
の名称で知られ、濃厚なだしが出るのが
特長。2017年には「かながわブラン
ド」に認定された。藤沢の海は粒が細か
くて良質な砂に恵まれ、大きなものは長
さ10センチ以上まで成長する。