秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

酒米の田植え参加で天下知る

2024-06-04 00:03:43 | 日記

「日本一のどぶろくに」 神奈川・秦野で
酒米の田植え体験、参加者募集 子ども向
けに泥遊びも
6/3(月) カナロコ 

NPO法人が2023年から製造
する自前のどぶろく

秦野市西部の休耕田などを活用して里山保全
活動を続けているNPO法人四十八瀬川自然
村(60人、小野均代表理事)は6月9日、
自前のどぶろく製造に向けた酒米の田植えを
行う。同法人では田植え体験の参加者を募集
している。小野代表理事は「日本一の名水を
使って日本一のどぶろくにしたい。2年目の
製造に向けて一緒に手がけてほしい」と呼び
かけている。

同法人は初挑戦した自前のどぶろくを昨年11
月に披露。好評で量り売りのリピーターになっ
た人もいるという。今春には同法人が展開する
農家レストラン(同市堀山下)でどぶろくを使
用した甘酒の販売も開始。どぶろくの酸味がか
すかに残り、ヨーグルトのような味わいが丹沢
を縦走する女性登山客などに人気という。

今年は年間500リットルの製造を目標に約
15アールの水田に「山田錦」と「五百万石」
を植える。希望者は田植えの後も同法人の会員
とともに稲刈りや瓶詰めなどにも参加でき、
11月に開催予定の「秦野名水どぶろく祭り」
では優先的に試飲できるという。

6月9日の田植えは参加無料で午前9時~正午
の予定。子ども向けに泥遊びも体験できる。問
い合わせは、小野代表理事電話070
(6576)2134。

丹沢グラベルオープンゲート
新東名SA予定地も会場に
9日、林道を自転車で駆る
タウンニュース

3月に実施された林道開放
走行イベント

アウトドアの拠点づくり活動を行う団体
「鶴嘴(つるはし)―Tsuruha
shi」(廣西壮飛(まさと)代表)が
6月9日(日)、秦野市内の林道を自転車
で走行するイベント「丹沢グラベルオープ
ンゲート」を実施する。今回は新東名秦野
SA(サービスエリア)建設予定地も会場
となり、スポーツ自転車関連などのブース
が出店するイベントも初めて開催される。

鶴嘴は丹沢を訪れる人々に対し、自然環境
保護に関する普及啓発事業やアウトドアス
ポーツの魅力を発信する「NPO法人 丹沢
を愛する会」(山本哲史代表)の下部組織
として活動している団体。今年2月・3月
にも秦野市森林組合の協力を得て、林道を
コースとした自転車走行イベントを実施し
ている。

コース走行と体験イベント

「丹沢グラベルオープンゲート」の走行
コースは、普段立ち入ることができない
同森林組合が管理する作業林道。メイン
会場となる新東名秦野SA予定地(秦野市
戸川1334付近)から、自転車で5分ほ
ど移動した場所にある。その林道を複数つ
なぎ、参加者のレベル別に本格的なコース
が用意される。参加は事前申し込み制。
参加費3300円。午前9時から午後3時
半まで。

また、メイン会場となる同SA予定地では、
自転車を取り入れたライフスタイルの体験・
試乗・試着・講習会など、一般来場者が参
加できるイベント「サイクルエキスポ」が
同時開催される(一部、近隣の村上いちご
園駐車場が会場)。SHIMANO・MA
VICなど自転車パーツ企業、MERIDA
・FACTORなど自転車ブランド、トヨタ
モビリティ神奈川・日産神奈川販売など各種
企業や飲食ブースなどが出店する予定だ。
入場無料。午前10時から午後3時まで。同
SA予定地がイベント会場として利用され
るのは、今回が初めてとなる。

廣西代表は「隣接する県立秦野戸川公園を
訪れるハイカーやランナー、家族連れなど
も楽しめる内容となっていますので、多く
の方にお越しいただき、自転車に触れる機
会になれば。また、今後もイベントを継続
していくため、ルールの順守とマナーの向
上に努め、自転車を通じてアウトドアを楽
しんでいただきたい」と思いを話す。林道
走行の参加は、申し込みHP(ホームペー
ジ)【URL】https://funq.jp/bicycle-
club/article/958159/から。

鵠沼海浜公園
国際基準の施設に一新
「HUG-RIDE PARK」6/1開業
タウンニュース

リニューアルオープンする鵠沼
海浜公園のパークエリア
(写真は提供)

2022年度から改修工事が進められて
いた鵠沼海浜公園(鵠沼海岸)が6月1日
(土)、リニューアルオープンし、「鵠沼
海浜公園 HUG-RIDE PARK(ハグ 
ライドパーク)」として生まれ変わる。既
存施設に加え、スケートボードやBMXの
国際大会ができるコースも一新。県内では
最大規模のスケートパークとなる。

同園は開園から60年以上が経過。設備の老
朽化に伴い、今回の改修では民間資本を活
用する「Park-PFI制度」によって、
小田急電鉄(株)を代表法人とするグルー
プと市が共同で施設整備を行った。

総面積は1万6千平方メートルで、スケー
トパークをはじめ店舗、駐車場、広場など
を備える。約6700平方メートルあるス
ケートパーク区画内では、既存のスケート
ボード専用のコンビプールに加え、中級者
向けのミニボウル、サーフスケートゾーン
など新しい設備が追加された。手すりなど
障害物を使って競うストリートエリアは国
際大会ができるレベルの設備に刷新。ラン
プエリア、BMXエリアは従来のものより
ジャンプ台の台数、高さともに規模が拡大、
従来よりも幅広いレベルの利用者が楽しめ
るようになった。

園路や芝生広場も新設。8月下旬以降には
カフェや物販などの店舗が開店する。

市の担当者は、「江の島や富士山が一望で
きる、世界に誇れるロケーション。ここか
ら世界的なライダーが育っていけば」と期
待する。

世界に向けた聖地に

スケートボード、BMXフリースタイルと
もに東京五輪から新種目として採用されて
おり、近年盛り上がりを見せている。前身
の施設を拠点に国内トップレベルに成長す
る選手も輩出されつつあり、BMX選手、
溝垣丈司さん(18)もその一人だ。溝垣さ
んは「新しい環境で乗れることがうれしい。
毎日練習してレベルアップしたい」と喜び
を語った。

開園は同日午後1時から。通常の営業時間
は午前10時から午後6時30分。利用料金は
高校生以上400円、小中学生100円、
未就学児は無料。

開業後の問い合わせはムラサキパーク鵠沼
海浜公園店【電話】0466・54・
7801。

遠藤笹窪谷公園
ハナショウブ涼やかに
タウンニュース

鮮やかな大輪を咲かせるハナ
ショウブ(=27日、遠藤)

藤沢市内3大谷戸の1つ、遠藤笹窪谷公園
で夏の訪れを告げるハナショウブが開花し
た。涼し気な紫や白の大輪が来園者の目を
楽しませている。

市の委託を受けた公園愛護会がボランティ
アで管理。地元の中学生らも植え付けに参
加し、2つの畑計約1200平方メートル
に約1800株を植栽している。

開花状況は27日現在で2〜3分咲き。同会
の冨田改さんによると「これからが見頃本
番。週末にはピークを迎えそう」。開園し
た2年前に植え付けた株の花付きが良く、
「今までで一番華やかになると思う」と期
待する。

この日同園を訪れた70代の女性は「素晴ら
しいですね。皆さんの努力の賜物。満開が
楽しみ」とほほ笑んだ。

同園は谷戸底を整備し、2022年7月に
開園。散策路が整備され、豊かな自然環境
を体感できる。

「日本一の海水浴場に」
夏期海岸対策協 開設期間決まる
タウンニュース

夏期海岸対策協議会総会であい
さつする鈴木市長(中央奥)

藤沢市内3海水浴場(片瀬西浜・鵠沼、
片瀬東浜、辻堂)の運営ルールを決める市
夏期海岸対策協議会(鈴木恒夫会長)が28
日、藤沢市役所で開かれた。海の家を運営
する組合や市関係者が開設時間や海水浴エ
リアの使用方法などについて確認した。

開設期間は片瀬西浜・鵠沼と片瀬東浜が
7月1日から9月1日。辻堂が7月13日
から8月31日。開設時間は午前8時から
午後9時まで。片瀬東浜は閉場時間を午後
8時30分から6時に前倒す。

また今年はライフセーバーの救護活動の
搬送経路や視認性を確保するため、救護
所前のエリアをテントなどの設置禁止区
域を設けた。

昨夏は新型コロナウイルスが感染症法上の
5類移行後、制限のない4年ぶりの開場と
なり、ピーク時の9割近い約138万人が
来場。鈴木市長は総会で「昨年は皆さんの
ご協力で安心安全に開設できた。今年も
一致団結して日本一の海水浴場を目指した
い」と述べた。

公設市民運営で20年余 鵠沼郷土資料展示室
「歴史と文化のまち」歩み後世に
「生き字引」内藤喜嗣さんが委員長
勇退、組織体制新たに
タウンニュース

内藤さん(右)と委員長を引き継いだ
柳田さん。今後内藤さんは顧問として
展示室の運営に携わる

「歴史と文化のまち」として発展してきた
鵠沼地区の歩みを20年来、企画展示を通じ
て市民に伝え続けている団体がある。鵠沼
郷土展示室運営委員のメンバーらだ。この
ほど、組織の立ち上げから携わり、「展示
室の生き字引」として組織をけん引してき
た内藤喜嗣さん(88)が運営委員長を勇退
し、新たな組織体制が3月からスタートし
た。世代交代後、地域の歴史研究で得た知
的財産をどう後世に残すか。現在同会が進
める取り組みは、郷土史の伝承に通底する
課題でもある。

同展示室は鵠沼市民センター新館の完成に
合わせ、2003年12月に開設。ボランテ
ィアが運営する公設市民運営の文化施設と
して歴史を重ねてきた。

鵠沼が生んだ世界的画家・長谷川路可、海浜
リゾートとしての変遷、かつて文人や芸術家
が逗留した東屋旅館、サーフィンとビーチス
ポーツ。年1回の企画展では幅広いテーマを
取り上げ、来場者に学びを提供してきた。
そんな展示室の”顔”の一人が、長年郷土史
を研究してきた内藤さんだ。

毎回の企画展は全て手作り。テーマごとに
歴史を掘り下げ、写真や地図を交えて作成
した資料を壁に貼り出す。

内藤さんは郷土研究グループ「鵠沼を語る会」
にも所属。同メンバーで郷土史家だった塩沢務
さんが昭和30年代に他界した際には遺族の了解
を得て資料群「塩沢文庫」の引き取りと資料の
買い戻しに尽力。その後も関係者から預かった
資料は増え続け、保管する本棚の資料数は1万
点以上にもなった。

長年副委員長として運営に携わってきたが、2
年前に委員長だった中島知子さんが高齢で退任
し、委員長に就任。企画展の準備に奔走する熱
量は相変わらずだったが、昨年の春、展示中に
脚立から落下し、3カ月の入院を要する大けが
を負った。

無事復帰はできたが、活動を後世に残すため、
一線から退くことを決意。副委員長だった柳田
敏雄さん(79)にバトンを渡した。柳田さんは
「内藤さんは展示室にとって生き字引のような
存在。蓄積された知識や資料をどう残していく
かが一番の課題」と話す。

郷土史を後世に残すため、写真や地図、これま
での企画展で使用した資料をウェブ上で保管す
る「クラウド化」も数年前から始めた。内藤さ
んは今後も顧問として会に残る。

「気になることを馬鹿みたいに片っ端から調べ
てきた。ここでの活動は私の生きがいですよ」。
そう言ってほほ笑んだ。

       ◇

同展示室では現在、企画展「藤沢市・マイアミ
ビーチ市 姉妹都市提携65周年記念」を開催し
ている。観覧無料。午前10時から午後4時。
月曜休館。

写真や地図など収集した資料が収められた棚。
これまでの企画展のコピーも収蔵しており、総
数は1万点を超えるという
写真や地図など収集した資料が収められた棚。
これまでの企画展のコピーも収蔵しており、
総数は1万点を超えるという

 

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