高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

真夏のお茶会

2023-08-19 08:43:11 | 日記
折形の大先生が入院なさった。 
2ヶ月前の事である。 🏥
音楽会へ行き、転んで右上腕を複雑骨折!🦴

50日間の入院生活を送り、
先日退院なさった。
が、
骨はまだついていないらしい。

それにしても、足の骨折でなくて「不幸中の幸い」 
お年のせいで骨のつきが悪いと思われ、
足だったら確実に歩行困難 → ゆくゆくは寝たきりになっていただろう。😱

“ 人好き・お喋り好き” の大先生。
さぞや退屈なさっていることだろうと、
お煎茶のお点前をご覧いただき、お慰めしたいと思い立つ。

上級クラスの3人の生徒さんに付き合ってもらい、
先生のお宅にお邪魔した。
先生は、
お茶室付きの離れの二間に暮らしている(ようだ)。

いつもの教室は、大きな納屋の2階にある床のスペース。
畳のお部屋をお借りしたい、とお願いすると、
お茶室を空けてくれた。 

お道具を持ち込み、
皆さんにご覧いただけた。
お菓子は、クルーズ旅行の秋田で求めた『生もろこし』。


30分ぐらいのお点前の後、
お三人さんが用意してくれた果物や茶菓子で、お喋りタイム。
何年も教室では一緒に過ごしているが、
うち解けて色々話せたのは、初めて。

夏用の絽の着物を着た。👘
お茶の道具も着物も、母からのものだ。
共に普段は “箪笥の肥やし” 状態にある。
使う機会ができ、母も喜んでくれているだろう。

大先生は、とても喜んでくれた。
思い切ってお尋ねして良かった。 
大先生は、90を過ぎていらっしゃるのに、
本当に以前と変わらぬご様子だった。

で、驚くことがもう一つ。
大先生の話によると、
骨折はコンサートが始まる前のアクシデントであった。
ところが、である。
なんと、大先生はそのままコンサートを楽しまれたと言う。

しかも、
「退院は私が決めて出て来ましたのよ。 

何ともお元気な90歳である。

 🍵🗣🍵 









コメント
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