高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

初体験の船旅

2023-08-07 17:10:00 | 日記
長年の憧れ、金婚式のイベントで企画した船旅。🛳
5泊6日を無事に楽しんできた。

船は思いの外スピードが遅く、
夕方横浜港を出港し、
翌日は終日航行して3日目の朝に秋田港に入港。⚓️

その夜竿灯を見物し、青森に向けて出航。🛳
で、翌朝青森港入港。 ⚓️
夜にねぶた鑑賞し、夜中に出航。🛳
そして34時間かけて横浜に戻ってきた。 ⚓️

5ヶ月前にネットでたまたま「東北夏祭りクルーズ」のツアーを見つけ、👀
迷いながらも仮予約した。
上・中・下のランクで『下の上』だけが申し込み受付中だった。

取り敢えず仮予約し、
もう一度『申し込み画面』に戻ると、
全て『キャンセル待ち』状態に! 
最後の一室だったか?

お高いツアーのせいか、高齢者が多かった。 
船旅に慣れている人たちも大勢いた。 😳
我々夫婦には『一生に一度の贅沢』。

上を見たらきりがないが、
夫婦二人で “贅沢” が出来ることは、幸せなことである。 

夫は “記憶の定着” が出来ず、
なぜここにいるのか?どこへ行くのか?と、不安になり、
船旅を楽しめない事もあった。 

大きな揺れはないが、
エンジンの音などが聞こえ、
夜中に、なんでこんな音がするんだ! 
と、起き出す事もあった。

夕食時、
ちょっと改まった服装で食事をするのだが、
誰が決めたんだ!めんどくさい! 

毎日繰り返される “夫の疑問” 
その都度、なだめすかし機嫌を取り、落ち着かせる。 
この旅で、新たに “お願いする” ことが効果がありそうだと分かる。

私が船旅をしたかったから、
お願い、付き合ってね。 🙏
私がお祭りに行きたいのよ。
お願い、付き合ってくれる?

お願いされ、“男のプライド”(?)を突かれ、
じゃぁ、付き合ってやるか。
って機嫌よく付き合ってくれた。 

ただ、一歩部屋を出ると帰れなくなる、夫。
いつも一緒の行動が必須だった。
一度、先に帰ってていいよ。俺後から帰るから。
って言うから、試しに夫を先頭に部屋に向かった。

まずは別の階をウロウロ。 
階を教えてやり、やっと部屋にたどり着く。
と、ヘアノブをガチャガチャ。 
ノブを壊さないで!カードキーをかざすんだよ。

で、夫は諦めた。 

多分、長旅はこれが最後になるかも。
私の気力が、持たない。 

 🛳⚓️🛳 





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