高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

クルーズの旅3日目ー秋田観光&竿灯祭り

2023-08-11 07:04:00 | にっぽん丸クルーズ
今日は秋田に入港。🛳
今朝もいいお天気。
俺は “晴れ男” だから。


が、しかし、
本日の天気予報は午後から、雨。
ハムモフ、“雨女” だったよね
まあ、取り敢えず朝食を楽しむ。

本日はメインダイニング(一般向け)。
和食セットか洋食バイキングを選べる。🤗


私は和食セット。


夫は洋食バイキングを。


朝食が終わる頃、
遠くに秋田港が見えてきた。
にっぽん丸もタグボートに曳かれ、着岸態勢に入る。




岸壁では『ウェルカムセレモニー』が行われていた。
小・中学生と思しき女の子たちが、
秋田民謡を歌い歓迎してくれた。


ちびっ子民謡歌手で終わりと思いきや、
コンクールで優勝したと言う高校生お姉様、登場。
その歌唱力、半端ない!


夕方の『竿灯祭り』までは、自由行動。
オプショナルツアーに参加する人達は、
4台のバスに乗って出発して行った。🚌

私は、
角館の “武家屋敷” を是非見てみたかった。
チョット調べると、
秋田駅から新幹線で1時間チョットで行けるらしい。🚅

他の観光はいいので、個人的に行くことにした。
秋田港から秋田駅までは車で30分ぐらい。
臨時列車🚃を出してくれるらしいが、出発時間が10時半。

待っている時間が勿体無いので、タクシーを使った。🚕
片道料金が列車の10倍以上。
『時は金なり』ってことで。

秋田駅に着き、予定より2時間前の新幹線に乗れそう。
これでゆっくり観光ができる。
秋田駅から二駅。
券売機で自由席切符を買おうとするが、
なぜか?スッとは買えず。
4、5回やり直しやっとゲット。
後ろで夫がイライラしているのが、分かる。

ホームに降りて行くと、列車が止まっていた。
自由席列車を探すも・・・見つけられない。

取り敢えず列車に乗り、
改めて切符を見てみると、『立ち席』の印字。
自由席って無いんだ・・・

で、またまたよく見ると、👀
『指定席が空いていたら着席できる』とある。
ってことで、
出発後、空き席に着席。

40分ぐらいで大曲駅に到着。
すると乗客がドバッと乗ってきた。
角館までは10分。
デッキで我慢できた。

小さな駅に降り立ち、暑さ半端ない。🥵
歩いて15分位というので、大汗覚悟で歩き出す。
観光地なのに、歩いている人を見かけない。
きっと皆んな観光バスで来るんだろうなぁ。









『角館樺細工伝承館』に私だけ入館。
武家屋敷はしだれ桜が有名。
その時期にまた訪ねて歩いてみたい。


秋田駅に戻る。
今夜行く竿灯祭り。


ナマハゲのディスプレイを見て、
あぁ、秋田にはナマハゲもあった、と気付く。


秋田港までの帰りは市内バスで。🚌
バス停から徒歩15分。
にっぽん丸が見えてきた。
と、仙台から意外と近いんだな。
どうやら夫は、今いた秋田駅を仙台駅と勘違いしたらしい。


冷たい空気が吹き出す船の入り口を入り、ホッとする。
そのままラウンジへ直行し、アフタヌーンティーで一息。
生演奏を聴きながら、少しづつ汗が引いていった。


部屋に帰ってもまだ3時過ぎ。
ツアー客もまだ帰船していず、船内は閑散としていた。
で、いつもは混む大浴場に行ってみることにする。♨️
3階の船尾にあり、眺望バッチリ。👍
入浴者は私一人。
観光の汗をゆっくり流せた。

夫は、一人部屋でお留守番。
風呂に行く前にこんな会話が。🗣
ハムモフと一緒に入れるのか?
そんなわけないよ。
じゃあ行かない。 

実は、夫は大浴場が苦手。
元々お風呂は好きではないのだが、
5、6年前、
ホテルの浴場で自分の脱衣カゴが分からなくなり、
大変な思いをした。

夫のことはそれほど気にせず、自分だけサッパリしてきたら、
ご機嫌斜めの夫がいた。 

これから早めの夕食がある。
誘ってみると、
お腹すいてないから行かない。
完全に拗ねている。

こっちもお腹がすいてきたので、
じゃあ、私一人で行ってくるね。
って部屋を出ちゃった。




デザートまでしっかり食べた。


で、部屋に帰ってみると、
夫がふて寝していた。 😱
俺はお祭りには行かない。
この旅最大のピ〜ンチ‼️

なだめすかすも “火に油” 🔥

結局、夜の混雑するお祭りに、私一人にしないで欲しい、と懇願。
夫は渋々ながら出かける支度をし出した。 

会場に向かうバスの中では、超〜不機嫌。
「俺に構うな!」状態。 
関係改善は、ハプニングからだった。

混雑する会場付近で、私が迷子になりかけた。
夫は文句を言いつつエスコートしてくれるようになった。

バスを降り、桟敷席までは徒歩10分ぐらい。
にっぽん丸のスタッフさんがはっぴ姿で誘導してくれた。


桟敷に落ち着いた頃には、この機嫌の良さに戻った。


いよいよ笛や太鼓の音とともに竿灯が引き出される。

小学生くらいの担ぎ手もいて、驚く。


いよいよ持ち上げ。


「どっこいしょ!どっこいしょ!」の掛け声で担ぎ手に声援を送る。


竿を継ぎ足し、高く持ち上げる。


ちびっ子も大いに頑張った。


秋田の子供達は、小さい頃から練習をし、
毎年祭りを心待ちにしているのだろう。
小学生は倒すこともあるが、
手で上げ、額に乗せ、肩に担ぎ、腰にまで挑戦していた。

こちらも、手を叩き声を張り上げ、一緒に祭りを楽しんだ。
驚くことに、竿灯が派手に倒れてもロウソクの火は殆ど消えなかった。
一度、そのロウソクが一瞬で消えたことがあった。
竿の受け渡しに失敗し、竿灯が垂直に落ちた(倒れなかった)。
竿が地面に当たった瞬間、全部の灯りが消えた。😳

「夕方から雨」の予報は完全に外れ、“晴れ男” の勝ち。

船に帰り、夜食をいただく。
私は軽くデザートのみ。


夕食を食べていない夫は、焼きそばをお代わりして食べた。
えっ?これ2回目だっけ?
はい、はい、いっぱい食べてくださいな。


10時過ぎに秋田港を出港。🛳
船内案内が流れ、デッキに出てみると、
「ナマハゲ太鼓」のお見送りセレモニー。
遅くまでありがとうございます。


今夜は、汗かき日で洗濯タイム。
クーラーの吹き出し口に掛けていたら、
一晩で乾いた。 


このグッドな物干し場。
夫は気になるらしく、
ちょっと目を離すと、壁際に掛け直されている。

何故ここにかけるか説明し、掛け直す。
夫も納得したはずが、またまた壁際に。
ごめん、ゴメン、そうだったね。
これを4階繰り返し、夫が先に寝て終了。

    



コメント (2)
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