50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

日本のものづくり・・

2012-06-01 20:33:35 | 仕事
今日は仕事で

お客さんのところに行ってきました

そこでいろんな話をさせていただいたのですが

今の日本の中小の製造業が生き残るうえで

「こんな人材が必要になっている」という話の内容が

「なるほどね~」と思える内容でしたので

ご紹介します。


要はお客様の要望に合わせて物を作っていくことができる

知識を有した営業マンが必要になっているというなのですが


モノを売るというよりは

お客様の要望に合わせて物を作る、改造するということができる対応力が

必要になっているということ。

お客様の要望を聞きながらそれをどうすればできるのかを考えつつ

その作り方を考えて段取りをくんで

商談を進めていくみたいな・・

そういう営業力が

今後のモノづくり企業に必要だという話です。

確かに言われてみればその通り・・


非常に納得・・

しかしこういう人材を育成するにはどうすればよいのか??

こういう提案力を持った人材は現場のモノづくりのノウハウを持っていないと

まず無理です。

ところが今の日本の学校制度で考えると

大学ではほとんどモノづくりの実習がなく

理論ベースでの工学教育になってしまいます。

現場を知らない頭でっかちの技術者になってしまうのですね・・

そういう意味ではモノづくりの現場を知らないと

こういうスキルを有することは無理なのですが

大学の工学部卒を現場に入れておくと多分ほとんどの

若者がすぐにやめてしまいます。

これはこれで昔みたいに体で覚えろ!!

みたいな話で納得するような時代ではありませんから

早期離職につながるのはある意味当然の話です。

モノづくりの現場の技能やスキルを身に着けることが

自分のキャリアにとってどれだけ有効なことかという部分に

対するモチベーションを高める施策が必要だと思います。

どうすればよいか??

しばらく考えてみたいと思います・・・


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