50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

競合から協調へ

2011-10-28 09:23:15 | 時事ネタ
競争から協調へ

最近の家電の状況を見ているともはや
日本製が一番とは言えない状況になっているように感じます。

日本の電機メーカーはガラパゴスな日本市場にでの
ニッチな競争に明け暮れている間にグローバルマーケットから
脱落してしまったよなに感じます。

もはやグローバルマーケットでのシャアを奪い返すことは
おそらく無理、致命的な二つの課題を抱えてしまっている
と思います。

一つは価格、シャアを取るには低価格帯を抑えないと
いけませんが日本でものづくりしている限り
絶対に無理!

もう一つはマーケティング下手!
日本人はおそらく感性が細かすぎて
グローバルにはどーでもよいところにこだわりすぎて
そのためにコストアップを招き
国際競争力をおとしていると思います。

日本人特有の感性はポップカルチャーやアニメの分野で
世界に通用しているので全くだめではありませんが
あくまでニッチなマーケット狙いの感性です。
ぶっちゃけ無くても生きていけるような
商品分野でのみ威力があると思います。

では今後の日本のものづくりの生きる道は?

一つはマスマーケットコンシューマー商品からは
手を引く、ここは韓国中国メーカーにお任せし
コアデバイスを彼らに供給する側にまわる、

もう一つは富裕層、あるいは特定ユーザー向けの
マニアックで高品位なエンドユーザ商品に特化した
ものづくりにこだわる。

この二つが有効では?と思います。

そして中国、韓国メーカーとは競合ではなく協調し
連携してグローバルマーケットを抑える。

そういう時代にはいってきているように感じます。

グローバル化が進むこれからの時代では
No1を目指すことは難しいという気がします。
この分野では代わりがいないというonly1
を志向することが重要ではと思います。

ただonly1は自己認知では単なる独りよがり、
ここは彼しかいないよね~
みたいな他者認知でのonly1が大事でしょうね、

日本って自国民にはあまりそういう自覚がないのですが
世界の他の国の人からはonly1の国という見られ方を
されていると思います。

政治家も私たちもその辺りの意識を強くもつことが
大事なようにも感じます。

東京移動中の車中より
iPadにて

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全日本スキー連盟オフィシャルブック2012年 (へたよこおやじ)
2011-10-29 08:27:06
ども。お久しぶりです。
いつもお忙しそうですね~。
本日はスキー関連の話題を。
武術系のとあるサイトで見つけました。
新しい理論が『全日本スキー連盟オフィシャルブック2012年』に提示された、ということらしいです。
次のようなことが書かれているようです。

(以下引用)
(3)体幹主導
重力を活用する身体運動は、人類が進化の過程で忘れかけている脊椎系の運動、つまり「末端」からではなく「体幹」からの運動が認識されなければならない。

この身体運動は、「カカトを踏んで膝を抜く」という動きが有効であるとされる。この「膝抜き」は、膝関節が単独で、または主導的に行われるものではなく、かならず股関節の運動に導かれるべきものである。

そして、この股関節の運動は、肩甲骨の周辺の筋肉(インナーマッスル)を緩めることによってスムーズに遂行される。

このことは、脊椎を含め肩甲骨が骨盤と連携を保ち、脚の運動が導かれることを示している。つまり、高度な身体運動の源となる体幹の機能の重要性が示唆されている。

 体幹主導の身体運動は、体幹を緩め、体幹から動く(重心移動する)もっとも優れた脊椎系の運動制御である。前述した二軸運動意識も、体幹主導の運動制御に支えられている。

このように考えてくると、身体はすべてがつながっていて、それらの働きはお互いに影響し合い、身体の一部だけを局所的に使って運動することはほとんどないことが理解される。
(引用以上)

先入観を持たずに読めば、古武術の理論と思ってしまいます。
こうした身体使いは、現代の剣道や柔道などからは「完全に」失われてしまいました。私も居合などの武術稽古で追い求めているのはそういう身体操法ですが、剣道連盟が主導するスポーツ化した「現代居合」でもほぼ完全に失われています。
わずかに、新陰流などの古武術の中で伝えられるばかりです。

それが「スキー」で今「オフィシャル」に取り上げられているとは!
柔道や剣道は何をやってるのだ!・・・と、激しく落胆しかつ憤っている今朝のおやじであります。

「スキーのことなら40オヤジ殿へ」と思い、コメントいたしました。

長々と失礼いたしました。
ではまた。
返信する
Unknown (40オヤジ)
2011-10-29 08:56:33
コメントありがとうございます。
これですね、、、
微妙な部分がありまして
というのは実践できている人がいないんです。

頭でっかちの方が理論的に提唱していらっしゃいますが
なんせ手本がないので
現場は大混乱・・・・
理屈はその通りだと思うけどじゃあどうすればいいの?

という問いかけに
考えたえらい人は
わかったようなわからないような話をして
ぶれまくって
さらにはちょっとでも否定的なことを言おうもんなら
俺を敵に回してこの業界で飯を食えると思よな~
みたいな感じで脅すもんですから
めちゃくちゃ雰囲気悪くなっています。

こまったもんです。
返信する
Unknown (へたよこおやじ)
2011-10-29 10:42:17
なるほど・・・現場ではいろいろあるんですね~。
けど、出来る出来ない、遣える遣えないは別にして、いろいろと試行錯誤するその姿勢は素晴らしいと思います。
ある意味、うらやましいですよ~。

ところが権威にアグラをかいた(現代)武道界ときたらまったく・・・あああ、いかんいかん。
グチが止まらなくなっちまいます(汗)。
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