50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

女子モーグル

2006-02-12 10:17:37 | 時事ネタ
女子モーグルが終わしました・・・

期待の上村愛子は5位。残念でした。・・
エアーは素人的には大きなミスがなかったように見えたのですが
エアーを決めてもおそらく優勝争いには絡めなくて
ビックパフォーマンスが決まって初めてメダル争いに届くだろうと
思っていたのでまあ個人的には予想していた結果なのですが・・
エアーが決まればメダルが取れると騒いでいた日本のマスコミは
何を根拠にそんなに騒いでいるのか今になって考えるとなんか変な気がします・・

眠い目をこすって決勝をライブで見ていたのですが
メダリストたちはターンの質が高かったように思います。
具体的にはコブの中でもしっかりトップを下におとし、雪面に板を張り付かせて
カービングできていました。上村のすべりは若干テールスライドが入って
おりその分スビードと積極性に欠けていたように思います。

こぶの中でカービングするには切り替えでスキーのトップ部分にウェートをかけねば
ならず、つまりはすばやく積極的に体を落下させてゆかねばならないのですが
上村愛子はほんのわずかですがこの切り替えのタイミングが遅かったように
思います。

今回のモーグル会場は人口雪で加えてナイターだったので雪が相当固かったために
ターンの技術が問われる傾向(しっかりターンしながらハイスピードで滑りおりる)
があったようです。ジャッジスポーツなので絶対的な基準で順位が決まるないのですが
この点も彼女には運がなかったといえるでしょう。(たとえば雪がやわらかいバーンだと
ターンのレベル差がつきにくく、そうなるとエアーの完成度で勝負がきまる)

厳しい見方をすると日本のコーチ陣が今回のコースでの勝負のあやを何処まで正確に
読んでいたかに疑問が残ります。
予選が終わった段階でジャッジの評価傾向が見えていたはずなので
本気でメダルをとりに行くなら決勝はいちがばちかの大勝負をかけるべきあったとか
おそらくW-CUPでも同様のジャッジの傾向の試合はあったはずなので
こういう試合でどう対応するかのオプションをいくつか用意しておくとかの
事前対策をしておくとか・・

まあ蛇足ですが、例によって日本人にメダルをとらせないために微妙なルール改正を
仕掛けてきている気もするのですが・・