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公立小学生と国語 2023年・夏

2023-07-21 16:08:08 | 公立校の学習法・過去記事
中学受験の国語の問題文は難しいです。

現代文講師・出口汪氏は、「問題文だけみると、
どちらが中学受験の問題でどちらが大学受験か
わからないほどである。」と述べています。

国語は、語彙と論理の2本の柱からなっています。

論理のほうは、開始できる年齢に個人差があります。

まだ論理を理解するには未熟なのに、
無理に「ふくしま式」や「出口式」などを押し付けると、
論理が身につかないばかりか、苦手意識や勉強嫌いを
作ってしまいます。

出口氏は、「論理が身につかないうちは、基礎知識を
蓄積するのは有効」と述べ、「基礎知識から論理へ」
としています。

基礎知識、すなわち漢字などの語彙は大事です。

よねの街の塾の先生は、ブログに、「漢字検定の級で、
およその学力がわかる」と書きました。
例えば、漢字検定6級で躓く子は、相当する小学5年の
学習内容に躓きがある、国語だけでなく、他の科目も、
としています。

子どもの漢字能力を測る方法として、一番簡単なのは、
「徹底反復漢字プリント」(小学館)の巻末、
「力だめし」を解くことです。
半分、間違えた学年が、戻るべき学年です。
市販のドリルを買ってきてやらせましょう。

小学6年が、小3の漢字ドリルを行うのは、
恥ずかしいことではありません。
当ブログでは、「やり直す勇気」と呼んでいます。


学年相当の漢字が身についている場合は、
語彙の教材を行います。

低学年・中学年なら、
「マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000」
高学年なら、
中学受験向けの漢字・語彙の問題集が良いでしょう。


いっぽう、論理ですが、1冊目は、

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集
[小学生版ベーシック]


小学校1~3年向け、と書いてありますが、
公立小学校高学年~公立中学生、に向いているが、
よねの評価です。

その後は、「ふくしま式」を続けてもよし、
「出口式はじめての論理国語」にいってもよいです。


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