男子400mリレーで見事銅メダル。
戦後のオリンピックトラック競技での初メダル、感動的でした。
1928年アムステルダム大会女子800メートルで人見絹枝が銀メダルを獲得して以来80年ぶりだそうです。
2008(北京)ジャマイカ37秒10
日本(3位)38秒15(塚原、末續、高平、朝原)
2004(アテネ)イギリス38秒07
日本(4位)38秒49(土江、末続、高平、朝原)
それぞれが100mを10秒で走っても、単純合計すれば4人で40秒。
一般にリレーと個々のベスト持ち記録の差が2秒50を上回ると「うまい」と評価されるとか。
バトン渡しという「技」がさえた結果です。
「バトン渡しの際に感情的になって失敗することが多い。
集中、緊張しながらバトンゾーンで冷静でいられるのが(日本の)強みだ」と、レース後朝原選手は話したようです。
各選手とも陸上競技の先人達に感謝の言葉がささげられましたが、解説者が補欠の斎藤仁志選手のことに触れられたのが印象に残りました。
斎藤選手(筑波大)はまだ21歳、
今年の日本選手権男子200mで2位(1位高平、3位末続)
朝原選手が引退したら次を担うだろうし、今後が楽しみです。
補欠といえば、女子マラソン。
「選手団全体の定員超過」により補欠の森本友選手は登録解除されていたそうです。
かつての冬のトリノオリンピックも、選手よりも役員のほうが多かったんですよね。
どんな業界でも、次に繋がるバトンパスはものすごく大事です。