デルタフォースって何?
と思われる方多いことでしょう。
当店の関係者と会計事務所ぐらいしか認識してないと思います。
質オザサの並びで併設している販売店舗「デルタフォース」は
7月末日をもって閉店させていただきます。
質店は通常通り営業続けます。
相変わりませずご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
少し前の記事で閉店告知はすでにしましたが、
きちんとお知らせするにあたり、あえて「終焉」ということばを選びました。
「終」という字は「おわる」「おえる」
「最後となる、完了する」「尽きる、なくなる」「死ぬ」といった意味。
そこに「焉」という字を添えることで、「ここに」の意が加わるそうです。
元々は漢文の助字として使われていた「焉」
漢字の前に置くことで、疑問または反語を表し、
様子を表す語や文の終わりに置くことで語調を整えたり、また断定を意を表す。
さらには「ここに」の意味を添える助字としても用いられています。
あえて
「終焉」 ここに終わる
ご近所の方もご利用頂いてるお客様も、ほとんどの方は
「デルタフォース」という店名は何それ、意識にのぼってないことでしょう。
みなさん、「オザサ」で買った、売ったという認識であろうと思います。
デルタフォースは1999年6月に開店しましたのでまる20年が過ぎました。
なぜこの店名にしたのか。
近江商人の三方よしの思いも込められています。
まだまだ使えるいいお品があったとして
それを商品として提供してくださる、売ってよし。
それを買って使ってくださる、買ってよし。
また陽の目を見ることができた品物も喜ぶだろうと、リユースをお繋ぎする。
商品として商わせてくださってありがとう。
この3つのありがとう。
3つの力がうまくかみ合ってこの店が成り立っていました。
デルタフォース
でも時代は流れ、この20年の変容は大きなものがありました。
3つの力の微妙な拮抗が崩れたら、バランス狂ったらもう終焉なんだと。
もうわたしどもの役割は終えていいんだと思えました。
日曜日に、シチリア州旗の「トリナクリア」を目にしました。
そして思い出しました。
アメリカの陸軍の特殊部隊はグリーンベレーが有名ですが、
知る人ぞ知るデルタフォースという部隊があるそうです。
その部隊名の名前由来に、昔は、「女の股の力」なんてのもヒットしましたが今は出てきません。
販売店を開けた1999年、私と娘と従業員のエミちゃんと3人の女性。
わぁ~3人の女性で、そのまんまデルタフォースやと思ったものでした。
あれから紆余曲折を経て
たった一人私だけが残ったのが2011年春。
それからすでに8年が経ってた。
まる20年、よう頑張りました^^
長らくご愛顧賜りありがとうございました。
しつこいようですが、質店はまだ営業続けます。
いつまでかはわかりません・・・