goo blog サービス終了のお知らせ 

枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

晴天に集う・・・

2014年05月11日 | Weblog

 娘も息子も同じ月の生まれで、恒例となっている誕生日会は、いつもの如く母の日と重なる。嫁には予め話していたので、野菜苗をもらう。色々と種類があるのが愉しみ。何よりも、無農薬で作れるのがいい。西瓜も買っておくかな。出来栄えはさて置き、庭を見渡してみる。

 芋蔓を植えておく。嫁と孫とで、空いている箇所に横たえる。土を被せて水を遣る。隣人が草取りをしているので、ドクダミをもらえないかと断る。まあ、所有者の物ではあるが、薬草にまでは用いないらしい。尤も、根槐が必要なので、時期は寒中だが、黙っては採れないよ。

 瓜や、メロンが伸びてきたら、枇杷葉に絡ませようと、プランターを根元に置いた。トマトと胡瓜は支柱が要るので立て置く。ピーマンは下の孫の好物とかで、我が家に植えておくそうだ。井原西鶴ではないが、花と実を楽しめ、収穫できる物は張りがある。水遣りは忘れない。

 茄子を植えた時には、カメムシのオンパレードに仰天した。水遣りが足らなかったものか、実は硬く難儀であった。土は湿り気があるのがいい。孫等がせっせとしてくれた麦踏で、元気に育っていることを見せた。はだしのゲンだよ、に静かに頷いていた。戦争はいけないこと。

 手巻き寿しも片付き、紅茶を淹れて飲む。団欒の一時は経つのが速い。2時間ほどを過ごして帰って行った。3連休も早く過ぎた。しなけらばならないことは略できたので、ほっとする。そろそろ炬燵も上げねば。梅雨時期が寒くて長雨というのは、百足が多いのかもしれない。

 体調に気をつけ、疲労を溜めないようにしなければ、と思うが現実は厳しい。枇杷葉での手あてをしつつ、現状維持を保とう。右の肩が痛く、我慢できずに灸をし、その後枇杷葉の焼酎漬けを乗せる。痺れた感覚があり、腫れているのがわかる。無理のできない年齢かな。

 はり灸さんが近くであったなら、と少々思わぬでもない。1年に1回では無理からぬ治療だが、それも致し方ない。心労が重なると、多々弊害も起きる。根気佳く、枇杷葉での治療を続けることで、何とかやっていくしかない。気負わないことも大切だろう。焦らないことだ。

 寒い時期には大気が澄むので、滅法星が美しく観える。寒いのは我慢して、瞬く宇宙を観上げる。星の囁きが聴こえる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェンスの蔦刈り。

2014年05月10日 | Weblog

 午前中は布団干しと洗濯、その後野菜を買いに行き、帰宅してからは、フェンスの外の草抜きをする。蔦が繁っているのも気になり、鎌で刈る。夏らしくさっぱりと刈り上げておく。木香バラが伸びているのを、フェンスに絡ませ、大豆と芋を植える手筈をした。

 リナリアがそろそろ終わりかけ、朝顔の芽が覗いてきた。麦の穂も小さいながら育っており、熟れるのを待つばかり。来月の草刈には出られず、今度の休みには、市内まで行く用事で、3連休の今回しかない。草刈機で刈るのは好かないため、手刈りです。

 青空市に芋苗があり、10本1組で売っている。暫く考えたが、収穫できればしめたもの。孫等も手伝ってくれるだろうとの魂胆。消費税が8%になって、幾ら倹約しても追っかない。まあ自分地で食べる分だから、遣ってみることにした。畑がないからなぁ・・・。

 百日紅の、昨年の枯れた箇所を切る。薔薇も、毛虫に齧られた箇所は切り、新芽が出るようにする。セージの赤が鮮やかに咲き、ベゴニアの挿し芽をした。梔子が新芽を出し始めたので、枯れたところを伐った。枇杷葉の芽に、毛虫がついているのを捕る。

 ナルニア国、最後の戦いに入る。図書館で借りた本も読まねばならず、時間を無駄にはできない。三国志四巻・文庫を買う。明日は、恒例の誕生日会と、母の日。いったいどっちが主体か分からない集まり。お馴染みの手巻き寿しで、何時もの具が並ぶ。

 左手の親指の皸が治らず、かかりつけの小児科に行って、痛痒さは治まった。それにしても、洗剤がここまで皮膚を刺激するとは。文明が進み、科学が進歩した結果が、こういった弊害に通じるのだ。原発の再稼動に反対する理由、核のゴミを捻出するから。

 原発が安心でき、且つ安全と言うなら、自分地の隣に建てたらどうか?何処の原発立地にも、都会の中心というのはない。可笑しいではないか?自然エネルギーでの節約・倹約を行えば、電気は足りる。儲けようとするから、原発を作動させようとするんだ。

 旧暦の睦月。観あげた夜空の美しさは、何にも優る。自然を畏怖し、その恩恵を戴いていれば、体の調子も崩れが少ない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種、苗を買う。

2014年05月09日 | Weblog

 午前中に、出かけておきたく、いつも通りに起きた。新聞を読んでいたら、10時半である。洗剤に手が荒れて痒く、小児科を受診。次にクリーニングを取りに、その後銀行に寄り、花苗店でメロン、瓜、唐辛子の苗、鉈豆の種を求める。白いカーネーションがない。

 別の花苗店にあり、買って帰る。母のお茶湯に供える。昼時だったが、苗を植えてしまう。綿の種と鶏頭を蒔く。出窓を片付け、鉢を外に出し、掃除をする。ベゴニアの挿し芽も済ませ、やっと昼食を戴く。布団を仕舞い、洗濯物を取り込んだ。珈琲を淹れ飲む。

 田舎の事情は、何処に行くのも自家用車で、歩くのが健康にいいとは言え、日盛りをてくてく歩く者はいない。或いは自転車が速い。体力さえあれば、それもいいが、二重の負担になる。燃料費が高く、節約の日々なので、ルートを考えて上手く買い物を済ます。

 パッションフルーツ、昨年購入したが、花が咲かず枯れた。これは暖かい地方向き。従って、無難にできる物にした訳だが、西瓜も魅力がある。駐車場を畑にするかな。揚羽蝶の幼虫か、柑橘類の葉にいる。麝香揚羽だろうか?いや、この時期には羽化する?

 ネットで調べたら、揚羽蝶の幼虫だ。それも色んな種類がいる。見た目には、不気味でグロテスク。とても美しい揚羽蝶に、なるとは思えない。複雑な気分だが、我が家に蝶道があることを考えれば、卵が孵化し、幼虫が蛹になって蝶になるのは紛れもない。

 庭をゆっくりと見ていたら、茂木枇杷に青い実がある。1枝袋を掛け忘れている。3粒あった。そんなこんなで、30粒くらいはありそう。6月の下旬から7月上旬での収穫。サンタ枇杷葉は、今年は生っていない。今年、花芽が咲いた時点で、袋をかけておくかな。

 ナルニア国。魔術師のおいを半分読む。アスランがナルニアを作り終えたところ。制作費が膨大にかかるから、途中で止めたものらしいが、残念でならない。尤も、原作とは異なる箇所が多くて、がっかりもしている。原作に忠実な出来は期待してはならない。

 リエさんからもらった365日の話。短い話なのに、内容が詰っていて面白い。同時に、今日が何の日か直ぐにわかる。節約と倹約はするが、本代と珈琲はケチらない。と言っても以前と変わらないだけ。外出を減らし、物作りと手作りをしよう。朝顔の芽が出た。

 この時期には、たくさんの花芽がついていた。寒さに弱く、自然のままにすると枯れる。頃合いが難しい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気温低下に・・・

2014年05月08日 | Weblog

 暖かくなると期待していたのが、朝夕の冷え込みに戸惑う。冬物に替えるべく、用意をしていたが、再び着込む。じっとしていれば寒く、換気をしようものなら震える。外の方が暖かい。不穏な天気に、何かを思ってしまう。空梅雨か或いは、長雨になるか。

 明日から3連休となる。同じ日には休みは取れないので、換わり合うしかない。介護の仕事は、本人の容量でもあるので、そこを超えると負担が増す。また、巧く遣ろうとしても同じで、傍に添うことが途轍もなく圧し掛かる。人間同士だから、難しいのだろう。

 Aさんの誕生日なので、電話を入れたが応答なし。何処かに出掛けられているやも知れず。我が家の薔薇が、もうちょっと咲かない。真紅でとても美しい。木香バラは、満開になって、そこら中に匂いを振り撒く。枇杷葉の葉の緑と対照で、白色がきれいだ。

 フリージアは、黄色、濃い桃色、白色、紫色、赤色が咲いた。来年のことは言えないが、毎年咲いてくれるのもある。緑の濃淡の中にあって其々、きれいである。セージの赤色も映える枇杷葉に、暫し眼をやる。ありゃ、毛虫が居た!林檎の花が、とほほ。

 紫ランが、桃色と白色を咲かせてきた。殖えているらしく、鉢に一杯になっている。庭の片隅には蔦が絡まり、桃色の薔薇が揺れる。芍薬も蕾が膨らんできた。一転俄かに掻き曇り、雷が鳴り光が炸裂する夕空。水遣りをしなくて良いが、桑原・桑原だよ。

 明日は、鉈豆の種を買いに、ついでに花苗も求めよう。胡瓜とメロンも植えるかな?グリーンカーテンにするのもいい。プランターで育つようにしよう。布団を干すから、車庫の方がいいかな。どんどん畑になっていくが、収穫の愉しみが増えるのもうれしい。

 建国記念日に見あげた宇宙。月と木星の輝きに、眼は釘付けになり、心を奪われるようだった。春とは言え、大気は澄んでいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上弦・小潮、新緑萌える。

2014年05月07日 | Weblog

 眼に青葉、山時鳥、初鰹の季節。枇杷葉の新芽に、イラが見えるので、捕っていく。白枇杷の新芽も齧っている。何気なしに、眼をやると青い実が見えた。先日、袋かけを見落としていた。4枝あり、10粒ばかりが付いている。貴重な白枇杷に、そっと袋をかけた。

 藤の花も、日陰にあたる場所のは、未だ咲いていない。太陽の恵みのありがたさに、桐が綻んできた。栴檀も葉をつけ、じっくりと準備をしている。クリスマスローズの零れ種が、たくさん芽を出している。芍薬も、随分と葉を繁らせている。新緑萌えいずる頃である。

 我が家には、蝶道があるらしい。午前と午後に、黄たて揚羽と、黒揚羽が必ず通る。然し、携帯では動きが速過ぎて撮れない。動画にすればいいのだが、何時も後で気づく。あの美しい羽色の輝きは、ほんとうにうっとりするもの。自然からの贈り物に感謝するのみ。

 ナルニア国。馬と少年を終える。毎晩の愉しみに読むので、遅々として進まないが、確実に読破している。子どもの頃には、読めなかったので、還暦を過ぎての面白さに、すっかり填まってしまった。貧乏であったことも、本を買えなかったことも、決して恥ではない。

 スズランが一斉に咲き始めた。と言っても、日本のではなく、ドイツスズランで、南側のはそろそろ終わり、玄関脇のに転じている。此処はドクダミや、夏枯草がぎっしりあり、スズランは家の際を埋めている。その繁殖力に驚きつつ、国内産のは咲いても消えてしまう。

 きらん草が急に殖え、麦も青い穂を風に揺らす。林檎、李、西洋李、かなり大きくなったが、実は難しい。しーちゃんちのアーモンドの花、可憐に咲いていたけど、実が生るって。お隣には枇杷葉とアケビがあった。何かで繋がっていることに感激。声かけているかな。

 リエさんに送った山菜で、どれもよろこんでもらったけど、蕨が太くて軟らかかったと言われ、選んでおいてよかった。とうれしく、祖母が生前していたことを、覚えていたことに感謝。差し上げるのは佳い物を、家で食べるのには、残り物で充分と話していたことだった。

 金星。冬の宇宙に輝くさまには、燦然としたきらめきがあるもの。寒ささえ我慢すれば、素晴しい天体ショー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休、最終日

2014年05月06日 | Weblog

 長かった連休である。何処かに出かける心算はないが、それなりにハードな勤務。何とか無事に果たせて、安堵している。都心の方では、地震があったようで、津波が来なかったのは幸いだろう。然しそういった自然災害の余波は、いつ何時襲いかかってくるやも。

 はり灸さんでの治療が効いたのか、肩凝りの重だるさが軽減している。カチカチのコリコリになった肩が、鍼を打ったことによって、痛みが消え、軟らかさが戻った。呼吸ができないくらいになっていたのが、深呼吸できる。背中が軋んでいたのが取れ、首が回りだした。

 誰かの為にはできるが、自分の体は相当に時間がかかる。おまけに後回しになるから、にっちもさっちもならない按配になる。鍼は苦手だが、はり灸さんは信頼できる。本来は、1ヶ月に1度は行きたい。金銭的な余裕があれば、通院したいもの。ちょっと遠いのが難だ。

 苗を買って来たトマトが、黄色い花を咲かせている。普通の大きさのトマトで、噛り付きたい。子ども頃に食べたトマトの味は、今では味わえない。癖があるし、立ち枯れが出るし、カメムシが集る。塩を握って、トマトを噛る醍醐味は、何とも言えない。夏が愉しみでもある。

 まくわうりや、西瓜も、祖母が作ってくれていた頃が懐かしい。麦わらを敷いて、ピンポン玉くらいで立て札をする。そこに日付を書く。畑で熟れた西瓜を、井戸水で冷やす。あの旨さは、何処を探しても見つからない。まくわうりの黄金色は、黄金虫の金俵のようでもあった。

 祖母が居て、父母の姿があった、あの田舎の暮らしに、楽しい思い出は少ない筈なのに、鮮明に覚えているのは何故だろう。着る物も、食べる物も充分ではなかったし、我儘が通ることでもなかった。今は、自分で自由にでき、可能なことばかりなのに、古里が浮かぶ。

 北側になるが、正しくは北東方向。これに苞が付いたのは、9年経ってからで、まさか白枇杷とは気づかなかった。南側に置いていた時には、新芽は日焼けで全滅し、育たなかった。鉢植えだったので、もしやと移動させた。始めから植えていた傍に、持って行き落ち着く。

 白枇杷。今年の立春過ぎから、苞が綻んで咲き始めた。不思議なこともあるもので、毎朝声をかけて行く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こどもの日、立夏

2014年05月05日 | Weblog

 太陽の光熱いよいよ強く、夏の気立ちがのぼる。と云う意で、立夏と言われる。毎年、五月六日頃である。然し、何という寒さであろう。肌寒い等ではない。震え上がるじゃないの。この時期の霜に注意とはよく言ったものだ。セーターを着込む。

 こどもの日と、端午の節句とは時期的には、約1ヶ月は異なる。旧暦では現在卯月。従って、皐月は、来月になってからだ。甍の波で唄われる景色は、ちょっと当て嵌まらない。何かと言えば、早く速くと急かす。のんびりと行けば、愉しいんだが。

 人間、年を重ねれば、何処かしら悪くなり、故障が起きるもの。取り替えたり、補強をしたりは極力したくない。死にたくはないが、毎日幾らかは近づいているのだ。検査をしても、治療にしても、自然に任せたのがいい。為すがままよ。バカボンだ。

 今回の4連休は仕事である。厭、休めなかったと言うのが実情。まあ、図書館は休館だし、借りた本はあるし、ナルニア国も読まねば。予約をかけた書籍も、随時届くので退屈はしない。枇杷葉の袋かけも済ました。新芽を毛虫に齧られておる。

 スズランと、フリージアが可憐。木香バラも、フェンスに絡まって見事。車庫の上を覆う勢いに魂げて伐ったが、歩道側のフェンスへと押しやった。蔦の緑と、白い花が対照的。蔓バラの思ったのがなかった。然し、意外と綺麗な咲きようで見惚れる。

 インスタントの赤飯。前回失敗した要因は、裏のレシピ通りに作ったこと。長年の感で言えば、微妙な水加減は、手の踝が基準。その遣り方でしたら、ふっくらと美味しく出来た。若い職員が団子が固まらないと言う。目分量と手加減が大切なの。

 そうそう、蕨を湯がく方法も、重曹も灰もなくてもできる。って、現代農業4月号にあったよ。ドクダミジュースも、イタドリドリンクも、身近にあれば遣ってみて。体のためにいいし、元手は安い。ちょっとした手間隙が必要ではあるが、無添加物だよ。

 長期保存が必要なのではない。旬の季節にこそ味わえる、その醍醐味を満喫しては如何。イタドリは、解熱効果があり、塩付けにしたりも出きる。日本には、長期保存に塩を使うが、戴く時に、辛くない塩出しをしたい。研究してみる価値がある。

 立春過ぎの宵。まだまだ寒さの残る宇宙だが、心持、やさしく感じるのは何故だろう?蟹座、獅子座、ふたご座、牡牛座が宇宙にかかる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みどりの日、目に青葉・・・

2014年05月04日 | Weblog

 新緑の美しい、眩いばかりの季節になった。立春過ぎに降った、雪の頃には焦がれた春が、一足飛びに初夏となる気温だ。窓を開けていると、そよ風が入ってくる。清々しさに深呼吸をして眼をやれば、山並みは眩しく光る。風薫る中に泳ぐ鯉幟。

 近くの友人と出掛けるのは、例年バラ園と笹百合の咲く場所で、この日ばかりは、てくてく歩く。県の保護センターなので、整備もされてはいるが、遭遇しないとは限らない。用心に越したこともない。いや、爬虫類の出現に、それなりの格好で行く。

 先日は、どでかい百足を2匹捕った。百足は、夫婦仲が良いとかで、必ずつがいで出る。今年の奴は2匹とも大きかった。トイレと洗面所での捕獲。お釈迦さまに致しました。外に放っていたら姿を消した。鳶に食べられたか?厭、刺されないで幸。

 百足にも蜂にも、刺されたら枇杷葉酒だ。病院に行けば、薬は出るが、あの半端でない痒みと痛さは、相当なもので、我慢の限度を超える。タオルにたっぷり浸しておいて、患部に乗せる。痛さも痒みも、何時しか消える。腫れもたちまちに引く。

 毛虫の中にも、チャドク蛾のようなものもいるから、素手では触らないのがいい。もし触ったら、枇杷葉酒に直ぐ指を入れ、腫れないようにする。チリチリしたり、酷いとズキズキする。枇杷葉の生葉を採って、束子で擦って洗い、焼酎に漬けるのだ。

 枇杷葉の生葉は、硬くてごわごわした物で、できれば10月以降に採りたい。新緑の美しい時期には、できれば止めておきたい。どうしてもするなら、新芽は絶対に採らないこと。採った生葉は、葉先と軸を切り、35℃以上の焼酎に漬けることが肝要。

 医者要らず、無憂扇、大薬王樹とも呼ばれる所以です。血流をよくするので、心臓の働きを促し、錆びついた箇所を、修復していく。その過程はじんわりと緩やかにされるため、気づかぬことが間々あり、いつの間にか、体力や気力が回復していく。

 そろそろ店頭には、九州の茂木を始めとする、路地物が出回っています。産地直送の物がありますから、旅のお供に求められては?その際、決して種を捨てないように!枇杷酒を作りましょう。民間療法ですので、売買は禁じれています。家庭用。

 ピンク猫柳が、何時しか普通のねこやなぎになった。騙される方が悪く、ねこやなぎに罪はない。商魂逞しいのだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法記念日、徒然

2014年05月03日 | Weblog

 筍を入れた散し寿しを作る。今朝は、早出であったため、朝食の用意を済ませて、味付けをしておいた。ご飯もタイマーを使わず、米を浸しておいて炊いた。水は控えめにする。飯ぼうに酢を落とし、全体に馴染ませてから、炊き上がったご飯を移し、酢飯を作る。

 でも、幾ら簡単にできるからって、寿し太郎は美味しくない。そういう物で作るなら、止めた方がいいと思うが口には出さない。簡単な物や便利な物には、必ず落とし穴がある。化学調味料に添加物の類を、せっせと食べていると、病気になってしまうのにと案じる。

 薬の副作用は、個々によって違う。効果の度合いも大きければ、体に及ぼす影響も少なくない。企業の儲けばかりを追及し、人間の心には無関心。アルジャーノンに花束を。知的障害者のチャーリーにとって、頭がよくなれば、友達も増え、会話も解る思いだけだ。

 だが事実は、仕事を解雇させられ、チャーリーにとっては哀しみが増えただけ。利口になることは、偉くなれることでも、威張ることでもない。より複雑な感情の波に苦しむことだった。鼠のアルジャーノンが死んでしまって、チャーリーも同じ運命になることが判る・・・。

 映画と書籍とでは、若干異なるが、あらましは同じだ。博士や教授は、チャーリーの人生を玩ぶようで、とても哀しかった。満足に単語の綴りさえ書けなかった者が、数式を考え解き、理論を組み立てていく。残された日々を研究に没する。死は待ってはくれない。

 アルジャーノンには、自分が花束を持って行けるが、自分には一体誰が、花束を贈ってくれるのだろう。それも心からの・・・。知的障害者の場合ならからかわれ、皆と同じになったら仲間外れだ。自由・平等、人間としての尊厳、差別のない世界は何処にある。

 コントロールできれば、監理する者には楽でいいが、それらのプログラムに亀裂、歪みが生じたら、何処を修復するのだろう。また可能なのか?人間が人を支配できるはずもなく、全ての命を操ることは不可能だ。だからこそ、自然の摂理は保たれているのだ。

 過ぎゆく2013年。仰ぎ観た宇宙の美しさは、何にも例えようがない。科学がどんなに発展しても、宇宙を創世はできない。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十八夜、枇杷の袋かけ。

2014年05月02日 | Weblog

 外に居ると暑い。Tシャツで充分な出で立ちに、百日紅の昨年の枝を落としたり、毛虫取りに高じる。尺取虫もいる。朝には、鶯の美しいさえずりが聴こえた。その後、枇杷葉の袋かけをする。茂木枇杷は、12袋あった。白枇杷は、8袋だ。サンタ枇杷葉は、枯れていた。

 東の枇杷葉に、今年は実が見える。何と、数個付いている。その他のは、雪で枯れたようだ。やっぱり袋は、年内にかけておくべきか?例年の状況で左右されるのも、一番は寒さだろう。自然とはこうなのかもしれない。恵みを戴く心がけが大切。リエさん、送れないけど。

 麦の穂が出た。あちこちに見えるが、相当ばら撒いたので、ひょろひょろしている。何だか頼りなく思えるが、はだしのゲンを応援する意味でも、育っていることはうれしい。原発の再稼動は許せない。その気持ちを、ずっと持ち続けることは試練を伴う。でも、諦めないこと。

 カリーナのりんご。チェリノブイリの事故も、福島第一原発の事故も、人災に他ならない。古里が一瞬で消える。信じられない事実に、人間であることを納得できるのか。地震と津波だけなら自然災害と云えるかも。原発には、造り携わった全ての者に、責任があるのだ。

 広島と、長崎を忘れてはならない。それと同時に、謂れのない苦しみを背負わされて人々の存在することも、記憶に留めよう。その時だけではない。人類の果ての無い課題なのだ。そして再び、同じ過ちを犯さないようにしなければ。負の遺産を、世代に担わせるのは。

 宇宙を見あげて、星が観えるのも、地上に緑があり、花木が咲き繁るのも、自然からの贈り物ではあるが、守っていくこと、伝えていくことも大切な役割だ。晴れた日だけでは、命は育たない。雨も風も必要だ。自然の援けを借りてこそ、私たちは生かされているのだから。

 知人の多くには、カリーナのりんごを薦めた。本書も何冊かは差し上げたが、そういった想いを抱いてくれる人が、果たして何人居るだろうか。わが子が、戦争へと駆り立てられれば、考えていくのか。原発の再稼動は、核のゴミを出すのだ。それらが核兵器となっていく。

 雪に埋まった、庭。驚いたねぇ!足が、ずぶずぶと埋まったよ。枇杷葉も、真っ白になって、箒で落とした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする