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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

雨が降らない・・・

2013年06月10日 | Weblog

 今朝は、巻き寿しをして、友人が来るのを待ち、昼食を一緒に食べ、サンタさんからの紅茶を淹れて、腹ごなしに笹百合を見に行くことに。居眠りがつく、と言うのを車に乗せ、ハンドルを握る。近場なので直ぐに着く。駐車場からが遠いのである。

 歩き始めた途端に、友人は息が切れている。こちらはお蔭なことに、かれこれ2ヶ月ほど麦を入れてご飯を炊いているからか、足も腰も膝も笑わない。すたすたと歩ける。そう言えば、枇杷葉茶を飲むようになって、尿失禁がなくなった感がするよ。

 以前は、クシャミは愚か、ちょっと動いただけで、下着が濡れていた。更年期障害の症状かと思ってはいたが、枇杷葉茶が効いたのは明らか。ドクダミも鉈豆もよかったのだろう。自然に暮せることは、体を自然に近づけることでもあろう。体が納得。

 友人は、晴女である。昨夜から雨の心算でいたが、曇っていた天気が晴れて、笹百合を見に行く頃には暑い。日傘を差して歩いた。今年は、早めに行ったのがよく、蕾もあれば咲いているのもあって、先ず先ずの景観である。朱鷺草が湿地に点々。

 毛虫がうじゃうじゃとおり、通行中のから食事中、果ては安眠中のまで見える。友人は、悲鳴を上げ、やかましい。蝮に注意ともあり、恐る恐るの歩みである。カラカラ天気には出ません。程々の湿り気があっての夕方に出没。夕涼みに来るんです。

 まあ、そういった所を歩いているのですから、これはもお人間の方が悪い。昨今には、猪が食べるそうで、めっきり少ないとか。生態系が変わっていますな。毒を持っていますから、咬まれたくはありませんが。テリトリーに入っていく方が間違いなの。

 フェンスの外に、草が生えるよりはいいか、と豆を植える。明日は入梅なので、湿りもあろう。豆は根根菌が活発に働くので、土のためにはいい。なに、豆撒きのが残っていたのだ。発芽すればビールのつまみになる。リエさんが来る頃には収穫か。

 春休み。孫等を連れて京都まで。とても寒い日で、清水寺まで行って、直ぐに帰りました。盆地は冬は寒く、夏は暑い。鬼には遭遇しませんでした。

 

 

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梅ジュース作り

2013年06月09日 | Weblog

 我が家の梅は、何と7個が無事であった。残っただけあって、中玉のとてもきれいな実だ。翡翠のようで、中々気づかなかった。青空市で買ったが足らず、嫁に買い足してもらう。どのみち焼酎と氷砂糖は代金持ちだ。昨年の分がたくさんある。リエさんに送ろうか。

 梅ジュースなのだが、焼酎が入っているので、孫等には飲ませられない。風邪の引き始めに、ほんの僅かを飲むくらいならいいか。サイダーで割って飲む。酔う程ではないが、たくさんは戴けない。尤も、休みの前の晩にしか飲まない。飲酒運転は誤法度です。

 明日は、件の友人と、近くの自然保護センターに、笹百合と鷺草を見に行く。雨が降っても行く。予定は変えられないもの。栴檀の木がわかったので、以後は気をつけておこう。もう時期、合歓の花も咲く。枇杷の実が大きくなっている。サンタさん待っていてね。

 毛虫に気を取られていたら、カメムシがじゃが芋の茎に数珠繋ぎ。叫びながら捕獲する。まあ次々と新手の敵がやってくるものだ。かすみ草が咲き、カーネーションのつぼみ。金魚草の苗も育ち、夕顔や綿の苗も大きくなっている。多少齧られてはいるが。

 杏や李の木が成りばかりでかい。花も咲かねば、実も生らぬ。そろそろ剪定をしよう。休みの日とてすることは多い。のんべんだらりとした日が来るのは、一体いつのことだろう。でもなぁ、そんな生活だと、たちまち白髪のお婆さんではないか。それは困る。

 今朝は、朔なので塩を換える。先週、フェンスの外ができていないので、昼までの小一時間を草取り。曇り空がありがたい。蔦も鎌で刈る。朝顔は残して、他は手入れをする。枇杷苗を植えてみようか?豆でも植えるかと暫し考えた。種を買わねばならない。

 枇杷葉の実を、袋の外から触る。かなり大きい。収穫が楽しみ。来年には、サンタ枇杷葉は増えそう。りささん枇杷葉も、花芽がつきそう。ここ2年ほど、花芽はつくのに実が生らない白茂木は、花芽茶専用にするかな。畑が借りられたら、枇杷苗を植えたい。

 在りし日の銀河。あたたかな陽に誘われて、お決まりの場所で。この頃には、家から出る気はなく、庭にちょっと下りるくらいだった。

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蛍飛ぶ・・・

2013年06月08日 | Weblog

 ♪蛍の宿は川端柳、柳おぼろに夕闇寄せて、川の魚が皆眠る頃、ほ・ほ・蛍は火を灯す。この唄が歌われていた頃には、歩いていても、蛍が顔にぶつかって来たのが、農薬で、河岸工事で、住処が、餌が無くなり消えてしまった。

 人間が、便利にするほどに、自然からは遠のき、生態系も、絶滅危惧種も増えていく。これほどに、地球環境に世界中が、取り組まねばならない時に、日本は原発が安全且つ、安心と輸出するのだ。何が?何処が?安全で安心か。

 福島第一原発の、終息さえもわからない現状で。ずさんな管理と経営で、放射線の汚染水が漏れている時点で、何をどう考えたら、こんな恐ろしい約束ができるのだろうか?地球を破滅に導くのだ。命あるものへの、想いなどない。

 困っている諸外国に、日本からの援助をするな。という理不尽はないが、それにしてもいい加減なやり方だ。国民が窮地に立とうが、生活がどうなろうが、消費税は上げる。暮らしが立ち行かなくても、他国が大切であると云う。

 病気にならない工夫も、健康でいられるありがたみも、感謝し生きてはいるものの、心の中を隙間風が通る。なんだろうなぁ。虚脱感が襲う。民主党が政治を変えられなった分、自民党の横柄さが目に余る。政治家は自分勝手。

 勤務を終え、Aさん家に水を頂きに寄る。二歳になるお孫さんが、回らぬ舌で話しかけてくる。男の子だが、何とも愛らしい。丁度食事時に行き合わせたので、早々にお暇する。以前ほどゆっくりすることも少ない。明日も仕事だ。

 帰宅して、枇杷葉を見上げ、毛虫を探す。3匹捕獲。1匹は、服に落ちてきた。刺されなくてよかったが驚く。電気屋さんに上げた枇杷葉は、あちこち動かさないよう伝え、土の上に鉢で置いておくように言う。過保護は止めよう。

 クリスマスローズの、やさしい色合いの花。安い苗はありきたりの色だが、一寸高いのは変わった色になる。花期が長く愉しめる。

 

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雨が降ったが・・・

2013年06月07日 | Weblog

 鉈豆の発芽状態がイマイチ。芽が出るかと期待した分、腐っている種を見つけてがっかり。手違いからで、自然のものには構い過ぎはよくない。梅の木が枯れてしまい、玄関に枇杷苗を植えて置く。小まめに枝の剪定をしよう。

 長崎茂木の枝が、たおやかに下がってき始めた。青い実がついているのが、徐々に育っているのだ。白枇杷も、今年はたくさん生って、毛虫をせっせと捕っている。朝の出かけと、帰宅時の見回りは欠かせない。野鳥の餌である。

 なんだかんだで午前中が過ぎる。布団も干し、洗濯も終え、昼食を吉っちょむ漬けでかき込む。人参、胡瓜、大根の素朴な味がいい。ふりかけではこうはいかぬ。然し、毎度のご飯支度は、休みの時には些か面倒。すきっ腹も困る。

 栴檀の古来の言い方に、雲見草とも、獄門の木ともある。そう云えば、横溝正史の獄門島に、冒頭でそんな木があったような・・・。確かに巨木になるのも、花が咲かねばその風情もわからない。理由にも、なるほどと思うが。

 田舎に住んで居て、あちこちに点在していながらも、季節の廻りを知らなかったり、探究心や向学心がなければ、興味も湧かないし、何の必要もない木であろう。昔のように使用していないと言えば、それまでではあるが。

 枇杷葉茶には、漢方的な役割も大切なことだが、これをペットボトルに入れ、霧吹きの状態で、花木にかけると発育がよい。床掃除や、洗い物にもいい。むろん化粧水にもできる。その際には水道水はしません。腐りますから。

 ドクダミのエキスも、化粧水になる。痒みや肌荒れを押さえ、根気よく続ける事で、状態が変化します。体に溜まっている毒素を取り除く働きです。肘や膝の黒ずみ、踵の罅割れ、角質を取り除きます。三日坊主はできません。

 お金さえ出せば買え、様々な物が売られていますし、手軽な物も多い。然し、昔ながらの方法には、副作用が少なく、自分での免疫作りや、抗体の強さが徐々に現れますから、何が正しいとかの問題ではありません。はて?

 春の宵には、見えないものが、視えたりします。ちょっと怖く、視えた途端に、妙に安心したりする。決して悪さはしない。

 

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笹百合

2013年06月06日 | Weblog

 そろそろ笹百合の咲く頃だ。子どもの頃に見た、あの景色が瞼に浮かぶ。朝日を僅かに受けて咲く、その姿は、清楚そのもので、佇まいにもはっとする。背筋の伸びた、きりっとした立ち姿だ。笹百合の、楚々とした風情にも惹かれる。

 今朝の不穏な気温に、厚着をして行った。ところが、不測の事態に慌てふためく。心得不足を痛感した。生身の人間の弱さを実感。でもだからこそ、理解を深めたり、通じ合うこともあろうというもの。千差一隅の確率でもいいではないか。

 以前、胃腸が弱く、ちょっとしたことで胃痛になり、食事が咽喉を通らず、挙句には血便が出た。何も食べていないのに、ほしくない。やっとのことで食べれば、戻した。自律神経失調症には、枇杷葉茶が覿面で、張り詰めた神経が解れる。

 数日立てば、除々に食欲が戻り、美味しいという感情が甦る。無理に詰め込んでいたのが、食べようという気にさせる。ささくれ立った神経が、柔軟な撓みに転じる。好き嫌いなく食べられるようになればしめたもの。文句など是非もない。

 枇杷葉茶にも、其々に好む煎じ方があって、時間的なことや枇杷葉の種類にもよる。そんなことは無い、然したる違いはない。という向きもあろうが、やはり微妙に色が異なる。同時に風味も。煎じる過程は同じでも、水が違っているのだ。

 また、薬缶にもよる。土瓶というか、薬瓶での煎じたのと、鉄瓶とでは更に異なろう。症状や気分的なことにも差があるとは思うが、些細なことでも変化はある。言葉の持つ魔力、何気ない言い方にも、受け取る側にも、心理的に違うのだ。

 まあ、そういった性格、気質だからこそ、枇杷葉茶を飲むのだが、効果の現れ方は、全くと言って違う。その結果、枇杷葉茶の効き方が、心理的に及ぼす影響は大きい。疑問を差し挟む余地はなく、何事に於いても感謝以外はない。

 青いヒヤシンス。ナルシスト。冷やかなる自己愛。そう想ってみれば、青い花が多い、我が庭でもある。

 

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芒種・・・

2013年06月05日 | Weblog

 この時期、あちこちの新芽が勢いよく、蔓を延ばし、枝を広げて繁っていく。折鶴ランのランナーが伸び、花を咲かせる気配だ。ユキノシタも子どもをぶら下げている。挿し木に、挿し芽にとてもよい。籾播きの時期である。

 四季折々の草花は、百姓が行う行事で利用されてきた。今ほど医学が充実していなく、応急手当の基礎として知っていた。全くの無知では命の危険がある。何よりも、自分を守ることを徹底していた。次に親であった。

 人間は、無知では団栗の背比べ。知恵と工夫が、人柄に加わる。何時の世も、女性たちはそういった細かなことを忘れない。この先、物価が上がり、税金の方も8%から10%へとなる。国会で消費税還元はしない法案。

 高々、3年と言うが、長く感じる。意外に短いものかもしれない。年金の受け取りは64歳で、そこまでは何としても働かねば。収入は低いが、家に居るばかりもならず。年収が150万増える?ご冗談を!そんな訳がない。

 明日明後日くらいまでは、お天気らしい。その後は、梅雨時に戻るそうだ。鉈豆の苗も発芽したが、コリウスが出ない。夕顔と綿も出たのだが、バッタに齧られている。ナメクジにもだ。栴檀の木を植えたいものだ。虚しい。

 サンタさんに、珈琲代を送金する。今朝は、早くから洗濯をして干す。そのついでに生葉を2枚採る。暑くなったので保存が利かない。加えて冷蔵庫が冷えない。新しいのを買うしかないが、先立つ物の算段が要る。

 花樗霧吹く如き盛りかな 西村和子。今朝の季語刻々に、栴檀の古名とある。なんとも優雅な言い回しだろう。昨日、孫を送っていく道すがら、栴檀の木の下に立って見上げた。甘い独特の匂いがし、雲に乗ったよう。

 枇杷葉の花もだが、何とも云えない匂い。馥郁としたようで、心を蕩かせるような、それでいて清らかな。薬になるものには、一種独特の香りがあるのだろう。農薬の役目をするという訳も納得。自然の風を吸い込む。

 今春の、クリスマスローズが咲誇る。花色もやさしく愛らしい。種が落ちていき、どんどん増えるのだ。鉢に移植する。

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一夜明けて・・・

2013年06月04日 | Weblog

 朝、青空市からの連絡で、青梅が入荷したとの由。取りに行く道すがら、薄紫の花が眼に入る。奥に行くほど、大きな木が見える。其処に、あそこにもと独り言。廃線になった線路脇にも、数本が繁る。意外なほど、目に留まった木を仰いで携帯に撮る。

 図書館に寄って、その話をすると、やはり名まえは知らないもの、薄紫の花が咲いているのは、見たことがあると頷かれる。自然の貴重な財産を、せめて地元民は持っていたい。松くい虫の出現には、栴檀の役割が無くなってからではないのかしらん?

 近所で3本はある。そう言えば、枇杷葉の話をした時、いつもほったらかしですよ。と苦笑され、特に手入れはしていなく、枇杷の実が取れる由。その時には、まさか直ぐ上に、栴檀の木があろうとは夢にも想わず。気づかなかったのだ。青い鳥現象。

 そうして脳裏に浮かんだのは、珍しい現象が起り得るのにも、その原因があることに納得。きっと、自然の約束事に定められていて、日常的にあることを、人間は気づかないで、偶然から目撃してしまう。そういった場所に、ここら一帯が当るのかも。

 此処に来る前に、不思議なことに遭遇した。あれも、恐らくは惹かれることにもなり、この場所に留まるようになっていたのだ。私欲がなければ、守られもし、生かされているのだ。清貧の暮らしを心がけ、晴耕雨読であることを吉としよう。命終えるまでを。

 宅配の知人が、今年は毛虫が多く、枇杷が丸裸になった。と嘆く。農薬をかけたくないのには、梅の収穫があるとか。自家製の梅干作りには、誰しも同じであることか。枇杷葉の使い方も、お茶の他にどうするのか問われる。葉や種の効用を話した。

 電気屋さんにあげた枇杷葉は、寒さには中に入れ、暖かなって外に出すらしいが、鉢の中は根が張って、窮屈になっている様子。地植にするのがいい。或いは、大きな鉢に移植しないといけませんね。時期は、年末から寒中ですが。今じゃないのよ。

 物事には、今しかできないことと、するべき時期がある。旧暦のメモにも記してあるが、それには、潮の満干潮や、月齢もあるのです。何でもかんでもが相当するとは限りません。古人等が未来に託したかったことは、自然を守ること。今でしょ。

 元気だった頃の銀河。一寸暖かくなったので、敷居から出てみようか・・・。縁側で、毛繕い中の銀河です。

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栴檀の木

2013年06月03日 | Weblog

 先日来、薄紫の花が、山間に咲いていて、それが酷く気になるのだ。青空市までの川沿いにもあって、大木に似合わず可憐な花をつけている。旧暦のメモに、せんだんの花が描かれている。知らないとは気づかぬものか。それこそ、恋焦がれた栴檀の木であった。

 友人に聴いても、説明が不十分な分、あやふやな言い方で、更に気がかりは増す。街中には決してなく、田舎に行くほど、点在しているのも不思議だ。孫に言うとも無く話していたのだが、電話口でせんだんだと言う。友達のおばあさんが知っていた、と語る孫である。

 せんだん。栴檀!ああ、あれが栴檀の木。福島正信氏の『藁1本の革命』に、旧暦の連載記事にあった、探していた栴檀なのだった。とても不思議な匂いも漂う。枇杷葉の傍に植えたく、苗を求めているのだが、手に入り難い。大木とも云う。こんなに身近にあった。

 栴檀の木は、一昔までは何処にでも見られ、農薬代わりにされていたのだ。戦前はむろんのこと、戦後もかなりあったらしい。然し、巨木になるためと、農薬がアメリカから入ってきたため、邪魔にされて伐られていった。10mはあるもの。場所の確保に困るわなぁ。

 何だか、胸の内がすっきりした。執念が通じたのもうれしい。何年来の想いであることか。心が撓れてしまわない内に、わかったのもよかったこと。唆されたとは言え橋立姫の、彼の真の姿を知りたい想いにも似ていようか。夫は三輪山の神で、姿は白蛇であった。

 性格上、気になると追求し、探求してしまう。何だか瘧にかかったようになる。何も手につかなくなり、上の空になる。物煩いだ。これが高じてくると、食事処ではなくなる。これもまた、生かされていることの感謝だ。忘れていくこともあるが、新しい知識も必要なのである。

 自然と暮していれば、自然が近い分、却ってわからなくなることもある。今回がそうだ。栴檀の木が、こんなに傍にあったことも驚きだ。我が屋敷には植えることはできないが、毎年の眺めに張りができた。無闇に伐られないことを、心から願い、祈るばかりだ。

 早春の或る日。ドクダミの芽が出ていることに気づく。今は、白い可憐な花を咲かせている。消臭効果があります。

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梅酒の頃・・・

2013年06月02日 | Weblog

 梅酒も、漬かって直ぐのではなく、1年以上置くのがいいらしい。梅のエキスが出たら、実は取り出せばよく、ねかせる事に依って風味と旨味が増すのか。要は横着なだけだが、そのままにしていたら、風邪の初期や、疲労困憊に効果が大きい。

 体調を崩す、というのでもないが、食欲不振の折には、梅干とお粥の組み合わせがいい。まあ、普段でも弁当に、少なくとも1個は梅干を入れる。これがないと、どうにも落ち着かず、食後が淋しくなる。そんな時には、10個ばかしを入れて茶漬け。

 今朝は、早朝から団地の草刈で、小雨の中を行った。フェンスの外にある花を、刈っていいかと聞くので断る。わざわざ花を植えてあるのに、何て事を言うのか。木香バラはともかく、朝顔が発芽しているのだ。後で、鎌で刈ります。毛虫が先なの。

 それにしても、気温が下がっていて、肌寒い。やれやれ、体調がついていかぬ。午後からの勤務にしたが、休みにしたのがよかったのか?朝食を摂ろうと、卵を持つ。何か、何時ものより大きい。久々の卵ご飯にしたら、双子の黄味が出た。

 枇杷葉温圧療法に使うので、生葉を数枚採る。たくさん採っても枯れるので、夏場は必要なだけにしよう。百足が出る季節です。旧暦のお釈迦さまの生誕際に、甘茶で墨を磨り、茶という字を書いて逆さまに柱に貼る。百足が出ないそう・・・

 百足の出没も、何時というのではなく、住み心地のよい場所であれば居る。運悪く刺された場合には、枇杷葉エキスがいい。タオルにエキスを浸し、患部に当てる。何度も何度も繰り返し、解毒させる。一晩寝たら、熱、腫れと痒みが引きます。

 百足の嫌いな臭いって何?網戸やちょっとした隙間、畳の間等を入り込んでくる。防ぎようが無い。蜂は、大蒜の臭いが嫌いだ。重曹を置いてみるかな。我が家に侵入してこないのは、窓に置いているからか。唐辛子は、ナメクジの弱点らしい。

 桃色のヒヤシンス。なんとも初々しい感じがする。毎年、忘れないで咲いている。青とオレンジと白がある。

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下弦・雨になる

2013年06月01日 | Weblog

 朝から、ぐずついていた空が、夕方近くなって、堪え切れずに泣き出した。今日みたいな日には窓拭きがいいのだが、中々手が空かない。それでもどうにかフィルターは洗い、乾かすことができた。高い場所なので上がれず、外してもらったのだが。

 我が家の網戸は、先日の休みに埃は取った。今度は、窓ガラスを丁寧に拭こう。窓の桟も、ゴミが溜まっている。井草の上敷きを買う。夏には絨毯よりは畳がいい。特に、正座をしようというのではなく、ごろごろとしたいから。のんべんだらりと転ぶ。

 鉈豆の芽が出た。綿も双葉である。夕顔が発芽して、育っている。我が家の、夏の風物詩であるのだ。サルビアとコリウスと、鉈豆に夕顔は、庭には欠かせない彩り。上空には百日紅が揺れる。毎年、決まった庭ではあるが、それもまた愉しい。

 桜ほうさら。この中に、主人公の父親が、嘘をつくなら死ぬまで突き通すことだ。という件があるが、真実そう思える。後でばれる嘘なら、つかないほうがいい。共感である。嘘と坊主の頭は、結ったことがない。ともいうが、他愛の無いことでも痛む。

 嘘から出た誠。嘘も方便、とも言われるが、悪気がなければいいとも限らない。言葉には、言霊が宿るから、一旦口から出たことは、元には戻せない。或いは、回り周って、自分のところに還ってくる。それがどんな形にせよ、好いことにはならぬ。

 他人の嫌がることは、進んでしよう。人のしていることには、口は出さない。困っていれば、黙って手を差し伸べよう。一つの物は、皆で分け合おう。尤も、一人で食べるよりは旨い。あげたくない場合は、見せないことだ。諍いは気詰まりだ。

 春の光を浴び、ゆっくりと育つ枇杷葉。清々しい佇まいがいい。木には精霊が宿る、というのにも頷ける。3年物。

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