夏の季節に身体を労わる方法、菖蒲・桃湯や十薬等の薬草があり体質に応じて用いたい。薬草ながら臭いを嫌われる向きの植物や、何処にでもあるとは限らず。先日、風邪を拗らせた方に煎じ方懇切に伝えたら汗疹が出ないと伝えて来た。
古人の時代には、そういった処方を大切に伝承されてきた植物が隠れている。民間療法の類は信用できぬと豪語する他人も、少なからずだ。個人の価値観の違いなのは致し方なく、強制はしないが身体は異常を訴えているのに気づかず。
暑い時期には汗をかかねば、体内からの毒素は排出されなく留まり滞る。室内では快適そのもの、外に出れないし異常な暑さを感じてしまう。冷えた状態を心地よいと設定温度低めとすれば、不快指数は跳ね上がり結果は異常事態起きる。
入浴時の湯温は熱すぎないこと、湯船に半身浴として浸りつ螺旋を描くように擦る。血流を促し、部位への疲れを癒せるのもありリンパ腺マッサージ等行う。湯船にいたら逆上せるなら、洗い場で充分。角質も剥がれ、すっきり・さっぱりとも。
湯船の中に薬草入れれば、アトピー性にも効くが個人差のあること否めず。最初からの鵜呑みは厳禁、少しづつ施行。物事、一朝一夕に運ばず成就もしないこと承知於く也。