枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

小説は奇なり

2009年08月17日 | Weblog
 一日の勤務が終わり、帰宅して、先ずするのが花木の世話。水遣りである。TVでもいっていたが、庭中での緑のカーテンは、本当に涼しい。今夏、扇風機を使ったのは、孫が来ていた日で、それも限度を越えた暑さだったから。下の孫の方が、汗びっしょりで、止む無く出してしまった。体温が高いのと、自分で調整が出来にくいことでもあり、見ていて可哀相になったもの。

 私は、枇杷茶を飲みだして、丸3年目になります。少しは抗体ができたようです。今回、わかったこととして。夏の枇杷葉は、お茶で煎じないこと。焼酎に漬けても、飲酒や湿布には使わないことでしょう。かなりな被れができます。痒みも伴われてきて、なかなか治りません。これは枇杷葉が、季節の内で特に夏には、変動している証拠かもしれません。どの季節も、欠かすことのできない、とても大切な四季ですが、6・7・8月は不安定でもあるのです。こういった時の枇杷葉の葉は、用いないのがよいでしょう。

 アレルギー反応は、誰でもが持っているのですが、特記事項が反覆しあわないと出てこない。その最もたるのが、アトピー性皮膚炎でしょう。女性の場合、化粧品が肌に合わない。というのは、心底辛いものです。私も、一時期、顔の半分がお岩さんのようになりました。原因は、草取りでの、汗と草が反応して、出たものでした。当時は、子どもが小さかったので、参観日も行かなければ成らず、困ってしまいました。

 随分迷ったのですが、ドクダミ茶を飲みました。鉈豆を苗から育てて、鞘を食べました。それでも基本的な痒さが消えず、たどり着いたのが、枇杷茶です。祖母や母がして、伯母から聴いたことにもよります。こういったやり方は、個人差が大きいので、興味本位にはしないのがいいでしょう。根気とやる気がなかったら、続けられるものではありません。

 枇杷ローション作りは、簡単にできます。枇杷茶を沸かして、グリセリンと混ぜるだけです。ポイントとして、カルキ臭さがないこと。弱火で煎じること。使い切ってから次を作ることです。常温で放置しないこと。同時に冷蔵庫を過信しないことでもあります。界面活性剤も、防腐剤も入っていません。シンプルでいて、肌のためにはとてもいい化粧水ですよ。

 枇杷葉ローションは容器にいれる時、注意しておくことがあります。焼酎で容器を漱ぐことです。決して水洗いをしない!煮沸消毒も、余り意味がないです。焼酎は、容器の目詰まりを防ぎ、殺菌をもします。

 余談ですが、平成天皇のお后である、美智子皇后。カナダ訪問の際、子ども達に子守唄を歌われていました。なんと!!『ゆりかごの歌』です。♪ゆりかごのうえに、びわのみがゆれるよ。ねんねこねんねこ、ねんねこよ~。そう歌われておいででした。皇后さまは、民間療法の枇杷葉を、きっとご存知ではないのかしら?そんな想いが、胸を過りました。枇杷葉を広めたのは、光明皇后なのですから。

 川の源流。ここには水神さまである、白龍が住んで居る気配がしました。とうとうと流れてくる、水の様には、一種の神秘さがありました。
 
コメント
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