悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image974 仙人掌開花

2010-06-25 01:00:00 | images
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title:cuctus-flowers_come_out
yyyy/mm:2010/06
memo:仙人掌(さぼてん)。外玄関で芽を吹き出してから四日目、青空を待っていたように、きのうの真夏日、四花が華やかに咲いた。ことし初。そうして夕方には、短い花の命を閉じた。

俳句写真706 あぢさゐの

2010-06-24 02:00:00 | 俳句写真
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あぢさゐの水無月雨ににほひをり  悠山人

○俳句写真、詠む。
○厚い雲からかすかにのぞく太陽。かと思えば霧のような雨。しかし紫陽花は生き生きと咲いていた。
□俳写706 あぢさゐの みなづきあめに にほひをり
【写真】きのう、芸術公園で。
【memo-meineTraeume-天文学会】店内でUSBメモリのソフトを物色していたら、近くの行列に押し込まれてしまった。何かと思ったら、先着200名に作りたてのアイス・コーヒーをどうぞ、とのこと。受け取って口にする間もなく、辺りはビル内の静かな廊下に場面転換。半開きのドアを入ると、どうやら天文学会の研究発表らしい。40代の男性が、星間物質の一様性を椅子に座ったまま、グラフとポインタで説明している。室内には、数十人ほどの聴衆。・・・まだまだ続く夢が終わると、夜明けの空は明るい。梅雨中休みの晴れのようだ。

image973 花芯

2010-06-23 01:00:00 | images
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title:a_pistel_and_stamina
yyyy/mm:2010/06
memo:雌蕊と雄蕊。先日の Stewartia_monadelpha。漢字辞典では、「芯」(しん)と「蕊」(ずい)を区別するが、前者が後者の代替字として混用されている、とする。この場合、私も混用を容れる。沖縄慰霊の日。

俳句写真705 紅薔薇の

2010-06-22 02:00:00 | 俳句写真
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紅薔薇の花びらつもる垣根かな  悠山人

○俳句写真、詠む。
○紅薔薇の生垣が匂う。降り積もった花びらを、拾っては投げ合う孫娘たち。花びらと幸せが空から降り注ぐ。
□俳写705 べにばらの はなびらつもる かきねかな
【写真】前に同じ。
【memo-土佐日記】「男もすなる」で有名な初文を、定家本「土左日記」の字母で解析すると、「乎止己毛春止以不日記止以不物遠ゝ武奈毛志天心美武止天寸留奈利(をとこもすといふ日記といふ物をゝむなもして心みむとてするなり)」だという(渋谷栄一氏による)。これを、青谿書屋(せいけいしょおく)本を底本とする「土佐日記」(小学館版「日本古典文学全集 9」)の活字本で見ると、馴染みの文章になる。「男もすなる日記(にき)というものを、女もしてみむとて、するなり。」 日記文学の開創、漢字と平仮名・変体仮名の比較、貫之短歌の研究など、自己研鑚の次の目標とする。

俳句写真704 みなづきの

2010-06-21 02:00:00 | 俳句写真

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みなづきの空に黄薔薇も重く咲き  悠山人

○俳句写真、詠む。
○どんより、という日本語がぴったりの、六月の空模様。道の駅で、懸命に咲く黄色い薔薇。
□俳写704 みなづきの そらにきばらも おもくさき
【写真】空の範囲指定・
流し込み、花の彩度上げ。きのう、道の駅「はくしゅう」で。


image972 姫沙羅の花

2010-06-20 01:00:00 | images
2010-0620-yim972
title:Stewartia_monadelpha
yyyy/mm:2010/06
memo:夏になると咲く、姫沙羅(ひめしゃら)の花。Stewartia_monadelpha(学名の擬制読みは ステワルティア・モナデルファ)。屋久島で巨樹群を見てからは、本土の樹に驚くことはない。前に同じ。自宅のは貧花。

俳句写真703 きはなりて

2010-06-19 02:00:00 | 俳句写真
2010-0619-yhs703
きはなりて山紫陽花のほのあかし  悠山人

○俳句写真、詠む。
○原生種に近いとされる山紫陽花。見るほどに美しい。「きはなり」は「際に在り」、「あかし」は「赤」「明」の掛詞。
□俳写703 きはなりて やまあぢさゐの ほのあかし
【写真】前に同じ。

image970 桜の実

2010-06-18 01:10:00 | images
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title:fruits_of_the_cherry_blossoms
yyyy/mm:2010/06
memo:園内の桜並木の下は、いつでも誰かどうかウォーキングをしている。この日はその辺りに、夥しい桜の実が落ちていて、例年にない「大豊作」だ。私も試食したが、なかなかの美味。ただし、手や舌が暗紫色になって、なかなか落ちない。先日、富士山撮影をした赤坂公園で。

image969 緩徐経年

2010-06-18 01:00:00 | images
2010-0618-yim969
title:aging_slowly
yyyy/mm:2010/06
memo:餐庁(レストラン)ではんなりと食事をしているとき、ふと壁の模様が気になった。宇宙空間を7年間かけて、60億キロの旅から先日帰還した、探査機「はやぶさ」。他方で人間という有機体の経年加齢は、事故ででもないかぎり、ゆっくりと進んで行く。実写ののち、PCで色相などに手を加えた。