2010-0622-yhs705
紅薔薇の花びらつもる垣根かな 悠山人
○俳句写真、詠む。
○紅薔薇の生垣が匂う。降り積もった花びらを、拾っては投げ合う孫娘たち。花びらと幸せが空から降り注ぐ。
□俳写705 べにばらの はなびらつもる かきねかな
【写真】前に同じ。
【memo-土佐日記】「男もすなる」で有名な初文を、定家本「土左日記」の字母で解析すると、「乎止己毛春止以不日記止以不物遠ゝ武奈毛志天心美武止天寸留奈利(をとこもすといふ日記といふ物をゝむなもして心みむとてするなり)」だという(渋谷栄一氏による)。これを、青谿書屋(せいけいしょおく)本を底本とする「土佐日記」(小学館版「日本古典文学全集 9」)の活字本で見ると、馴染みの文章になる。「男もすなる日記(にき)というものを、女もしてみむとて、するなり。」 日記文学の開創、漢字と平仮名・変体仮名の比較、貫之短歌の研究など、自己研鑚の次の目標とする。
紅薔薇の花びらつもる垣根かな 悠山人
○俳句写真、詠む。
○紅薔薇の生垣が匂う。降り積もった花びらを、拾っては投げ合う孫娘たち。花びらと幸せが空から降り注ぐ。
□俳写705 べにばらの はなびらつもる かきねかな
【写真】前に同じ。
【memo-土佐日記】「男もすなる」で有名な初文を、定家本「土左日記」の字母で解析すると、「乎止己毛春止以不日記止以不物遠ゝ武奈毛志天心美武止天寸留奈利(をとこもすといふ日記といふ物をゝむなもして心みむとてするなり)」だという(渋谷栄一氏による)。これを、青谿書屋(せいけいしょおく)本を底本とする「土佐日記」(小学館版「日本古典文学全集 9」)の活字本で見ると、馴染みの文章になる。「男もすなる日記(にき)というものを、女もしてみむとて、するなり。」 日記文学の開創、漢字と平仮名・変体仮名の比較、貫之短歌の研究など、自己研鑚の次の目標とする。