悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image737 梅雨時の露地

2009-06-25 00:05:00 | images
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title:lane_in_raining_season
yyyy/mm:2009/06
memo:きのうなんか、きれいな夕日が見えたのにねえ、と土産物屋の主。傘がぶつかり合う雨の江の島神社参道。ちょっと横へ目を向けると、人通りのない静かな露地。
◎Serie 江の島・鎌倉05

image736 紫陽花寺

2009-06-25 00:00:00 | images
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title:Temple_of_Hydrangea
yyyy/mm:2009/06
memo:「紫陽花寺」の名に魅かれて訪れる「観光客」も多い。「江ノ電 のりおりくん」(一日自由乗降券)を買って、「江ノ電沿線ガイド 2009夏」号を見ると、極楽寺・成就院・御霊神社・長谷寺・光則寺が「おすすめ」で、明月院は少し遠い。
◎Serie 江の島・鎌倉04

俳句写真516 一二輪

2009-06-24 00:40:00 | 俳句写真
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一二輪
忘れられたか
夏椿   悠山人

○俳句写真、詠む。
○一寸刻みの歩み、とでも言おうか、降ったりやんだりの小雨の列は、おちこちでの雑談が入り乱れる。そんなとき、ご主人、写真なさるんなら、この花、何かしら、と後ろの女性二人が声を掛けてきた。さっきから、ぽとりぽとりが気になっているんですよ、と。たしかに、十数輪の白花が樹下に折り重なって伏している。時逃したかと、散り急ぐ夏椿だった。
□俳写516 いちにりん わすれられたか なつつばき
【写真】同前。
◎Serie 江の島・鎌倉03


俳句写真515 紫陽花か

2009-06-24 00:30:00 | 俳句写真

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紫陽花か
人かと分かず
長谷の寺   悠山人

○俳句写真、詠む。
○先月、閉門直後(「短歌写真 来てみれば」、先月13日条)だったので、今度はと思ったら、生憎の強い雨の江の島・鎌倉。そしてここ長谷寺。そんな中、一方通行、人数制限にもかかわらず、紫陽花鑑賞路は大渋滞の人気だ。しばらくは、この辺りでの吟詠。
□俳写515 あぢさゐか ひとかとわかず はせのてら
【写真】先日、長谷寺(鎌倉市)で。
◎Serie 江の島・鎌倉02


短歌写真778 この花も

2009-06-23 00:20:00 | 短歌写真
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この花も濃き黄に咲きていにしへの
恋の女神に捧げられしと
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○「恋花火」と同じ鉢に、「紅手毬蘭(TM) ビーナスピアス トワレモン」。
□短写778 このはなも こききにさきて いにしへの
        こひのめがみに ささげられしと
【写真】同前。

短歌写真777 さなるかと

2009-06-23 00:10:00 | 短歌写真
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さなるかと知りぬる花のなよいろに
いまださざめく恋花火かな
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○花名札の「虹手毬蘭(TM) 恋花火」から作歌。だれが名付けたか、感心した。第四句「さざめく」は、文語連体形にして「花火」縁語にするか。ただ作者としては、夜の花火が静かな洞爺湖に映る、という旅の印象が強い。
□短写777 さなるかと しりぬるはなの なよいろに
        いまださざめく こひはなびかな
【写真】先日の博物館で。

俳句写真514 糸蘭も

2009-06-23 00:00:00 | 俳句写真

2009-0623-yhs514
糸蘭も
うつむきともに
カタリ聴く   悠山人

○俳句写真、詠む。
○糸蘭(いとらん)は、仙人掌と同じように、外見からは予想出来ない美花をつける。「カタリ」はイタリア・カンツォーネの「コーレ・ングラート Core 'ngrato」の通称。写真だけのつもりだったが、例の hubu.ru で A. ボチェッリが熱唱していたので、句作した。わが青き日日、「完璧に」弾き歌いした、数少ない曲でもある。(私とイタリアとの関係は、プロフィール画像にも。) 沖縄の日。
□俳写514 いとらんも うつむきともに カタリきく
【写真】先日、自宅で。


image734 未央柳

2009-06-22 08:10:00 | images
2009-0622-yim734
title:Hypericum_chinense
yyyy/mm:2009/06
memo:未央柳(びおうやなぎ)。Hypericum chinense(ヒュペリクム・キネンセ)。金糸梅に似る。先日、芸術の森で撮影し、PCで加工した。「長恨歌」の楊貴妃に由来する。少年悠山人も、人並みにこの長詩を(読み下しながら)何回読み、何回涙したことか。今でも白文があれば、淀みなく読めるほど。中国版電網に載る、簡体字版長恨歌を下に留める。

长恨歌(白居易) 
 
汉皇重色思倾国,御宇多年求不得。杨家有女初长成,养在深闺人未识。
天生丽质难自弃,一朝选在君王侧。回眸一笑百媚生,六宫粉黛无颜色。
春寒赐浴华清池,温泉水滑洗凝脂。侍儿扶起娇无力,始是新承恩泽时。
云鬓花颜金步摇,芙蓉帐暖度春宵。春宵苦短日高起,从此君王不早朝。
承欢侍宴无闲暇,春从春游夜专夜。后宫佳丽三千人,三千宠爱在一身。
金屋妆成娇侍夜,玉楼宴罢醉和春。姊妹弟兄皆列土,可怜光彩生门户。
遂令天下父母心,不重生男重生女。
骊宫高处入青云,仙乐风飘处处闻。缓歌慢舞凝丝竹,尽日君王看不足。
渔阳鼙鼓动地来,惊破霓裳羽衣曲。九重城阙烟尘生,千乘万骑西南行。
翠华摇摇行复止,西出都门百余里。六军不发无奈何,宛转蛾眉马前死。
花钿委地无人收,翠翘金雀玉搔头。君王掩面救不得,回看血泪相和流。
黄埃散漫风萧索,云栈萦纡登剑阁。峨嵋山下少人行,旌旗无光日色薄。
蜀江水碧蜀山青,圣主朝朝暮暮情。行宫见月伤心色,夜雨闻铃肠断声。
天旋日转回龙驭,到此踌躇不能去。马嵬坡下泥土中,不见玉颜空死处。
君臣相顾尽沾衣,东望都门信马归。归来池苑皆依旧,太液芙蓉未央柳。
芙蓉如面柳如眉,对此如何不泪垂。春风桃李花开夜,秋雨梧桐叶落时。
西宫南内多秋草,落叶满阶红不扫。梨园弟子白发新,椒房阿监青娥老。
夕殿萤飞思悄然,孤灯挑尽未成眠。迟迟钟鼓初长夜,耿耿星河欲曙天。
鸳鸯瓦冷霜华重,翡翠衾寒谁与共。悠悠生死别经年,魂魄不曾来入梦。
临邛道士鸿都客,能以精诚致魂魄。为感君王展转思,遂教方士殷勤觅。
排空驭气奔如电,升天入地求之遍。上穷碧落下黄泉,两处茫茫皆不见。
忽闻海上有仙山,山在虚无缥渺间。楼阁玲珑五云起,其中绰约多仙子。
中有一人字太真,雪肤花貌参差是。金阙西厢叩玉扃,转教小玉报双成。
闻到汉家天子使,九华帐里梦魂惊。揽衣推枕起徘回,珠箔银屏逦迤开。
云鬓半偏新睡觉,花冠不整下堂来。风吹仙袂飘摇举,犹似霓裳羽衣舞。
玉容寂寞泪阑干,梨花一枝春带雨。
含情凝睇谢君王,一别音容两渺茫。昭阳殿里恩爱绝,蓬莱宫中日月长。
回头下望人寰处,不见长安见尘雾。唯将旧物表深情,钿合金钗寄将去。
钗留一股合一扇,钗擘黄金合分钿。但教心似金钿坚,天上人间会相见。
临别殷勤重寄词,词中有誓两心知。七月七日长生殿,夜半无人私语时。
在天愿作比翼鸟,在地愿为连理枝。天长地久有时尽,此恨绵绵无绝期。

http://www.ccview.net/htm/tang/shi/bjy003.htm
中华经典文学网から転載。

image733 人参の花2

2009-06-22 08:00:00 | images
2009-0622-yim733
title:flower_of_carrot2
yyyy/mm:2009/06
memo:人参までは手が回らないとのこと。有名な大根の花に比べて、たしかに華やかさに欠けるが、じっくり対面すると、なかなか捨てがたい美しさである。博物館の裏庭で。