2017-0319-yts1816
短歌写真1816 鄙なりて
鄙なりてバッハの音の深き海
なみだに見えずたまのゆるげる 悠山人
○短歌写真、詠む
○田園地帯にぽつんと立つパイプ・オルガン・ホール。若者10名(うち1名男性)の演奏発表、休みなしの2時間、深い感動とともに静聴した。パッヘルベル3名、バッハ6名、メンデスルゾーン1名。
○4句「波」「涙」の掛詞、海・波は類語、結句「玉」「魂」の掛詞。
□短写1816 ひななりて バッハのおとの ふかきうみ
なみだにみえず たまのゆるげる
【写真】きのう、桃源ホール。演奏会後にオルガン直下で撮影。