短歌写真669 さきはひに

2008-1105-yts669
さきはひに愛でられしにと咲く花も
いづれやさしくおくる花なり　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
○自然の造化の不思議さには、飽きることがない。「造化」は、「古事記」に「参神造化」などと載っていた。
¶おく（送）る＝旺文社版『古語辞典』の第一義第三項に、「死者を葬送する」とある。
□短写669　さきはひに　めでられしにと　さくはなも
　　　　　　　　いづれやさしく　おくるはななり
【写真】菊花展で。