悠山人の新古今

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短歌写真363 滝の音に

2007-05-27 03:55:00 | 短歌写真
2007-0527-yts363
滝の音に誘はれ見ればさはやかに
長門の宿や明けて離るる   悠山人

○短歌写真、詠む。
○素人芸とはいいながら、作歌で悩むことは多い
。前にも書いたけれど、「ね」か「おと」かも、その一つ。この発句のように、正調か破調か、三十一文字に収まるかどうかが、それによって決まる場合、やはり先人に倣うのが基本ではあろう。いずれにしても、辞書引きは欠かせない。
¶¶明けて離るる=終止形は「~離る」。すっかり夜が明ける。『古語辞典』見出し語では、「明け離る」。
□短写363 たきのねに さそはれみれば さはやかに
        ながとのやどや あけてはなるる
【写真】鯉・亀と同じ。蛇足ながら、鯉 carp(単複)、亀 tortoise(発音)は、中学校で教える、特別注意の英単語。


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