2010-0816-yts968
いや増しに咲きたる花の美しく
かへりてふるはわがよはひなり 悠山人
いや増しに咲きたる花の美しく
かへりてふるはわがよはひなり 悠山人
○短歌写真、詠む。
○ヒビスクス(ハイビスカス)。鉢花ながら、若若しく咲いている姿を見ると、しきりにわが齢(よわい)が思われる。「ふる」は「古」「経る」。
¶いや増(ま)しに=見出し語「弥増しに」、語意「いよいよますます。」(旺文版『古語辞典』)
¶かへ(却)りて=「かえって。逆に。反対に。」(同前)
□短写968 いやましに さきたるはなの うつくしく
かへりてふるは わがよはひなり
【写真】先日、香草庭園で。