悠山人の新古今

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和泉式部集076 この霜で

2007-01-26 01:50:00 | 和泉式部集

2007-0126-yis076
この霜で愛する人は来るでしょう
独り寝の身はどうなのかなと   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○「男に忘られてなげけるころ、霜の降れる朝(あした)に、人のもとに」。『正集』によれば、「人」は頼信と。
¶しも=<「霜」に強意の「しも」をかける。>(新潮版)
¶つまなき=<「妻(夫)に軒端の意の「端」(つま)をかける。
>(同)
□和076:けさはしも おもはむひとは とひてまし
      つまなきねやの うへはいかにと
□悠076:このしもで あいするひとは くるでしょう
      ひとりねのみは どうなのかなと


image236 海辺の芦薈

2007-01-26 01:35:00 | images
2007-0126-yim236
title : aloes by the sea
yyyy/mm : 2007/01
memo : 芦薈(ろかい)。医者不要(いしゃいらず)。通用名はアロエ(aloe)。ここでは大群落へ着く前に、急な雨降りの歓迎を受けた。アロエ祭りも間もなく終了。