悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集065 悲しみが

2007-01-15 06:50:00 | 和泉式部集
2007-0115-yis065
悲しみが分かっていればあなたとは
もう逢うこともはかないだけよ   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○「心憂しとおもふ人の、おほかたに来たるに」と詞書。心弾まない人が、義理顔で来たので、と。私の本当の気持ちを、こんなにも分かってくれない人って、この世にいるのね。今さらお逢いしたところで、空しいだけだわ。
□和065:うきをしる こころなりせば よのなかに
      ありけるとだに みでやみなまし
□悠065:かなしみが わかっていれば あなたとは
      もうあうことも はかないだけよ

俳句写真049 花を手に

2007-01-15 06:45:00 | 俳句写真
2007-0115-yhs049
花を手に
肩落しつつ
舞台去る   悠山人

○俳句写真、詠む。
○若い女性たちの、華やかな舞台を鑑賞しながら、ふと「端道(はなみち)」に思いを馳せた。花また端なりせば、若者よ、心せよ。寓意句。無季。「花」だけでは、『季題便覧』に採用しない。

□俳写049 はなもちて かたおとしつつ ぶたいさる
【写真】舞台照明だけでの撮影、昨日曜日。
【memo】後日、第一句を修正(済み)。