












「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。また、「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」という事を教えている諺なのです。
人生の幸不幸や運命は、計り知れないものがあって、予測できないものである。」という意味ですが、本当にその通りだと思いませんか。

人々が慰めると、「これが幸福のもとにならないとも限らない。」という返事です。その後、戦争が起こって、多くの若者が兵士として駆りだされて戦死しました。しかし、その息子は足が不自由なために、戦争に行かずに済んだのです。その後のことは、よく分かりませんが、これが、「人間万事塞翁が馬」という諺のもとになった中国の昔話です。





●「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ人への手紙8:28)。
●「私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。 」(ピリピ人への手紙4 :12)。
●「あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。 これは、信仰の結果である、た ましいの救いを得ているからです。」(Ⅰペテロの手紙1:8,9)。













