聖書から人生を考えよう

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聖書から「人生」について真剣に考えてみませんか?

★キリストの生涯

2005-01-17 | 「キリストの偉大なる生涯」

  今から約2,000年前、自然法則に逆らって、一人の貧しい処女から生まれた方がおられます。彼は、小さなユダヤという国の田舎の貧しい馬小屋で誕生し、飼葉桶に寝かせられました。彼の父親は大工で、彼は生涯の間、貧しく質素な生活をしました。彼は、外国に旅行したこともなく、自分の国の国境を越えたのは、一回だけでした。幼い時に、両親と共に亡命したことがあったのです。この方には、お金や財力も政治的な影響力もありませんでした。また、彼には特別な学歴があったわけでもありませんでしたが、少年時代には何人かの偉い学者たちをその知恵によって驚かせたことがありました。
 
彼は、30歳を過ぎてから、公にご自身を現され、自然法則に逆らって、嵐を静めたり、海の上を歩いたり、その他数々の奇蹟を行って人々を驚かせました。彼は薬を使うこともなく、無料で大勢の病人の病いを癒されました。彼は病院を持っていませんでしたが、内科、外科、婦人科、眼科、耳鼻科、皮膚科、小児科、心療内科‥‥などに属するあらゆる病いと患いを癒されたのです。そして、多くの悩み苦しめる者に深い同情を示され、愛と恵みに満ちた心をもって接しられ、また優しく救いの手を差し述べられました。彼は、約2,000年の間に、世界中の医者が癒したよりもたくさんの寂しい心を癒し、苦しんでいる人の心に慰めを与えました。

彼は、一冊の本も書きませんでしたが、彼について書かれた本は数え切れないくらいあります。彼が創設した学校は一つもありませんが、不思議なことに彼にはたくさんの生徒がいます。その数は、世界中の学校の生徒の数に勝るとも劣りません。もちろん彼は、志願兵を募ることもなく、武器で人を撃つこともしませんでしたが、彼ほど多数の志願兵を持つ将軍はいつの時代にもいません。彼の唯一の武器は「愛」という武器だったのです。そして、彼を信じて従う者たちは、一発の銃声もとどろかすこともなく、大勢の敵対者たちを無条件降伏させたのです。それは、ただ「愛」という武器によってです。

昔あった多くの国々の偉大な政治家の名前は泡沫のごとく消えて行きました。また、幾世代の多くの科学者や哲学者の名前も次第に忘れ去られて行きます。しかし、この方の名前は人々から忘れられるどころか、益々地の果てまで知れわたるばかりなのです。

この「彼」とは、一体どなたなのでしょうか?実は、この方こそ、主イエス・キリストなのです。人々は、イエスを十字架につけましたが、死後三日後に死人の中からよみがえって墓から出て来られました。当時のローマ帝国は彼を無き者にしようとあらゆる手を尽くしたのですが、彼はまことの神の力によってよみがえらされ、その時から2,000年過ぎた今日も、「すべての人々の救い主」として、世界中で宣べ伝えられているのです。

彼は世間からは、田舎のただの大工の息子と思われていましたが、実は、全知全能の神の御子であり、人間の罪とその結果の死の恐怖に慄いている者たちを解放し、すべての問題を解決する比類なき方として宣べ伝えられているのです。どなたもイエス・キリストというお方について知れば知るほど惹きつけられますが、このお方のことは、すべて「聖書」という書物に書き記されています。是非、聖書をお求めになられて、神が示しておられるすばらしい愛と救いをご自分のものとなさってください。それによって、あなたの人生は益々豊にせられます。

●「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。 神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。 」(テモテへの第一の手紙2:4~6)。

●「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。」(テモテへの第一の手紙1:15)。

●「この方(イエス・キリスト)以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」(使徒の働き4:12)。


●「御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネの福音書3:36)。     
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