食ったら即、脂肪。

大食い。太りやすい。
日々のこと。

視線の定まらない青空をじっとみつめ揺れない心を手に入れろ

2006-10-15 10:01:52 | 日記
 1年前に自分が皇居の周りを走るようになるなんて思ってもみなかった。

東京マラソンに出ようと思って出勤ラン、帰宅ランをしているときもわざわざ、電車を乗り継いでいくのが無駄じゃないかと思えた。

 とてもいい所だ。

 はじめて10キロ走ってみて(皇居2周)サイボーグのようにすごいスピードで走っている人、カメラを構えた観光客、散歩好きのカップルとすれちがっている間、苦しいけどずっと笑っていた。

一緒に走っているメンバーに守られているような感じで長くてあっという間な1時間がすぎていった。

走り終わってあとはなんて人はこんなにもオープンになれるだろう。

走ることで人間が単純になっているのか。

明日の大会があるけど給水係としてきてくれた人もいた。

 終わったあとは近くの銭湯へ。

銭湯とランがセットなんて夢のような組み合わせだ。

もっと入っていたかったけどみんながさっと上がっていったので後を追うように。

 じぶんが選んだと分かる苦しさのあとには待ってましたとばかりにうれしさも近くに潜んでいるのが分かる。

あるイギリスの歴史学者が「すべての人間が人生の一瞬、一瞬を次の瞬間が最後の瞬間になっていいように生きる」といっていた。

理想だけど走っているときにこの言葉は思いだせそうだ。

 こぶしの中でぎゅっとおさまりきれない人生に。