次の日の10月1日、車を借りて平戸・生月に行くことにしました。夫が平戸に行ってみたいとのことで、今は生月まで橋がかかったそうなので、その突端まで行ってみることにしたのです。
途中、大崎半島からの朝焼けが美しく、海にも映り込みがありました。真正面にあるのが片島です。
平戸口まで佐世保市を通り約2時間ほどで到着。さらにそのまま平戸大橋を通り過ぎて、生月島と平戸島を隔てる“辰の瀬戸”に平成3年に開通した『生月大橋』を渡りました。連続トラスト橋としては“世界一の長さ”を誇り、その長さは全長960mということです。橋から下方を見ると、渦が見えていました。
写真では逆光になってしまい、橋の色が出ていませんが、ライトブルーの素敵な色でした。
生月の一番北端にある大バエ灯台は、100m程切り立つ断崖の上に立っている白亜の無人灯台で、展望台になっていました。ここからの夕日の眺めが美しいそうですが、残念ながら夕方まで待って入られません・・・
塩俵の断崖など険しい岩場と海の色が美しいところです。
再び、赤い平戸大橋を渡って平戸市に入りました。私は一度来たことがあります。目の前に平戸城が見えていました。
海岸沿いに1639年に築造(復元)された石造倉庫の「平戸オランダ商館」があり、白い色がまぶしいほどでした。1609年にオランダ船2隻が平戸に初めて入港したそうです。今でもオランダ堀、オランダ井戸が残されていました。
平戸の街並はどこか懐かしさがあります。
その近くに「松浦史料博物館」があり、中には駕籠や鎧かぶと、聖フランシスコザビエル像、豪華な着物、戦場図や日本一の長身の力士像などたくさんの史料がありました。
聖フランシスコ・ザビエル記念教会と、教会の内部で、幾何学的な構造になっています。
この写真は「寺院と教会の見える風景」です。平戸は歴史とロマンの島と呼ばれています。