民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

濃厚煮干しラーメン@ふたつ矢(飯田市)

2019年04月04日 | グルメ
毎春の定番になってて嬉しい限り。10年前のオープン当初から行きつけのラーメン屋さん。
色々新しい形でボクの味覚を攻めてくれるこの店が今も昔も好きだ。
この店が月替りで全国各地の一杯を再現するようになり、ボクの故郷津軽の味を再現しようとしてくれてますます好きな店になった。
参考にして欲しく、帰省した時に本場の煮干しラーメンを買って届けたコトもある。
店内は相変わらず盛況だった。
そらネェも煮干しラーメンが大好き。
コキータくんは苦手なので普通の醤油ラーメン(笑)

でも美味しい美味しいと感激しながら食べていた。さて、煮干しラーメンの感想だけど、より完成形に近付いた印象で美味い。

麺はパーフェクトで美味すぎる。

ただし、飯田の人向け煮干しラーメンの完成形であり、スープは昨年までより、やや豚骨よりに味が落ち着いた印象。

津軽人にとっては、もっと煮干しよりに攻めて欲しいところ。

でも材料費を考えるとこの辺が妥当な所なんだろう。

毎年春の楽しみなので、今後も期待したい。

あ、素人の舌なので悪しからず。

ダンボールと春

2019年04月02日 | 児童養護施設の仕事
Tくんは施設に来てしばらく経った頃、部屋の隅にダンボールを置いた。

たまにその中で寝たり、ふてくされた時に中に閉じこもったり。

狭いトコが落ち着くっていうコは多い。

包まれる感じが心地良いのかもしれない。

きちんと包まれてこなかったから、なのかもしれない。

本人もよく分かってないんだろう。

自分でもよく分からないけど求めちゃうもの。

大人だってそういうコトあるだろう。

先日、Tくんが何気なくボクに言った。

ダンボールもういらないよ。やっぱり春という季節には特別な力があるのかもしれない。

さよなら、そして、ありがとう、ダンボール。

またTくんがダンボールを必要とするコトもあるかもしれない。

進んだり、戻ったり、立ち止まったり…まぁボチボチいこう、焦らずにね。

破れた障子

2019年04月02日 | 児童養護施設の仕事
春休み、朝から晩まで、様々な個性を持った子どもたちが一つ屋根の下で生活するってのは、なかなか大変だ。

キレイごとでは済まされない。

一般家庭の親と同じ感覚で、大変なもんは大変だ。

早く学校始まってくれーと^_^;

まぁそれが仕事と言えばそれまでなので、もう数日頑張らないと。

さて、先日の朝、出勤すると、Tくんが求めてきたコトに対して今すぐには対応出来ないと伝えた所、キレて部屋で暴れて障子をビリビリと破いた。

こういう時は頭を冷やす、いわゆるクールダウンが必要である。

対応する方も声を荒げたりせず、落ち着いて穏やかに対応するコトが大切。

そういった不適切な行動をするコトで得をさせちゃいけない。

ムカついた想いを聞いた上で、適切な行動について教える。

数十分経ち、落ち着いたTくんがボクに謝ってきた。

みんぺーちゃん、ごめんね。

謝ってこられたコトは認めてあげる。

もちろん許してあげるし、それ以上グチグチなんて言わない。

はい、おしまい。

ただ、ビリビリに破いた障子は一緒に直さないと。

障子を直すのは初めてだというTくん。

見本にやって見せると、元々の手先の器用さから上手に直すコトが出来た。不格好だけど、スゴくいい。

他の職員も呼んで見せてあげた。

そして、再度褒めてあげた。

色々ブツブツ言いつつも嬉しそうなTくんだった。

イライラした時に何かを壊したり破くと気持ち良いってのは分かる。

でも直すのはこんなに面倒臭いんだよ。

だから他の方法をオススメするよ。

ボクの話を素直に聞いてくれたTくん。

直せるものは直せば良い。

出来れば一緒に。

壊したものを自分の力で修復するって作業は、思う以上に、子どもの成長や癒やしに繋がるんだと思う。

児童養護施設職員

日々、そんなコトの繰り返し。

一度傷ついた心の修復は、障子みたいに簡単じゃない。

美味くいかないコトの方が多い。

無限のエネルギーを要する。

でも、子どもとの信頼関係ってのはこんな風に築いていくんだと思ってる。

あ、我が家の障子は破れたままだ(笑)

家ではかなり未熟な父ちゃんです。