民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

ユルい水族館〜伊勢シーパラダイス〜

2020年01月27日 | 旅行
伊勢志摩には幾つか水族館があり、魚の数や規模で言えば、断然、鳥羽水族館である。

しかし、個人的なイチオシは「伊勢シーパラダイス」という渋めな水族館。派手さとは無縁であり、正直、地味である。

入館した時のワクワク感もあまりない(笑)

しかし、しかしだ。

この水族館のウリは水生動物たちとの距離感の近さ、そして全体的なユルさ(笑)
1トンもある巨大なトドさんが

目の前にやってきて

目線を送ってくれる(笑)

必死にポーズしてくれる。

あっかんべーまでしてくれる。

アザラシたちも目の前にやってきて、写真撮り放題。

通路をこんな風に動き回る。

自由感半端ない(笑)

人間もまた自由である。

疲れた?

眠い?

じゃあ寝よう!


広い館内を歩き回って色々な魚見て、非現実的な一時を過ごす。

そんな一般的な水族館のイメージとは一味違う、狭い空間で水生動物たちとガンガン触れ合えるユルさ満載の水族館。

水族館にお昼寝しに行く。

そんな夢を叶えられる場所です。


お伊勢参りとミシュラン☆絶景

2020年01月27日 | 旅行
伊勢神宮は、外宮(げぐう)→内宮(ないくう)の順序で参る。

かつて交通機関が全くなかった頃、一生に一度はお伊勢参りを、と全国から人が徒歩で集まった。何日も何日も歩いた末にたどり着いたこの場所はどれだけ神々しかったのだろうか。
飯田からは高速使って三時間ちょっとかかる。
遠いけど、昔を思うとなんて気軽に行けちゃうんだろうとしみじみ。
一時は廃れていたらしいおかげ横丁は、今や安定の盛況ぶりで、食べ歩きの聖地的な雰囲気である。
こってりしたタレがかかってやわやわで歯応えなし麺の伊勢うどん。

コシを求める一般的なうどんとは別路線を突き進むその潔さが好きだ。

美味い、すごく美味い。

長旅で疲れた旅人の胃腸を想い、やわらかく茹でたらしい。

一緒に写っている松阪牛丼は、まぁ美味しかったけれど、本当に松阪牛なのかどうかはボクには分からない(笑)

伊勢神宮を後にしたボクたちは、志摩の横山展望所へ。

ミシュランで一つ星を獲得したコト、日本展望スポットランキング(2017)で10位獲得したコトで全国的にも注目を集め、2018年にカフェテラスが出来たコトでその人気は不動のものに。この圧倒的絶景を全く知らなかったコトに驚かされる。

今回、職員旅行の幹事だったのだけど、色々が忙しく後回しにしていたので、3日前くらいに慌てて計画を立てた。


伊勢志摩リサーチする中で知ったのが、この場所。

曇り空ではあったけど、期待を裏切らない絶景が待っていた。
これまで国内外、様々な風景を目にしてきたけれど、ここは世界に誇れる絶景である。
地球の丸さ、自然の偉大さ、そしてその昔地理で習った「リアス式海岸の英虞湾」が眼下に広がっているコトに感動。

かつて世界一周一人旅人だったボクが全力でオススメします!

で、そこから15分くらい下って英虞湾エスパーニャ号に乗船。
アミューズメントパーク感満載だけど(笑)、上から見下ろした風景の中を船で巡るというのはなかなかステキだった。
途中、真珠製作を見れたり、真珠商品を買える昭和感プンプンの場所に立ち寄った。何となく知ってた様で知らなかった真珠の作り方、その不思議さを知れる。
真珠は、自然の力で偶然出来る宝石…だったはずが、人間の力で生み出せる様になった。
そんな真珠養殖で財を成した御木本幸吉さんのサクセスストーリーにも触れるコトが出来る。

ちなみに真珠って6月の誕生石で、石言葉は「健康・富・長寿・清潔・素直」など。これまで全く興味がなかった真珠だけど、少し親近感を覚えた6月生まれのボクだった。

初めての土地に行き、知らなかったコトを知るって本当に楽しい。 

そんな旅行の醍醐味を再確認した気がする。

常宿〜民宿すわ湖〜

2019年10月08日 | 旅行
豊かな大人は定宿を持っている。定宿と言えば高級感溢れる旅館とかで、一部のリッチな人しか縁がないと思っていた。

しかし、ボクには諏訪湖畔でいつも泊まる安い宿がある。

諏訪湖マラソンの度に同期3人で打ち上げをするので、これまで色んな宿を試してきた。

和室三人部屋が基本で、行きつけの鶏料理専門店へのアクセスが重要となる。

寝るだけなので値段は4000円以下、でもマラソンした後なので温泉は欲しい。

あとはコンビニも…

その結果、立地、居心地、安さ…全てにおいて理想的な宿を発見したのである。

ここ数年は毎回その宿を利用しているので、ココがボクらにとっての常宿と言えるだろう。

民宿すわ湖民宿というか旅館って感じの佇まい。悪く言えば古い。良く言えば、雰囲気あって味もある。館内のあちこちに飾られた民芸品がまた良い。窓からの八ヶ岳の風景なんて極上である。あの文豪がかつて滞在して、あの有名な作品を書き上げた宿と言われても納得してしまう雰囲気がある。内湯の他、プライベート感サイコーな露天風呂もある。人気温泉地である上諏訪温泉のお湯は熱々で気持ち良い。シャンプーとかの揃えも良い。アメニティ類への心遣いも嬉しい。廊下には冷え冷えの麦茶が用意されている。裏口に流れる水路がまた雰囲気あって良い。

この裏口を出て数分歩くとコンビニ、そして諏訪湖もある。

他に何か必要(笑)?

以上、良いトコばかりを主観的に紹介したけれど、結局の所、宿に何を求めるか、だろう。

建物自体は古いし、階段も急だ。

洗練されてはないし、高級感もない。

部屋の鍵も昔ながらのやつ。

居心地の良さは人によって違うってコト。

ボクらはこの宿か好きだし、これからも「常宿」として利用するだろう。

昨日も「また来ますねー」と主人に告げて、宿を後にした。

令和になった今だからこそ、こういう昭和感溢れた宿の人気が高まるのかもしれない。

これからも変わらず今のままの「民宿すわ湖」であって欲しいと切に願う。

ちなみにこちらが行きつけの鶏料理専門店「鳥梅やきとりコーナー」宿からは徒歩5分ほど。

既に大人気店なので予約必須だ。もっと人気が出て行けなくなったら困るので多くは語らないでおく(笑)

ハイセンス青森キーホルダー

2019年09月24日 | 旅行
こういうがっつり地名がデザインされたキーホルダー、観光地では必ず売っている。ねぶた、大間のまぐろ、リンゴ、青森山(岩木山だろ!と思ったら青森山らしい)がデザインされている。

まさに青森オールスターズキーホルダーだ。

青森 JAPAN…って(笑)

貰っても困るし、どういう人が買うんだろう。
外国人にはウケるのか?

裏には青森について、日本語で解説されている。

「青森という地名は、1624年に弘前藩が命名した。その由来は、松の木が青々と生い茂る青森山があった青森市からとられたとされている。他にも、アイヌ語から名付けられた説など諸説ある」

青森県の山と言えば、岩木山か八甲田山だと思ってたのだけど、青森山というのがあるらしい。

へぇ。

そして藩名は津軽藩に馴染みがあったけど、それは通称で正式には弘前藩だったと今更知った。

へぇ。

で、このハイセンス青森キーホルダーを誰が買うのかって話だけど…

ちょー嬉しそうにコキータくんが買ってた(笑)!
金色ですげーカッコいいそうだ。

そうか、こういう県外からやってきた少年が買うのか(笑)

なにはともあれ、父から息子に受け継がれた青森愛?にバンザ~イ!

弘前さくら祭り

2019年05月06日 | 旅行
43年近く生きてきたけど、未だに故郷弘前以上に素晴らしい桜には出会っていない。桜の花びらが密集した一本一本、そしてそれらが無数に植えられた公園内。
昔は当たり前だったその風景が当たり前ではないと知って、もう随分が経つ。
という訳で、すっかり桜は散り終え、葉桜満開の弘前さくら祭りに行ってきた。実際はこんな感じで、咲いてる桜を探すのに必死だった。最初の美し過ぎる三枚は誰かが撮った満開の写真…無断転載ゴメンナサイ。

何の色だか良く分からない名物の黒いコンニャク。
ここでしか食べられないらしい。

美味しくも不味くもない味が昔と変わらなくて安心した。

そして、35年前から変わらない雰囲気とクオリティーのお化け屋敷。
ボクにとっては、さくら祭りと言えばお化け屋敷…何十年も変わらずそこにあるってステキだ。
クオリティーの低いお化け屋敷だけど、昔のボクと同じように本気で怖がり、出てからは「平気だった」と強がる息子。
ジャンボ迷路も本気で迷い、すごーく時間をかけて出てきた。
色んな息子を見ながら、35年前のボクと昨年亡くなった親父を想った。
散り終わってるのに、こんなに趣あり、味わい深く、ステキって…

さすが日本一の弘前城公園の桜である。