民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

マックと児童養護施設職員

2019年06月30日 | 児童養護施設の仕事
昨日は仕事が休み。

施設の担当中学生と共にマックへ。一ヶ月間、頑張って朝から登校出来たご褒美として。

当たり前のコトを当たり前だと片付けず、きちんと認めて褒める。

すごく大切なコトだと思ってる。

だから、自分の時間とお金を使って、彼の頑張りを労った。

まぁ一時間くらい、750円くらいなもんだけど。

出会う前、不登校だった彼は、時々行けるようになり、遅刻しながら行けるようになり、時々朝から行けるようになった。

そんな彼が一ヶ月間、ずっと朝から行けたなんて本当にすごいコトなのである。

ボクは仕事として子ども達と関わっているけれど、子ども達は、時に勤務時間外の関わりを求めてくる。

どうせ仕事でしょ?

最近は言われなくなったけど、かつて言われたコトもある。

今でも言われる同僚はいる。

子ども達は、様々な形で、ボクたち職員の愛情を試してくるのだ。

そうだよ、仕事だよ。

だからなに?

それは否定しないけれど、そんなコトはどうでも良い。

ボクにとってキミは大切な存在だし、エネルギーは注いでいる。

その時々、そのコにとって必要だと思ったら、出来るコトは何でもする。

したいからする。

エネルギー注ぎまくる。

仕事とか勤務時間とかに縛られない。

でもボクには家族がいるし、休みだって欲しいのも事実。

ボクは万能じゃないし、エネルギーは無限じゃない。

それも含めてのボクの全力で、キミのコトを支える。

頼まれたって見捨ててあげないし、諦めてあげない。

様々な理由で施設にやってくる子どもには、一人でも多く「良い大人」と出会って欲しいと思っている。

そのコのコトを真剣に考え、全力で行動してくれる「良い大人」に出会って欲しいと願っている。

そんな大人に一人でも出会えるように見守り、繋げて、支えるのがボクの仕事。

もちろんボク自身、そんな大人の一人でありたいと思っている。

児童養護施設職員

誰にでもお勧め出来ないし、見返りを求めてたらやってらんないけれど、それでも、やりがいある仕事だと思っている。

今日はありがとう。

施設に戻ると、そう言ってさっさと車を降りて去って行く彼だった。

それで充分、充分すぎる。

43歳になりました。

2019年06月26日 | 日記
あと30分程で、43歳の初日が終わる。沢山の方が色んな形でメッセージを届けてくれたけれど、きちんとお礼を返しておらずゴメンナサイ。

とりあえずボクは相変わらず元気です。

今日も、朝から晩までよく働いた。

朝から会議だったので、昼飯をコンビニに買いに行った15分間以外、15時間も職場にいたコトになる。

うわっ。

そこまで仕事頑張って大丈夫なの?

まずはそんなボクの仕事を理解してくれ、支えてくれる家族があってこそだ。

ありがとう。

家族の支えあり、ボクは意外な程に心身共に元気である。

さて、三年前に施設を退所したAくんがケーキを持って顔を出してくれた。担当でもなんでもなかった彼とボクは誕生日が同じなのである。

施設にいた頃から毎年ボクをお祝いしてくれるのだけど、ボクからは特に何もあげていない。

ゴメンっ、また忘れてた!

自分の誕生日すら忘れちゃうんだよなー。

でもホントありがとう。

嬉しいよ。

来年はきっと…

そんなやりとりをもう何年も繰り返している。

こんなボクでゴメンっという気持ち、そんなボクを毎回お祝いしてくれる彼には、感謝しかない。

なんていうかさ、みんぺーちゃんからは愛情もらったからさ。

感謝してるんだよね。

毎年彼はそんなコトを口にしてくれる。

少なからず家族や色んなコトや時間を、時に犠牲にしながらエネルギーを「児童養護施設職員」という仕事に注いできた訳だけど、それなりに子どもたちに届いているものがある。

決して無駄ではない。

とりとめのないおしゃべりを彼としながらそんなコトを実感させられる。

ありがとう。

満足顔で施設を後にする彼を、ボクは見送った。

これからもボクは変わらないスタイルで子ども達と向き合っていくんだと思う。

きっとそれがボクの生き方なんだろう。

で、昨日は、昨年亡くなった親父の誕生日だった。亡くなった後も誕生日はやってくる。

そんな当たり前のコトに気付かされた。

親父、おめでとう…でいいのか?

そして翌日の今日はボクが誕生日。

兄弟ラインでやりとりしながら、この歳になってからの誕生日って親に感謝しないとだよなー…って三人いる弟の誰かがコメントした。

43歳、ボクを支えてくれる様々な人への感謝の気持ちを忘れない。

そんな歳にしたいと思う。

皆さん、ありがとうございます。

あ、気付いたら43歳初日が終わってた。

ポケモンカードが欲しい

2019年06月22日 | 日記
コキータくんが今一番欲しいものは「ポケモンカード」ボクもそういうの集めるのが好きだったからよく分かる。
欲しいけれど「買って買って」と駄々をこねたりはしない。

8月の誕生日にセットを買ってもらうんだそうだ。

で、それまでどうするの?
自作(笑)
こんなのを何枚も作ろうとしている。ものすごい根気がいる作業だけど楽しそうだからまぁいっか。カラーコピーしたら良いのに。

それを言ったらおしまいです(笑)

頑張れ、コキータくん!

父の日と児童養護施設職員

2019年06月18日 | 児童養護施設の仕事
先日の父の日、出勤すると、何年か前に退所した女の子が彼氏を連れて来園していた。

おーAちゃん、おかえりー。

みんぺーちゃーん、待ってたよー。

父の日だからゼリー買ってきたんだー。ボク含めた父親世代の職員に用意してきてくれたのである。

嬉しい。

ゼリーはもちろんだけど、Aちゃんにとって、施設がそうやって気楽に遊びに来てくれる場所になれているコトが本当に嬉しく思う。

Aちゃん、ありがとう。

児童養護施設に勤め始めた頃は、いつかお父さんの様な存在にならないとって思った。

お父さん代わりの仕事ですねーとか言われると余計にそう思った。

でも、いつの日か、それは違うって気付いた。

お父さんと思うか、お兄さんと思うのか、親戚のおじさんと思うのか…

入所している児童と職員という割り切った関係だって思うのか…

先生みたいな存在なのか…。

それは子ども一人ひとり違う訳で、ボクが考えるコトではない。

頼れる職員みんぺーさん。

いつも応援してくれてるみんぺーさん。

なんかよく分からないけど面白いみんぺーさん(笑)

そんなユルい感じの存在でいようと思ってからは気楽になった。

みんぺーちゃんがお父さんだったら良かったなー。

今朝、養護学校に通うBちゃんがそう言ってくれた。

ありがとう。

でも、仕事中はちゃんとしてるけど、家ではダラダラしててダメなお父さんだからオススメしないよ(笑)

えーそうなのー!?

じゃあやめるー。

(笑)

夜勤二連チャンあけ、たっぷり残業して身体はヘロヘロのクタクタだけど、心は元気なボクなのでした。

児童養護施設職員

すごーく大変な時もあるけれど、長く続ければ見えてくるコトも沢山ある。

そんなやりがいのある仕事です。

無理せずユルく、でもアツく仕事を続けていけたら良いと思っている。

月曜日の朝

2019年06月10日 | 児童養護施設の仕事
本日、夜勤あけ。

週の初めの月曜日だ。

心も体も重い。

あーまた一週間が始まるーーー。

眠いーーー。

行きたくないーーー。

それは子どもも大人も同じ。

まぁボクみたいに曜日関係なく働く不規則勤務の人にはあまり関係ないけど。

ボクはいつだって朝は眠いし面倒くさい(笑)

おはよーーー

朝だよーーー

とりあえず心も体も重い子ども達を何とか励ましながら起こして、学校に送り出してきた。

小学生のAくんもまた、月曜日の朝、心も体も重くなる、そんな一人である。

眠い。

喉が痛い。

肩が痛い。

次から次へと「学校に行かない理由」を口にするAくんである。気持ちに共感しつつ、熱を測り、湿布を貼り、のど飴をあげた。

のど飴は、内緒だよって一つ余分に。

その結果、「いってきまーす」と登校したAくん。

よく頑張った、頑張った。

気持ちを受け止めつつ、背中を押す。

そのバランスが難しい。

起こして学校に送り出しただけと言われたらそうなんだけど、一人ひとりの内面を想像し、共感し、寄り添って対応しているつもりだ。

一人ひとりの起きる時間、起こし方、起きてからの行動パターン、前日までの様子など把握した上で。

何より「余裕」を忘れずに。

月曜日の朝は、普段以上に丁寧な関わりが大切なのである。

一週間の始まりは、出来る限り気持ち良くスタートさせたいものだし。

ボクの職業は、児童養護施設の児童指導員。

理不尽な暴言を浴びたり…と、しんどい時も多いけれど、それでもやりがいある仕事である。

無理せず焦らず、ボチボチいこうと思う。

ちなみに…家では朝起きられず嫁さんに任せっきりのダメ父ちゃんである。

みんぺー残念っ!