民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

予測していなかったトラブル

2018年12月31日 | 日記
「みんぺーが長距離移動すると天気がザワつく」

そんな法則にのっとって東北地方は大雪らしい。

当然、青森県もヤバいらしいけど、中でも我が故郷弘前が一番積もってるらしい。

相変わらず地球規模の特殊能力である(笑)

さて、そんな大雪に備えて久々にブーツを履くことに。昔韓国で安く買った革製のブーツである。

備えは万全

…と思いきやパーキングに寄って歩いてたら、ペコリペコリと鳴り始めた!

これは気のせいだ、きっと。

気付かないふりをして車に戻った。

すり足で歩いていれば、これ以上悪化はしないだろう。

まぁ何とか青森まで持てば良いとしよう。

そしたら次に停車した時にはこんな感じ(笑)
いわゆる軽くヤバいってやつ。

ボクが思う以上に事態はスピーディーに悪化している。

次のが剥がれるのも時間の問題だろう。このままでは大雪の青森にリアル貧ぼっちゃま(知らない人は読み流して下さい)状態で降り立つことになってしまう。その他にも何が不便って、高さが違うから歩きにくいこと極まりないのである。「足の長さが同じ」

失ってみないと気付かない有り難さなのだと知った。とは言え、これまでの人生であらゆるトラブルに出くわし、乗り越えてきたボクだ。

とりあえずゴム用ボンドを購入。空港の待合室でブーツを直してる人なんて、たぶん世界中でボクだけだろう。接着剤でくっつけたのは良いけど、きちんと接着させるためには動けない。

着々と出発時間が迫っている。

速乾のはずがなかなかくっつかない。

このまま動くとくっつかない。

足が痛い人のフリをして、足を引きずりながら動くことにした。

極めて自然だ。

で、辺りを見回すと…

お!
荷造り用のテープ発見。

しかも透明タイプだ。

という訳で…透明だから違和感ない!大丈夫!おかしくない!

もしかしたら普通のブーツにさえ見えるかもしれない。

テープは他の人には見えないのかもしれない。

うん、大丈夫。

大丈夫って言って下さい(笑)

人たらしが出会った「肉たらし」

2018年12月29日 | 日記
色々お世話になった故郷の親友にお歳暮的な土産を買っていこうと思ったけど、荷物になるなーとネットで何か探してみるコトに。

オレンジリボンやら駅伝やらクラウドファンディングやら…とにかく何かとお世話になった同い年F社長が経営している地賛地奨屋(ちさんちしょうや)さんでブランド肉「幻豚(げんとん)」やらウインナーのセットを注文してみた。

ちなみに『地賛地奨』とは…

「地元で採れたものを地元で食そう」という「地産地消」の概念を越えた「地域の食財を賛えよう!地域の食財を奨めよう!」というアツい想いが込められているのです。

そのF社長が先日、うちの施設を訪問してくれ、児童養護施設について色々説明させて頂いた。

で、そこで紹介してくれたのが電気関係の経営者である同い年N社長。

その場で連絡してくれ、早速、会いに行ったのだけど、その方もまたアツかった。

色々これからに繋がる情報やらを沢山提供してくれて、オレンジリボンへの協力もその場で色々してくれた。

想いと行動力がある人って良いなーと感心させられたものである。

で、その社長がとあるカレー屋さんの店長を紹介してくれた。

以前から知ってはいたものの、行く機会がないまま今に至るその店。

こだわりあるカレーをぜひ食べてみたい、そしてカレーだけでなく、行動力のあるその方にも会ってみたいと思っていた。

さて、そんな繋がりが年末にあった訳だけど、冒頭の親友に、ネットで注文したから、正月には持っていけないかも…ごめーんと連絡した所…

飯田の「肉たらし」という焼肉のタレが欲しいとのこと。

肉を贈る予定だとは何も話していないのに、急にそんなリクエストをしてくれた。

そういえば、以前メールでそんなタレについてやりとりしていたコトを思い出した。

飯田のタレらしいけど、スーパーとかで見たコトはない。

とりあえずネットで調べて、電話で問い合わせてみたら…

やはりスーパーとかには置いておらず、地場産業センターの売店なら置いてある、でも年末なので、営業は昨日まで。

残念…

あ、うちの店になら置いてますよーと。

お!

話を聞くと、その電話の主が営む飲食店の店頭にも置いてあり、本日のランチ営業14時半までに来てくれたら販売可能とのコト。

という訳で行ってみたらその店は、N社長が紹介してくれたカレー屋だったという訳。

うーん、繋がる繋がる。

何だか分からないけど、自他共に認める人たらしなボクの繋がりとご縁の途中で出会ったこのタレ。
何やらスゴそう。
という訳で、本日は仕事納めとなる夜勤でーす!

昨日から我が家のコキータくん、そして職場でも一人インフルエンザが発症したと連絡きました。

伝染りませんように…

くいしんぼんのクラリネット

2018年12月27日 | 日記
ボクの大好きなクラリネット

パパからもらったクラリネット

とっても大事にしてたのに

壊れて出ない音がある

どうしよう どうしよう

オ パキャマラド パキャマラド

パオパオ パンパンパン…




ボクとクラリネットは無縁だった。

ボクの人生にクラリネットが登場するコトはなく、しいて言えばこの曲を聞いたことがあるくらい。

誰もが一度は耳にしたコトがある有名曲。

呪文のような歌詞と覚えやすいメロディーが良い。

このままクラリネットとは無縁の人生を送るはずだったボク。

そしたら娘そらネェが、中学生となり吹奏楽部に入部し、選んだ楽器が…そう、クラリネット。

学校から借りたクラリネットを家で練習する姿が増えた。

完全初心者だったので、最初はまともに音が出る訳もなく、ひどいものだった。

てか音なんて出なかった。

それからひたすら練習を重ねて、無音が騒音になり、騒音が雑音になり、雑音が音になり、音が曲になっていった。

すげー。

まだまだ上手とは言えないけれど、一生懸命なのは伝わってくる。

クラリネットが大好きなのも伝わってくる。

そんなそらネェは、自分のクラリネットを欲しがるようになった。

しかし、始めて半年で買ってあげる程、ボクは簡単な父ちゃんではない。

そうかー欲しいのかー

拒否はせず、共感だけして聞き流してきた。

そしたらクリスマスが近付き、義理父であるじいじが10万円出資してくれるコトに。

プレッシャー(笑)

何とか頑張れば10万円なら…と思い始めた。

いくらくらいするもんなの?

ボクの想定だと15〜20万円

とりあえず部活顧問に聞いてきてもらうコトに。

そしたら…

「クランポン」って会社のを勧められてきた。これは「くいしんぼん」

そらネェが幼児だった頃、これを指差し「とーと」ってつぶやいた思い出のキャラだ。

そのキャラを思い出したが、欲しいのは「くいしんぼん」ではなく、「クランポン」

クランポンってメーカーのがオススメで50万円くらいだってー。

へぇー。

っておい!!!

ムリムリムリーーーっ。

子どもの楽器購入に50万円払える親がどれだけいるのだろうか。

この話なかったことで!

それから何日か経った。

先生が楽器店に相談して、中古のクラリネットを探してくれるコトに。

20万円という予算内で最高のを探してくれる、と。

で、よく分からないが数十年前に作られた(その時代のは木の質が良いらしい)クランポン社製の中古クラリネットを購入するコトに。ついにサンタを信じなくなった娘に、父ちゃんサンタからのクリスマスプレゼントになった。こんなに喜ばれると父ちゃんとしては堪らん。

そらネェのことだから、大切に大切に使ってくれるだろう。

とは言え、我が家の家計は決して楽ではないので、この20万円という金額は伝えたいと思った。

そこで、一万円は借金として返済させるコトに。

ただし、お金ではなく、お手伝いなどで返済させていくシステムを導入。

皿洗い100円
玄関掃除100円
コキータくんを優しく面倒をみる50円  ほか

マイナスもある。

コキータくんへの意地悪ー100円
ママへの暴言ー100円 ほか

クラリネットと共に反抗期を乗り越えてもらいたいと思う(笑)

そんなタイミングで、故郷の母と亡き親父に、そらネェからの手紙が届いたと報告があった。

「今頑張れる事があります。

頑張れるという事は生きている事。

生きている事は幸せな事。

じいじはこれを教えてくれたよ。

ばあば、いいおじいちゃんと結婚してくれてありがとう」

だって。

高い買い物だったけど、買ってあげて良かったと思えた。

うん。

そらネェはとっても良いコに育ってる。

自慢の娘だ。

とりあえず「とっても大切にしていたのに壊れて出ない音が…」になりませんように。

優しさに包まれて

2018年12月19日 | 日記
喪中ハガキは親父が喜びそうなものにした。大好きで大好きで堪らなかった初孫そらネェがこんな風に、遺影を飾ってくれてる。

隣には遺品のネクタイも。

親父に見守られながら、日々、勉強しているそらネェ。

時には話しかけながら。

天国で照れ笑いしている親父が目に浮かぶ。

そんな想いを込めた喪中ハガキに、ばあちゃんも目を細めてくれているに違いない。

親父もばあちゃんもボクの言うコト、やることを否定したことがなかった。

いつもいつも応援してくれた二人に、改めて感謝の想いを伝えたい。

ありがとう。

先程、突然、大学時代の恩師からの電話があった。

夏休みに、同分野の教授だった親父を青森県から長野県まで呼び、特別講義をしたことがあった。

そんな縁もあったので、訃報を知り、お悔やみの連絡をくれたという訳。

ボクの近況も色々聞いてくれ、「相変わらず頑張り過ぎてないか?」と心配してくれた。

学生時代は、無愛想で少し取っ付きにくい印象だったのに、電話で色々聞いてくれる恩師はひたすらに優しかった。

口調も話す内容も、ただただひたすらに優しかった。

疲れていたからか、その優しさと気遣いに涙がこぼれた。

K先生、ありがとうございます。

色んな人に出会い、今も支えられ、見守られているってコトを再認識させられる。

そして明日は、お世話になった伯母の葬儀のため、東京に行ってくる。

続く時は続くものだ。

亡くなった方々の分まで、強く優しく生きたいと想う。

どんなに忙しくても人に優しくありたいと想う。

おばちゃん、ありがとう。

父と娘の対話

2018年12月17日 | 日記
この一年で心身共に劇的な成長を遂げている中学一年のそらネェ。

先日、そんな思春期真っ盛りのそらネェと二人きりで話し合う機会を持った。

一般的に、父と娘との関係が微妙になり、距離ができ始める頃だろう。

でも父と娘、いや、父と子として避けては通れない話題に触れることにした。

何となく消滅…は寂しいので。

親としてのケジメなのかもしれない。

という訳で…

そらネェ、そろそろクリスマスだねぇ。

ちょっと話があるんだけどさー。

自然な声掛けを心掛けたつもりだけど、緊張感が伝わったのか、ただならぬ雰囲気を察したのか…

目を合わせようとしないそらネェ。

勇気を出してボクは聞いてみるコトに。

そらネェさ、サンタさん信じてる?

気まずそうに…そらネェは首を横に振った。

やはりそうか!

去年までしっかりお手紙書いてくれたのに、恐るべし思春期(笑)

ついに聞かれてしまった!的な照れた表情を浮かべるそらネェだった。

まぁ中学一年でサンタさんを信じていたら、それはそれで考えものではあるけれど^_^;

ちなみに、いつまで信じていたか聞いてみたら、去年までは信じていたそうだ。

それはそれでなんか嬉しい。

幼少時から丁寧に丁寧にサンタプロジェクトを重ねてきた訳だから。

信じていたけど、友達が皆、サンタさんはいない、それはお父さんだと言うから、信じるのを止めたの。

サンタさんは信じてるけど、うちにプレゼントを届けてくれてるのはお父さんなんだって分かったの。

…なるほど。

こうしてそらネェは大人の階段を一段上がった。

でも、丁寧にプロジェクトを実行していけば5〜6年生まではサンタさんの存在を信じてもらえるコトが実証できた。

そういえばボクも小5の時、親父に告白させるまでどこか信じてたもんなぁ。

一方、コキータくんは全力でサンタさんを信じている。当初2つ貰おうとしてて、ボクたちにそんな欲張りの所にサンタさんは来ないぞ、と脅された結果の気を使った手紙(笑)
頑張れ、コキータ!