民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

中学生になった息子~サンタさんを信じてる?~

2022年12月24日 | 日記
クリスマスが楽しみ過ぎて夏頃からプレゼントを何にしようか口にしていたコキータくんは中学生だ。

日本一純朴な中学生なんじゃないかとボクは思っている。

当然、サンタさんの存在は信じている。

待てよ。

このネット情報社会、そして地方の田舎町とはいえ、コキータくんは、そんなに純朴ではない標準中学生(笑)たちと日々過ごしている。

さすがにサンタさん、信じてないんじゃない?

毎年この時期になると、ボクは少しとぼけた純朴な父ちゃんになる。

コキータくんさ、サンタさんを信じなくなったら言いなよ。

そしたらたぶんサンタさんからは届かなくなるし、親として何かプレゼントしてあげたいんだ。

朝起きて何もなくて悲しむキミを見たくないんだよね。

周りの友達のとこはもう来ないから親に買ってもらってない?

お父さんも子どもの頃、信じなくなったら来なくなって、欲しいものを親に買ってもらったんだよ。

でも安心して。

本は買ってあるし、それは必ず枕元に置くから何もないことはないからさ。
両親からは欲しい本をプレゼントするのが昔からの恒例だ。

とにかくそんなコトを真顔で笑わずにボクが話すもんだから、コキータくんも信じる?

いや、そんな話をするもっと前から、玄関にはこんな手紙が。
完全に信じてる!!!

もしサンタさんからのプレゼントが届かなかったら代わりに何か買ってあげる。

ポケモンのゲームソフトは高くて無理だけどさ。

そんな純朴風な父との会話で更に不安になったコキータくんは、クリスマスイブの夜、更にこんな心遣いを。
という訳でサンタさん、そろそろ手紙を用意しないとですよ。

プレゼントもどこかに隠さないと!

…メリークリスマス!

彼岸花

2022年09月13日 | 日記
何十年も前、祖母宅(大分県)から実家(青森県)に送られ根付いた彼岸花。

昨年、実家から送ってもらって、親父に縁のあるシンボルツリー「さるすべり」の根元(長野県)に植えた彼岸花。

残念ながらすぐに枯れてしまった。
失敗だったと諦めていたら…昨日、ひょっこりと咲いている彼岸花を発見!
気の早い親父が会いに来たのかも…。

今週末、数年ぶりに帰省し、墓参りする予定だ(^^)v

息子、ランナーデビュー

2022年06月06日 | 日記
あんなに小さかったコキータくんは、相変わらず小さいけれど、心身共に成長し、この春、中学生に。

これまでやってきたバスケはクラブ(社会体育)として続け、部活は陸上部を選んだ。
先週末、初めての陸上大会に出場した。種目は1500メートル。自分より大きな子達を抜いていく人一倍小さなコキータくん。一生懸命に走る。

そのシンプルな行為を目の前にすると、自然と涙が流れた。

いいぞー頑張れ~!

コロナ禍のため、声を出しての応援はNG…

我慢出来ず声を出して何度か嫁さんにダメ出しされるボク(^。^;)

そりゃ声も出るよねー。

結果、5分32秒の組中4位、全体では19位。
スタート前の緊張感。

力が及ばなかった同い年のライバル達に及ばなかった悔しさ。

それらを味わえた素晴らしいデビュー戦だったかと。

よく頑張りました(^-^)

文科系の娘とはまた違う息子の子育てにワクワクが止まらない。

テロルンとルンルン

2022年05月29日 | 日記

45歳になったボクにとっての子ども時代って、つい最近のようであり、随分昔なようでもある。

楽しかったけど苦しかった子ども時代。

今思うと、周りが思う以上に生きにくさを抱えていた。

今思うと、なんてことないコトに四六時中悩まされていた。

今なら、子ども達が抱える悩みの解決方法をアドバイス出来るし、公私共にそんな立場でもある。

でも子ども時代って、狭い社会の少ない経験値の中で生きているから、苦しさから抜け出すのって簡単じゃない。

良き理解者やピンチに助けてくれるヒーローなんて、都合良く存在登場しない。

希望や夢なんて、自分が住む世界とは別の遠いどこかにある。

大人なんて分かってくれない。

それが現実だ。

でも小さな勇気やふとしたきっかけで何とかなるコトもある。

希望や夢が、ある日突然やってくる。

助けてくれる大人もいる。

それも現実だ。

苦しみながら必死に生きている映画の中の二人。

それは時にもどかしくもある。

おい、そこの大人!

助けてあげようよーっ

理解してくれない大人たちの中で、必死に生きる二人を助けてあげたい想いが募る。瀬戸内を舞台にした優しい50分間の物語が終わると、心の中にすーっと爽やかな風が吹いていた。

演技も映像も音楽も全てが繊細、そして優しい。

シンプルな一言で申し訳ないけれど、とてもステキな映画だ。幸せなコトに今回は宮川監督の舞台挨拶付きの上映だった。
感想を直接お伝えし、疑問に思ったコトを直接尋ねるコトが出来た。
そんな贅沢な一時を家族で共有できたのがまた良かった。そしてそして…パンフレットとトートバッグ購入特典で参加したジャンケン大会で見事勝ち抜き…
主演二人と監督の直筆サイン入りポスターゲット!
当時高校生だった小野莉奈さんのサインは今や貴重だとか…(^^)v

宮川監督、作品を紹介してくれた遠山さん、ステキな映画と幸せな一時をありがとうございました!

想いを受け継ぐ

2022年04月13日 | 日記
我が家には連日、大学、専門学校なんかのパンフレットが届く。

そこに共通点があるようで…なくて、ないようで…ある。

一応目は通しているらしいその資料達は、積み重ねられ「塔」と化している。

JK二年目を迎えたそらネェは今まさに進路をどうすべきか迷い中。

私ってどんな仕事が向いてるんだろ。

自分の将来を一生懸命に考えるその姿は、かつての自分と比べものにならない。

ボク自身、それなりに勉強はしていたけど、進路についてはそこまで真剣に考えていなかった。

挙げ句の果てにどうしたら良いか決められず世界一周の旅に出た訳だし(笑)

一方、ずっと真面目で一生懸命なそらネェの生き方、我が子ながら尊敬できる。ボクとは違う、でも結果的には出会いに恵まれた幸せな人生を歩むんだろうな。そんな風に思いながらボクはそらネェを見守っている。さて、そんなそらネェのもとに訃報が届いたのは昨日のこと。

かつてお世話になった恩師との突然のお別れだった。

そらネェは本当に出会いに恵まれていて、これまで出会った担任は素敵な方ばかり。

そんな中でも、人として女性として教師として憧れていた方とのお別れ。
先生と生徒の関係が終わってからも定期的に時を共有してきた二人は、親から見ても微笑ましい関係だった。そらネェと出会って下さり、ありがとうございます。

別れを終え、泣きはらしたそらネェは帰りの車中で口にした。

わたし、先生になる。

H先生みたいな。

本当にこの日をきっかけに教師の道を目指すのかは分からないし、別に決める必要もない。

ボクだって10代の頃に思い描いた仕事はしていないし、沢山の選択と決定を繰り返した結果の今を生きている。

人生を語るにはまだまだ経験が足りないボクだけど何となく分かってきた。

人生を終えた後、少なくない方が寂しがってくれるだけでなく、大切な誰かが想いを受け継いで生きようとしてくれる。

それって一つの幸せの形なんだと思う。

45年生きてきたボクもそれなりに別れを経験してきた。

父親含め、大好きだった方々の想いは自分なりに受け継いで生きているつもり。

そらネェにとってのそんな存在になって下さったH先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。合掌