民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

児童養護施設職員と大晦日

2019年12月31日 | 児童養護施設の仕事
本日は仕事納めの日勤。

帰省出来ない子たちが十数人残っていた。

冬休み全て帰れる子、数日帰れる子、日帰りで帰れる子、一日も帰れない子、帰れる家はあるけど帰りたくない子。

児童養護施設にはそんな不平等がある。

ボクたち職員にはどうにも出来ないコトばかり。

でも出来ないコトを嘆くのではなく、出来るコトを探し、行動出来る職員でありたいと思っている。

今日は子ども達を連れて温泉に。
今年、何度も、入浴だけでなく昼食バイキングに招待してくれた昼神温泉の湯多利の里「伊那華」さん。

担当者の方に、温泉だけでも入りに行って良いか先日相談した所、「ぜひ」と快諾してくれた。

もちろん無料で。

こういう支援の形もある。

そんな想いに感謝しながら温泉に浸り、身も心も温まってきた。

温泉に入って、帰りにアイスを食べてきただけ。

それでも子どもたちは喜んでくれた。

一時でも寂しさを紛らわして、優しい気持ちになれたなら嬉しく思う。

ボクたちが出来るコトには限りがある。

でも色々な人と繋がるというボクのスキルを活かし、その時々の出来る限りをしてあげられる職員でありたい。

先日、色々な事情あり、やや腑に落ちない形で、年度途中に施設から家庭に帰った子がいた。

沢山暴言をぶつけられ、何度も本気で向き合って想いを伝えてきた子だ。

最後の夜、彼が言った。

みんぺーさんが担当職員で良かった。

ありがとう。
様々なご縁で出会った彼のために、ボクが出来る全てをして送り出した。

だから悔いはない。

ずっと応援してるから。

別れの時、車の窓から手を出してきた彼の手を握り、それだけ伝えたボク。

お互いの涙が流れる寸前に窓は閉まり、車は動き出した。

がんばれよ。

報われない日々の積み重ねだけれど、時々、少しだけ報われるこの仕事。

来年も頑張ろうと思う。

穏やかな年の瀬に感謝して。良いお年を。

みんぺー的「サンタクロース」④完結編

2019年12月30日 | 日記
発送通知から二週間後、到着最終予定日から二日も過ぎた本日。

アマゾンサンタさんが道に迷ったからなのか、嵐に巻き込まれたからなのか、トナカイさんが怪我をしたからなのか。

クリスマスは完全に過ぎ去り、すっかり年の瀬ムード、しかも日中、玄関に不自然に置かれた手紙…。
不自然に玄関に誘導されて手紙とプレゼントを発見したコキータくん。

え?え?え!!!?

ねー!

サンタさん来てくれたよ!!!

サンタさんってホントすごいなー。

信じてよかったなー。

「お待たせしました。

ポケモンのカード4ふくろをやっと見つけたからとどけにきたよ。

この前プレゼントした2ふくろに良いカードは入っていたかな?

あと、ボックスの代わりにポケモンのフィギュア3体、コキータくんがどんなキャラが好きなのか分からないけど、がんばってえらんだよ。

気に入ってくれたならうれしいな。

今回の4ふくろにもレアなカードが入っているよう祈っているよ。

クリスマスにぜんぶあげられなくてごめんね。

来年こそは、ちゃんと一回でブレゼントできるようにするからね。

これからサンタの国に帰るよ。

いつも遠くから見守っているから、色々がんばるんだよ。

コキータくんがますますおりこうになりますように。

さようなら」

…不自然っ!
この不自然なシチュエーション、そして不自然な手紙にもかかわらず、一ミリも疑うコトなく、むしろサンタさんへの尊敬の念を高めたコキータくん。

サンタさんって優しいなぁ…

サンタさんってすごいなぁ…

ホント嬉しいなぁ…

嬉しさが自然と口から溢れ出るコキータくん。

そらネェは念願のストパーかけてサッラサラでニヤけが止まりません。
そんなハッピーな二人の姿を糧に、父ちゃんは年末年始、連休なく働きます!

そんな二人とは対象的に…

ボクのガラケーの画面が突然映らなくなり…(*_*)
嫁さんは転倒して手の骨にヒビが入った(*_*)
年の瀬まで良いコトもそうでないコトもネタに尽きないファミリーを来年もヨロシクです!

では良いお年を!

みんぺー的「聖火ランナー」プロジェクト④

2019年12月29日 | 聖火ランナープロジェクト
よく聞かれるのが「どこを走るの?」

決まってるのは「長野県内」だけ( ゚д゚)

とは言え、飯田下伊那エリアから選出された二人のうちの一人なので、飯田だとは思っている。

43歳のボクだと華がないのでスタートは著名人の方(来月発表になる)に譲るとして、その次かその次くらいになる気がする。

なんの根拠もないけれど(笑)

「どのくらい走るの?」

200メートル!

「一人で走るの?」

分からないけど過去のを調べると…うわっ(゜o゜)めっちゃ囲まれてる(゜゜)

あと個人的に気になっていたのがトーチを貰えるのか?





そんなエピソードを知るとますます欲しくなる。

と思っていたら先日メールが届いた。

7万1940円!!!


ランナーだけの特権だし、一生の記念だからたぶん買うだろう。

でも高いよー( ゚д゚)

支払い方法は?

今流行のキャッシュレス?

分割払いできるの?

で、購入出来たとして、飾っておくだけだともったいない気がする。

とは言え、何に使う?

停電の時に照明として使うとか…

↑照明としての性能はあるのか?燃料は?

夜間にランニングする時に持って走るとか…

↑頭がおかしくなったと思われる( ゚д゚)?

キャンプファイヤーとかの時にこれ持って登場するとか…

↑キャンプファイヤーに参加する機会ないか!

結婚式する人に貸し出すとか…

↑誰にだよっ!でも意外にニーズある?

考えてたら楽しくなってくる(^^♪

良いアイデアあれば募集します(笑)

てかこのブログ読者の方には貸出しますねー(^^)/

でも聖火ランナーとしての旬はあっという間に過ぎ去るだろう。

あくまで「時の人」は「時の人」だ。

気をつけないと、「みんぺーまだ聖火ランナーの話してるよ」「もういいよ」「しつこい」「聖火おじさん」「聖火ぺー」とか陰で言われ始めるかもしれない。

怖い怖い( ゚д゚)

「あいつ、聖火ランナーになってから変わっちゃったよなー」「聖火の呪いだ」「まるで不幸のトーチだよね」「聖火ランナー転落人生」とか言われないように気をつけないと( ゚д゚)

…一般人が聖火ランナーに決まると、あれこれと余計なコトを考え始めてしまう様だ。

謙虚な気持ちで日々を重ねながら4/3に備えていこうと思う。

聖火ランナーのくせに、聖火ランナーなのに、とか言われないように…

みんぺー的「聖火ランナー」プロジェクト③

2019年12月27日 | 聖火ランナープロジェクト


長野県枠での聖火ランナーに決まった訳だけど、その反響がスゴい。

人口十数万人、長野県で四番目の規模の街でのニュースはまたたく間に駆け巡った。フェイスブックでは沢山のコメント、過去最多165イイネ(゜o゜)

とにかく行く先々でその話題になる。

仕事で電話かけてもその話題になる。

外を歩いていると地域の皆さんから声をかけられる。

新聞見たよー!

おめでとー!

ちょっとした「時の人」的な扱いだ。

ボクの家族も同様で、職場や学校でその話題になったそうだ。

嬉しそうに話してくれる。

様々な場所で、ボクを知る様々な人が、ボクが聖火ランナーに選ばれたコトを話題にしてくれたみたい。

私のお父さんが、旦那が、友達が、同僚が、先輩が、患者さんが、お客さんが、あの施設の職員さんが…って。

どうやら聖火ランナーに選ばれるってのは、思っていた以上にスゴいコトで、光栄なコトらしい。

とりあえず至る所で明るい話題として出されているのは事実の様だ。

もちろん人生初な訳だけど、当事者としては、これまで味わったコトのない感覚に。

どこに行っても見られている(気がする)。

知り合いに会うと皆その話題になる。

結果、常にその話題に備えてしまう自分がいる。

そして、その話題にならないと、あれ?って思ってしまう自分がいる( ゚д゚)

聖火ランナーの話は?

って。

ヤバいヤバい。

みんぺー、調子に乗ってんじゃねーぞ。

そう自分を戒め、必死に平常心を保とうとするボク。

評価されたのは子ども虐待防止のオレンジリボンの活動であって、ボクだけの力ではない。

浮かれていてはダメだ。

勘違いしちゃダメだ。

一方で、ヒャッホー!って浮かれようとする自分もいる。

だって百数十倍の倍率から選ばれたんだし、人生で一度の快挙だ。

これはスゴいコトだ。

時々、心の中でニヤけてしまう。

確定して以降飲む酒はやたら美味いし(笑)

決して優れた人間ではない一般人のボクはそんな状態。

チョー嬉しいし、ワクワクする。

調子に乗らないように、人知れず自分の心と闘う日々なのである。

でも、色々地道に努力してきた結果だと言われると素直に嬉しい。

故郷を離れて25年が経つ。

様々な葛藤を経て、遠く離れたこの地で生きると決め、家の建て替えも決めた。

オレンジリボンの活動をして5年目、児童養護施設で働き始めて、来年度が20年目になる。

そんなタイミングでの聖火ランナー決定。

きっと何か意味がある。

地区の地域作りフォーラムの講師としての依頼も受けた。

そういうリクエストには可能な限り応えようと思っている。

この地域に必要とされ、元気を与えられる存在になれるのだとしたら幸せだ。東京と大分という故郷を離れ、津軽の地でそんな存在になった両親のように。

みんぺー的「サンタクロース」プロジェクト③

2019年12月25日 | 日記
前回のブログで紹介したサンタさんからの不自然な手紙。なんというコトだろうか。

アマゾンサンタさんはクリスマスイブになっても現れず(゜o゜;

何かしらの交通事情によるものだろうか。

まぁこればかりは仕方がない。

結局、クリスマスの朝、この不自然な手紙と共にプレゼントを置くコトに。

カード2袋だけだとボリュームに欠けるというコトで、急きょ、テキトーに選んだポケモンフィギュア3体と共に。

布団の中で寝ているふりをしながらコキータくんの反応を気にするボクである。

さすがの不自然さに違和感を持つかなーっ(^o^;

さて…

小4コキータくんの反応は…
寝起きで眠そうにしつつも…歓喜の雄叫びを上げていた(笑)

やったー!やったー!やったー!

レアカードが入っていたらしい。
テキトーに選んだフィギュアにも大喜び。

そこに何の不自然さも感じず、頼んでいないモノまで貰えたというコトが嬉しくて堪らないみたい。

やったー!やったー!やったー!

何度も繰り返し叫ぶ息子の姿を見て、今年の「サンタクロース」プロジェクトも大成功だったと確信した。

意地悪なボクは余計な一言を口にしてみた。

もう一回届けにくるなんてそんなコトある訳なくない?

だって手紙に書いてあるじゃん!

ボクにだけもう一回来てくれるんだよ!

すげー!!!

「本当のクリスマスまでには、世界中を探してあと4つくらい届けたいと思っているよ」

確かに手紙にはそう書かれている。

…足りないモノは、世界中を探して後日お届けする。

もしかしたら世界初の斬新なサンタシステムなのかもしれない。

いやいや、そんなコトより、我が家のコキータくんは、ボクたちが思う以上に、ピュアであったという訳だ。

もしかしたら世界レベルかもしれない。

ちなみに、アマゾンサンタからのプレゼントが届き次第、一緒に添える手紙は既に仕上がっている。引き続き、どこまでも不自然な手紙である(笑)

でもきっと、再び、コキータくんの歓喜の雄叫びが聞けるに違いない。

世界レベルのピュアボーイなんだから。

クリスマスも終わり、世間はいよいよ年越しモードなのかもしれないが、彼の頭の中は、引き続きクリスマスモードであるコト、ご承知置き下さいませ。

クリスマス延長戦突入(笑)!