民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

愛車はラテン車

2020年12月25日 | 日記
10数年ぶりのフランス車プジョー乗りになって数カ月になる。
5年前に販売されたプジョー5008は、ほとんど売れなかったみたいだけど、個人的には本当に良い車に出会えたと思っている。

燃費だとか機械的なコトではなく、乗る度に心躍るというか。
ボクにとってのプジョーってそんな車だ。
ただの移動手段だけではない充足感を得られる車に出会えた。

とても幸せなコトである。

そして、通勤用の自転車もまたフランス車だ。これは最初に乗ってたプジョー自転車。

見た目はオシャレだけど乗りにくく実用性はイマイチだった。

今乗ってる自転車はプジョーと提携してるルノーの自転車。
おひさまの様なイエローが出勤前の気分を高めてくれる。

さすがに10年近く乗っているので、だいぶ色々がガタついてきた。

何より車輪が小さな自転車はオシャレだけど、坂の多い飯田の街には不向きである。

オシャレな自転車は機能的じゃない。

今更だけどそんなコトに気付いてしまった。

そこで機能性も重視したオシャレなラテン車を探すコトに。

プジョーは随分前に自転車作りから撤退しているので、基本的には手に入っても古い。

マウンテンバイクはカッコいいけど、最近のは無駄に機能的で、通勤に使いたい今のボクには合わない。

そこであれこれ探して出会ったのが…
初めてのイタリア車ビアンキのクロスバイク「カメレオンテ」。

ビアンキといえば現存する中では世界最古の自転車メーカー。
この爽やかなミントカラーは分かる人には分かるビアンキの定番カラーだ。

みんぺーには爽やか過ぎるって言わないで(笑)

メルカリで状態の良い中古車をゲットし、グリップとサドルは茶色のものを付け替え、ブレーキシューとタイヤは新しくする予定。
シンプル イズ ザ ベスト

まさにこういう自転車を探していた。

かつてマウンテンバイクで旅をしていた頃もあったボクだけど、オンロードタイプの自転車を購入したのは人生初。

ドロップハンドルのロードバイクには何となく抵抗あるけど、まぁ普通のストレートハンドルのクロスバイクなら。
タイヤの大きさが全然違うので黄色いルノー自転車と走力の差は歴然としている。
これまで経験したコトのないスィーーーーと進む感じが最高に気持ち良く、そして快適だ。

今まで不快だった坂が快適に感じると言っても過言じゃない位。

理屈抜きに心躍る感覚はプジョーの自動車と共通している(完全に主観だけど)。

ラテン車っていいなー。

なんだろう、この幸せ感や充足感は。

人との出会いも良いけど、愛車との出会いは、快適さだけでなく、ちょっぴり人生を豊かにしてくれる。

40代後半、プジョーとビアンキの似合うなんちゃってラテン男になろっと。

サンタクロースって何歳まで信じるの?

2020年12月23日 | 日記
サンタクロースは何歳まで信じるの?

北欧には公式サンタクロースがいる。

そういう話ではない。

クリスマスの夜、トナカイに引かれたソリに乗ってきて、プレゼントを家に届けてくれる白髭のサンタクロースの話。それを子どもは何歳まで信じるのかって話である。

自分自身は5年生の頃まで何となく信じていたのだけど、クリスマス前のある日、親父が発した一言で打ち砕かれた。この前買ってあげた「ミニ四駆のコース」がクリスマスプレゼントでいい?

う、うん(゜o゜;

こうして、ボクは大人に一歩近付いたのである(笑)

その歳まで何のプレゼントをくれたかなんてほとんど覚えてはない。

それでもいくつかは覚えてて、30年以上経った今でも思い返すと温かな気持ちになる。

サンタクロースを信じさせようとする演出って、親の愛情表現の一つなのだと思う。

親になって年を重ねた今、余計にそう感じる。

そして、両親みたいな親になりたいと思っている。

さて、以前書いたけど、中学生のそらネェは小学校高学年の頃に何となく気付いたと教えてくれた。

どんなに親が工夫していても友達や兄弟、そしてテレビの影響だったりで、思春期に入る頃、その存在に疑問を持ち始める。

そして、何かのきっかけでプレゼントを用意してくれてたのは両親なんだって確信を持つ。

それが自然なのだろう。

息子コキータ君は5年生になった。疑う所か、完全に信じている(・。・;ボクが子どもの頃、ウィスキーの瓶を置いておいたら減ってたから飲んでくれたんだって話をしてみた。

そしたら、酔っ払うとソリに乗れなくなると困るじゃん、と。翌日、手紙の下にお菓子が貼られていた(笑)

さすがボクの息子である。

という訳でコキータくんは、5年生の壁を越えられそうである。こうなったら行けるトコまで行こう(^^♪

親父と同じ過ちはしないと心に誓いつつ(^^)v

まぁ高校生とかになっても手紙書いてプレゼントを楽しみにしてたら、それはそれで困るけど(笑)

明日のクリスマスイブは夜勤。

サンタクロースなんてこれっぽっちも信じていない可愛い中高生達が待っている(笑)

メリークリスマス!

金魚と熱帯魚は共生できる?

2020年12月23日 | 日記
以前、我が家には2つの水槽を置いて、金魚と熱帯魚を別々に飼っていた。

水温もエサも違うから。

てか一緒に飼ってるなんて話聞かないからそういうものだと思っていた。

しかし新築に伴い、玄関スペースの問題で水槽を一つにするコトに。

うーん、金魚はサヨナラかな。

どこかに逃がす?

誰かにあげる?

ん?

一緒に飼ったらどうなる!?

熱帯魚の水温は26度くらいなので、金魚がそこに慣れたらいける?

エサはまぁ熱帯魚用のと金魚用のを一緒にあげる?
まぁやってみよう。

という訳で共生生活が始まった。

ややデカいけど色合い的にはアリ!?

元々はお祭りで購入した小さな金魚2匹が10年くらい?色んな環境を耐え抜き生きてきた。
エサもそれぞれのエサを食べているので問題なし。

共生は可能という訳だ。

しかし問題が発生した。

小さな熱帯魚が気がつくと減っているのだ。

一方、温かな水の中でどんどん巨大化していく金魚。

キミたち食べてるでしょ(゜o゜;

何度か熱帯魚を買い足したけど、その都度、減ってしまう。

特にネオンテトラとか靑系の小魚はすぐ減ってしまう。

結果、金魚的には共生可能。

でも、小さな熱帯魚的には生命を脅かされる敵と四六時中一緒にいるなんてまさに共生不可なのである。

ゴメンナサイ、熱帯魚ちゃんたち。

という訳で、家族会議の結果、金魚ちゃん2匹は、そらネェの友人宅のお庭の池に放されるコトが決まった。
長年一緒に生活してきた金魚ちゃんとの別れは、コキータくんとしては悲しいらしく、涙のお別れとなった。
優しい息子である。

友人宅に到着したが、悲しくて車から降りられないコキータくん。
そらネェがお別れの言葉を伝え、池に放した。

今までの様にエサは十分じゃないだろうし、もっと身体の大きな鯉たちとの生活は慣れるまで大変かもしれない。

でも色んな環境でもたくましく生き抜いてきたキミたちなら大丈夫。

広い池で伸び伸びと自由に生きて欲しい。

ありがとう。

さよなら。

そんな感じで池に金魚ちゃんを入れると、まさかの事態発生!

金魚ちゃんが目を見開いて徐々に固まっていく!!!

この時期の池の水温の低さを忘れてたのである(゜o゜;
元気に泳いでいく画を想定してだけにまさかの展開である。

ヤバい、車内にいるコキータくんに伝えられない(゜o゜;

焦るそらネェ。

そして金魚ちゃんは完全に固まった(;_;

チーン

熱帯魚の水槽からの水温差は相当なので放す時期を間違った。

たぶん心臓麻痺だろう。

金魚ちゃんの生命力を過信していた。

本当にゴメンナサイ。

袋に入れて持ち帰るコトに。

待てよ、お湯を入れたらどうなる?

お湯を足してみた。

生命ってそんな甘いもんじゃないのは百も承知である。

一度止まった心臓はそう簡単には…

生き返った(゜o゜;
その後、段々と水慣れさせていき、すっかり元気になった金魚ちゃんであった。

コキータくんには、死んだけど生き返ったよ!

とシンプルに報告すると、???なリアクションのコキータくん。

そりゃそうだ^_^;

広い池で自由に伸び伸びと生きていって欲しいと心から願うばかり。
生命の凄さを目の当たりにした冬のとある日でした。

劇団雅旗揚げ公演「ここにも、誰にも。」

2020年12月14日 | 日記
出会いと縁が繋がり、とある劇団の旗揚げ公演を観るコトに。
当初8月に予定されていたけど、コロナ禍で延期され今回に至る。
会場は山間部にあるかつての校舎。

広めの教室?の前方がステージで残りは客席なので、コロナ対策は色々徹底されつつ、一体感半端ない。
イスがいくつか置かれただけで手作り感に溢れた舞台。

期待と不安が入り交じりつつ最前列に座った。

予備知識、事前情報は全くなく、作品を演出した小林さんが個人的に誘ってくれたから。

日曜日、予定ないなら4人で演劇観に行こう。

どんな内容?

うーん、よくわからない(笑)

そんなノリで家族4人で行ったのだけど、大正解だった。

いや、大正解過ぎた(笑)

家族で観に行けて、本当に良かった。

身も心も震える素晴らしい舞台に出会えたコトに感謝したい。

古い木造校舎というステキな環境だったから?

10年ぶり位に観た演劇だったから?

コロナ禍、舞台演劇が貴重だって何となく分かっていたから?

最近、仕事でエネルギーを与える立場ばかりで心身疲弊していたから?

演劇について無知なボクにはよく分からない。

脚本や演技について語れるコトも何もない。

何だか分からないけれど、かなり序盤から、別に涙を誘うシーンではない場面なのに、涙が止まらなくなった。

ついでに鼻水も(笑)

最後は「分かったからもうやめてー(笑)」って位にポジティブなエネルギーを貰えた。

頑張れ!大丈夫!

今のボクはそんな言葉をどれだけ欲していたんだろうか(ToT)

まさに感情崩壊。

本気で、真剣に何かを表現する人を前にすると、人は心が揺さぶられる。

それを「感動」と言うんだって再認識させられた。
色んな想いが込められた脚本を、色んな想いを持った人たちが演じる。

そこから発生するエネルギーの凄まじさ…うーん、舞台ってスゴい。

参りました(笑)

テレビや映画と違い、始まったら終わるまで止まらない。
そんな舞台ならではの臨場感と緊張感、感情移入し過ぎたからの疲労感が本当に心地良かった。

そらネェは、今まさに家族との関わり方や進路に悩む日々の真っ只中にいる。

そんな娘とエネルギーに溢れたこの作品を共有出来たコトが良かった。
自分とあまり歳の変わらない高校生も出ていたコト、その演技に大きな大きな刺激を受けたみたい。

感動のあまり、帰宅してから何枚かの手紙に想いを綴った。

キラキラと輝く同世代の先輩の姿を目の当たりにし、自分も誰かにそんな風な影響を与えられる存在になりたい。

そんな想いがドボドボと溢れたみたい(笑)

このファンレター的な手紙は、ボクのネットワークで何とか届けてあげようと思う。

いや、この想いは届けないといけない(笑)

という訳で、劇団雅(みやび)の誕生、飯田の魅力がまた一つ増えた、そんな感じです。

「ここにも、誰にも。」

家族で観た初めての演劇、本当に良い休日となりました。

ありがとう!!!

児童養護施設の朝

2020年12月04日 | 児童養護施設の仕事
気がつけばあんなに連日飛び交っていた暴言が、不器用で無愛想な、でもどこか憎めないつぶやきに変わっている。

朝日に照らされた味噌汁から上がる湯気をボーっと眺めながら、そんな最近を思い返した。

相変わらず挨拶に反応なかったし、バタバタな朝だったけど、全員登校したし、まぁ悪くない朝である。

ふぅ。

子どもに、後輩に、注いだ心身のエネルギーが無駄じゃなかった。

みんなそれぞれ成長してる。

どんなに忙しくても、ふと、そんなコトを気付ける余裕は大切にしたい。

時に壁にならないといけない父ちゃん的存在として、何をすべきか、何が出来るか、何をしないべきか。

考えて、行動して、考えて、そして行動して。

児童養護施設の仕事に就いて20年目、長く勤めると、手の抜き方、楽な仕事の仕方が分かる。

良くも悪くも。

でも、愛着に課題を持った子どもと本気で向き合おうとすると、無限のエネルギーが必要になる。

見返りなんて求めてられない。

まぁ子育てなんてそんなもんだ。

そんなコトを改めて感じる今日この頃。
子どもも大人もみんなハッピーになれますように。