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受容と許容。
違いが分かるような分からないような。
見守りと見て見ぬふり。
この二つの違いは大きい。
色んな言葉が頭の中で行ったり来たりしながら子どもと向き合う。
血の繋がらない子ども達を育てる児童養護施設職員としての日々だ。
親じゃないから出来ないコトがあれば、親じゃないからこそ出来るコトもある。
子どもと向き合おうとしても、それはボクの一方的な想いで、心に届いてるのか分からない時も。
分かるのはずーっと先だってコトがほとんど。
反抗期という一言で片付けられないような理不尽な暴言を浴びせられるコトがある。
状況を客観視し、状態を理解し、感情的にはならず、その時々のベターは尽くしているつもり。
つもり…だ。
頭と心は違ってて、ふと気がつくと心にダメージを負っていたり、疲弊感に襲われたりする時も。
あれで良かったのかなーと振り返る日々だ。
昨日、とある中学生がこれでもかって位の暴言を感情のままにぶつけてきた。
死ね、消えろ、ゴミ、クズ…
同じ子が、夜になって何気なくボクがした行為に対して、ボソッと言った。
ありがとう
その一言で、「まぁいっか」と思えるだけでなく、更に「がんばるかな~」というエネルギーを生み出せた。
もちろんならない時もあるけど。
児童養護施設職員は、本当に心身のエネルギーが必要な仕事だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/84/866d579f716c223813a8a51471519711.jpg?1614325727)
修行かよっ!って思うコトがよくある(笑)
児童養護施設職員は、ボクが人生をかけてエネルギーを注いでいる仕事だ。
そんなコトを夜勤あけにしみじみ思う20年目もあと1ヶ月ちょっと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3d/6d4f4e3145b8b3f3d9134e6bf348edc2.jpg?1614325746)
慌ただしい年度末になりそうだ。
そんな中でも「余裕」を意識的に持てる職員であり、大人でありたいと思う。
お疲れ、自分。
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