現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

北京五輪柔道第五日

2008年08月13日 | 柔道
柔道第五日は、男子90kg級に泉浩選手。女子70kg級に上野雅恵選手が出場。

この二人。泉選手はカイロで優勝するもリオではメダルに届かず。上野選手はカイロで初戦敗退、リオは代表から漏れていた。五輪の今年にもう一度キッチリあわせて来たと言えなくもないが、果たして大丈夫なのかとやや不安な気持ちがあった。

まずは男子の泉選手から。
泉選手については、その不安が当たってしまった。一回戦から、延長戦へもつれ込む厳しい展開。何とか一回戦は勝利するも、二回戦で一本負け。泉選手に勝った選手も負けてしまったため、敗者復活戦にも進めなかった。

そして連覇を達成した女子の上野選手。
一昨日の谷本選手に続き、「上野、お前もか!」と言いたいくらい、見事な寝技での一本勝ちで初戦を突破すると、二回戦で中国の選手に内股で一本勝ち、準々決勝は技ありから寝技に持ち込み合わせ技一本で順調に準決勝へ進んだ。

準決勝は組み手争いに苦しむ展開。なかなか良い形で組ませてもらえなかったが、攻めの姿勢を貫いた。相手に指導が2つ付き、優勢で迎えた終盤、技ありを奪って決勝戦へ。

決勝は開始早々、朽木倒しで一本。よく考えれば、ここまで立ち技での一本がなかった上野選手。気持ちのイイ一本勝ちだった。

試合後のインタビュー。控えめな笑顔が印象に残った。
(翌朝 08時03分)
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柳本ジャパン、ベスト8へ価値ある1勝(大会第6日)

2008年08月13日 | 北京五輪(夏季)
今日も録画観戦から。ホントは野球を見たいところだったんだけど、途中からだとちょっと気が向かなかった。

まずは競泳。注目は、すでに三冠を達成し、公言通りの結果を残しているアメリカのフェルプス選手が出場する男子200mバタフライ決勝。この種目では、松田選手が準決勝2位のタイムで決勝へ進んでいる。フェルプス選手にどこまで肉薄出来るか。

レースが始まると、フェルプス選手は序盤から抜け出す。2位の選手に体半分くらいのリード。追いかける松田選手は3位争い。150mのターンを松田選手は4位で折り返すとラストスパート。ここまで2位を泳いでいた選手が順位を落とし、3位に上がるも2位のシェー選手には僅かに及ばず、そのまま3位でゴール。銅メダルを獲得した。

レース後の松田選手がインタビューで言った「自分色のメダル」という言葉は、何だか凄く暖かく感じた。

優勝は、勿論フェルプス選手。またしても世界新での4冠達成。もう、見事としか言いようがない。しかも、これで夏季五輪の通算金メダル獲得数が10個となり、あのカール・ルイスの9個を抜いて世界一だそうだ。何かもう、次元が違うなぁ

それから、連続2種目制覇を目指す北島選手が男子200m平泳ぎ準決勝に登場。北島選手らしい、ゆっくりと大きいストロークで少しずつ差を広げると、150mのターンでは体一つ分のリードに。最後はそれほどスパートをかけなかったが、余裕の泳ぎでオリンピック新記録でゴール。準決勝1位で決勝へ進んだ。

「世界新での2冠を期待してしまいます。」というインタビュアーの言葉に「(記録を)出します。」という力強い言葉で返す北島選手。明日の決勝もホントに楽しみだ。(でも、きっと昼休みには結果を知ってしまうのだろうが

さらに、男子800mリレー(自由形4×200m)の決勝。
アメリカチームのフェルプス選手が5冠目を目指す種目。そして、日本チームも予選を勝ち抜いている。

もう、圧巻というしかない。ほんの1時間前には200mバタフライの決勝を終えたばかりなのに、フェルプス選手は第1泳者として登場。一気に2位以下を突き放す泳ぎだった。後の選手たちもどんどんと引き離し、結果は7分を切る世界記録での優勝だった。

そして、日本は7位。日本記録には僅かに及ばなかったが、堂々たるレースだった。
(22時54分)

… …

次は柔道。と、思ったところに、そういえばバレーボールがやっていると気付く。せっかくなので、録画観戦を中断してバレーボール女子日本対ポーランドを見始めた。
途中からになっちゃうかと思ったら、前の試合が長引いたことで、開始時間が少しずれていたらしい。ちゃんと開始から見られた。

ポーランドは、いつも接戦になる相手。しかし、その接戦をいつも日本が制しているというのも事実。

日本は高橋選手こそ本調子ではないようだが、栗原選手、荒木選手、木村選手が攻守に良いプレーを見せていた。
第1セットを先取し、接戦の続く第2セットの終盤。ついに高橋選手が当たり始めた。1本キレイに決めて、大きな声を上げたのは、
やはりここまでの試合で自分らしいプレーが出来ていなかったからだろう。
2セットを連取して、迎えた第3セット。ポーランドの強打が決まると、一時6点差まで広がってしまう。
中盤までに持ち前の守備力で追い上げるが、終盤突き放されて第3セットを取られてしまう。

第4セットは、双方ともなかなか連続ポイントが取れない均衡した展開が続く。終盤、やや試合が動くものの、双方に連続ポイントが生まれてやはり同点。最後は、確実にエースへボールを上げられたポーランドに傾く。

やはりこういう展開になるのか、ついに試合はフルセットへ。
一つのミスが命取りになる展開で、ポーランドは、スコブロニスカ選手、グリンカ選手と2本のスパイクミス。
日本も栗原選手がスパイクミスをするも、すぐに取り返し、最後は木村選手が決めた。
緊迫した試合をものし、これで2勝。ベスト8へ大きく前進した。
(25時38分)

… …

あ、まだ柔道見てない。上野選手が金メダルを取った試合もちゃんと見てないけど、さすがにこれから見るのはちょっとキツイ。
五輪連覇、おめでとう!上野選手!!

という言葉を残して寝よう…
(25時59分)
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