「ジャングルの王者ターちゃん」(全3巻)と「新・ジャングルの王者ターちゃん」(全12巻)を文庫コミックで集めた。というのは、もう一年以上も前の話だったりする。新の方の途中からは毎月の発売で買っていた。
この頃の少年誌は割と際どい描写もOKだったんだなぁ、と読者である自分がしみじみと感じる前に、ひたすら作者がその回想を語っているのが面白かった。確かにターちゃんに出てくるような描写は今の少年漫画ではほとんど見当たらない。時代は変わったとホントに思う。
ギャグとエロと格闘が入り混じったとても面白い漫画だった。最後の方はより強い敵というところで限界が来ていたという印象で、正直ジャンプ掲載時の結末をあまり記憶してなかった。改めて読んでみて新鮮な気持ちで読み終えたので、ある意味良かったかも知れない。
漫画の印象もさることながら、アニメで主人公のターちゃんを岸谷五郎さんが演じていたことも衝撃だったなぁ。役者としての活動をあまりよく知らないままアニメを見ていて、後々ドラマなどで見て驚いたのを覚えている。
と、懐かしさに浸った一年前を懐かしく思う今日この頃…。