現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

夢舞台が閉幕

2010年03月01日 | バンクーバー五輪
バンクーバーオリンピック最終日、閉会式。

世間とはおよそ一週間ずれて閉会式の様子を見た。開会式で機械の故障で出て来なかった最後の聖火台を出すところから始まり、その聖火台に点灯出来なかった聖火ランナーもまた登場。開会式のミスを見事にカバーする演出はユーモアたっぷり。

次回開催地であるソチをPRするコーナーでは、まるでソチオリンピックの開会式なのではないかと思えるような贅沢な演出が目を引いた。

その後は、開催地バンクーバー、そしてカナダの空気を詰め込んだ内容になっていて、夢の舞台が徐々に終わっていく寂しさを充分に感じられた。

17日間(見る分には24日間)長かったなぁ。楽しかった。

… …

このバンクーバーが行われていた2月は、オリンピックに合わせたかのように忙しくて、なかなか充分には競技の内容を追えなかった。

ソリ競技は結局ほとんど見なかった。アルペンも最後の男子回転だけだった。新種目のスキークロスも全くだった。見た競技でも、日本選手のプレーを追うのが精一杯で、海外勢の活躍とか日本選手のライバルとなるような注目選手に注目することが出来なかった。

忙しかったせいで、慌ただしく気がついたら始まってしまったという感じも否めなかった。もっと注目すべきところを始まる前から押さえておかないといけないなぁ。

次は2年後のロンドン。次こそはもっと上手く見なきゃネ。
(2010/03/07 21:53)
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銀メダルで締めくくり(大会第16日)

2010年02月28日 | バンクーバー五輪
バンクーバーオリンピック16日目。

アルペン男子回転を見た。このバンクーバーでアルペン競技を見るのはこれが初めて。アルペン競技は一応見るつもりで各種目を録画はしていたけど、結局ほぼ見ることなく時間だけが過ぎていた。

注目は何と言ってもモーグルの上村愛子選手の夫で、トリノでは0.03秒差でメダルを逃した皆川賢太郎選手。そして、ジャンクスポーツでお馴染みの佐々木明選手の二人だったのだが…。
結果は皆川選手が1回目で途中棄権。佐々木選手は1回目を14位とまずまずの順位で折り返したものの、2回目で順位を落として18位。

エントリーした102人中、48人が1回目で途中棄権する悪条件。競技開始前まで雨が降り、競技中には強い霧で視界が覆われていた。加えて、今季のW杯で結果が出ていないせいで、佐々木選手は27番スタート、皆川選手は39番スタート。早いスタートの方が圧倒的に有利というアルペン競技にあって、このスタート順も厳しかった。

特に皆川選手の場合は30番以降ということで、前滑走者が滑り終わる前にスタートするため、映像が皆川選手に切り替わって僅か2秒ほどで途中棄権となってしまった。放送を見ている側としてもこの状況はかなり残念だった。
(2010/03/07 16:30)
… …

そして、スピードスケート女子団体パシュート。

日本は決勝に進み、ドイツに僅か0.02秒差で敗れた。後半強いドイツを相手に前半から差を付けていく理想的なレース運びだったものの、最後の半周で追い抜かれてしまった。とはいえ、結果は2位の銀メダル。1000m、1500mで5位入賞の小平選手、3000m、5000mで入賞した穂積選手、ベテランの田畑真紀選手のチームワークが実った結果だった。メダルを逃してきた3人のインタビューはこれまでにない笑顔が溢れていた。

また、出場こそなかったけど、高木選手もメンバーとしてチームを支えていた。個人種目もそしてこの団体パシュートでも、高木選手の成長を期待したくなった。
(2010/03/07 17:20)
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ショートは入賞者なく…(大会第15日)

2010年02月27日 | バンクーバー五輪
バンクーバーオリンピック15日目。

ショートトラックはこの日が最終日。男子500mの準々決勝から決勝、女子1000mの準々決勝から決勝までを見た。男子500mには吉澤選手、女子1000mには小澤選手が予選を突破していた。

ここまで低調に終わっているショートトラックの結果を見ながら、日本の選手には失格や転倒を恐れずに果敢に攻める姿勢が足りないのでは。などと考えていたのだが、今日のレースについて言えば、そういう状況でもなさそうだった。

男子500mの吉澤選手は、スタート直後で最後尾に付けると、そのままなす術なくレース終了。女子1000mの小澤選手は、一旦トップに立ってレースをリードするものの、中盤でペースが上がると最後尾に落ちてそのまま終わってしまった。どちらも準々決勝という場で、勝負になっていないという印象だった。

結局、バンクーバーでは、一人の入賞者も出ないまま終わってしまった。同じアジアの韓国、中国が強さを持っているだけに、日本にも何か出来ることがあるのではないかと思ってしまう。ただ、国を挙げての強化というものが必要だった場合、日本にそれは望めないんだろうなぁ。

競技の方では、男子500m、女子1000mともに失格者が出る激しい争いが行われていたけど、そのときにはもう、だいぶ興味薄状態だった…
(2010/03/07 13:50)
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悔しい銀メダル&3人同時入賞(大会第14日)

2010年02月26日 | バンクーバー五輪
バンクーバーオリンピックもあとわずか。エキシビジョンもそこそこに、女子フィギュアフリープログラムを見た。

ショートで11位とやや出遅れた鈴木明子選手は、フリーでも見事な表現力で会場を魅了していた。目立ったミスもなく、楽しそうな演技と直後の涙が印象的だった。最終グループを前にして2位につけ、入賞を決めた。

最終グループ2番目は安藤美姫選手。クレオパトラの雰囲気を充分に出していて、ミスもなかった。しかし、得点は思ったように伸びなかった。

安藤選手に続き、ショート1位のキム・ヨナ選手。プレッシャーなどないかのように全てを完璧に決める力強い演技で圧巻の150点台を叩き出した。しなやかで妖艶な演技は確かに凄かったけど、いささか点が高過ぎる気がしてしまった。

そして大注目の浅田真央選手の登場。キム・ヨナ選手の作った空間を出来るだけ感じないようにと直前まで音楽を大音量で聴いていたらしい。「鐘」の荘厳な音楽を迫力充分に演じる姿は、キム・ヨナ選手にも引けを取らないと感じた。2度のトリプルアクセルも完璧に決めていた。それだけに、終盤のジャンプミスが痛かった。直前に踏み出す足のエッジが溝にはまって抜けてしまったように見えた。残念だった。

結果は、キム・ヨナ選手が金メダル、真央ちゃんが銀メダル、地元カナダのロシェット選手が銅メダルだった。そして、安藤選手は5位、鈴木選手は8位と男子に続き女子でも出場3選手全員が入賞という快挙を成し遂げた。その男子で入賞を果たした3選手が会場で日本選手を応援している姿も印象的だった。

インタビューで長かったけどあっという間だったと語った真央ちゃん。表彰台では笑顔がなかったけど、その後のニュース番組などで笑顔が見られて安心した。今回はキム・ヨナ選手に負けてしまったけど、トリプルアクセルを3回決めた技術は大きな力になるはず。ソチでの活躍に期待したい。
(2010/02/28 21:10)
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穂積も2種目連続入賞(大会第13日)

2010年02月25日 | バンクーバー五輪
バンクーバー五輪13日目。

テレビ東京で放送していたスピードスケート女子5000mを見た。日本勢は3000mで6位に入賞した穂積雅子選手、石沢志穂選手が出場。穂積選手は3000mのレース後で、目標であるメダルに届かなかったと泣きながらのインタビューが印象に残っている。(レースの中継は録画してなかったため、見られなかった。)

そもそも長距離種目は、ちゃんと時間を取って見ないと楽しめないから、なかなか見られないというのも事実。大会2日目の早朝にフジテレビで放送していた男子5000mもちゃんと見ないまま削除してしまった。(まあ、この放送はラップタイムを確認しながら見ると良いという解説の白幡さんの言葉を無にして、レース途中でCMが入ったから見なかったんだけどネ
ちなみにこのテレビ東京の放送では、レース途中でCMを挟むことがなかったので、安心して見られた。

さて、レースの話。先述の白幡さんの話を踏まえて、ラップタイムに注目していると確かに面白い。前半から飛ばす選手、後半に追い上げる選手、安定したタイムをずっと続ける選手と様々。しかも、後半に強い選手が同組で前半の入りが良い選手と滑ることで、つられて良い形でペースを掴めることもあるというところが意外だった。後半追い上げ型の選手がそういう入り方をしてしまうと本来の持ち味である後半に力が残せなくなるのかなと思ったけど、一概にそうとは言えないのね。

という話をするのは、穂積選手と同組だったヒューズ選手がそうだったから。穂積選手が後半型のヒューズ選手に序盤から少し離されて、その差が埋まらないままだったことを考えると、上手くレースに乗せてしまったのが少し悔しく思えてしまった。

その穂積選手は7位入賞。石沢選手は9位だった。メダルにはやはり届かず笑顔のインタビューにはならなかったけど、この後、チームパシュートで良い滑りが出来ていたことを考えると、もう気持ちはしっかりパシュートへ向かっていたのかなと思えた。
(2010/03/06 23:12)
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届かなかったメダル、遠かった準決勝(大会第12日)

2010年02月24日 | バンクーバー五輪
バンクーバー五輪も終盤12日目を迎えた。そして、中継放送の録画を先に見たいという思いはもう諦めた。とりあえずハイライト。とりあえず、とりあえず。

今日、一番の注目は何と言ってもフィギュアスケート女子ショートプログラム。浅田真央ちゃんの演技は、ホントに楽しそうに見えた。最初のトリプルアクセルを決めるまでは少し硬く見えた表情も、ジャンプを決めると和らいだ。目立ったミスもなく、本人もメディアも心配していたのが嘘のようだった。

続いて登場した韓国のキム・ヨナ選手。こちらも目立ったミスはなく、この一年世界王者として維持していた力を見せつけられた。真央ちゃんの演技の方が好きだけど、音楽に合わせた表現という意味ではキム・ヨナ選手の方が上だったようだ。

ショートプログラムを終えての順位はキム・ヨナ選手が1位、真央ちゃんが2位。日本勢では安藤美姫選手が4位、鈴木明子選手が11位。鈴木明子選手は前半こそ硬さが目立っていたけど、終盤は持ち味の魅せる演技が見られた。

決戦は金曜日。銀盤が溶けるような熱い勝負に期待しよう。

… …

続いては、高橋大斗選手がエントリーされてホッとしたノルディック複合団体。メンバーは他に個人ノーマルヒルで7位入賞の小林範仁選手、加藤太平選手、渡部暁斗選手の4人。

近年、後半勝負型に変わって来ている日本チーム。前半ジャンプで充分な距離を叩き出しているように見えても4位。トップと41秒差で後半クロスカントリーへ。

クロスカントリーに課題を抱えている2走の高橋選手が何とか粘ったけど、途中から降り出した雪の影響で差を詰めるどころか開いてしまった。結果はトリノ五輪と同じ6位。金メダルはオーストリア、アメリカが初となる銀メダル、ドイツが銅メダルだった。個人ノーマルヒルを見ていても思ったことだけど、いつの間にアメリカは力を付けていたのだろう…。

日本はメダルには届かなかったけど、変わりつつある日本ノルディック複合チームに期待感は膨らんだ。個人ラージヒルがまだ残っているので、最後まで応援したい。

… …

昨日、スイスに敗れたことで自力での準決勝進出がなくなった女子カーリングのクリスタルジャパン。今日の相手はトリノ五輪金メダルのスウェーデン。

地力の差はやはり大きく、勝負どころで目黒選手のまさかのミスショットが出てしまったのが響いた。この敗戦で5位以下が決定し、最終戦を残して予選敗退が決定。

結果を残せなかった悔しさから涙を流してインタビューに応える目黒選手、本橋選手の姿が印象的だった。もっともっと、ちゃんと試合の中継を見たかった。(録画はしてあるけど、実際は…。)

それでも、録画編集で放送されたトリノ五輪に比べて、今大会の放送はもっと広く、充分過ぎるくらいカーリングの魅力を知らしめてくれたと思う。五輪にとどまらず、この盛り上がりを世界選手権の予選やその他の大会などにも向けて欲しい。
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すがすがしい5位(大会第11日)

2010年02月23日 | バンクーバー五輪
ハイライトしか見てないけどと、とりあえずの前置き。

岡部孝信選手が出場せず、少し不満の残るノルディックジャンプ団体戦が行われた。日本の結果は5位と、メダルには少し及ばず。4人の1本1本の結果はそれほど悪くなく、中でも葛西紀明選手の二本目のジャンプは見事だった。個人戦では結果の残せなかった栃本選手、竹内選手も個人戦に比べれば結果が出ていた方だろう。

しかし、やはり世界のトップはその遥か上だった。まずまずでは届かないということを見せつけられた。

最終結果は金メダルはオーストリア、銀メダルにドイツ、銅メダルはノルウェーだった。

試合後の葛西選手のインタビューは、悔しさを滲ませつつも実力を出し切ったことを思わせるすがすがしい内容だった。年齢を考えると、おいそれとはソチ五輪に期待とは言えないし、そろそろ世代交代して欲しいと思うけど、まだもう少し葛西選手のジャンプを見てみたいと思ってしまった。

それにしても、NHKのハイライト番組で解説していた船木和喜さんの眉毛は相変わらず整っていたなぁ。
(2010/02/24 01:15)
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小平2種目連続入賞(大会第10日)

2010年02月22日 | バンクーバー五輪
バンクーバー五輪10日目。

まずは女子カーリングから。ロシア戦では石崎選手が体調不良?で途中交代するというハプニングもありつつ6点差を逆転しての勝利。とはいえ、やはり全体的にショットの安定さは欠いているのが否めない状況。それが出てしまったのがダブルヘッダー2戦目のドイツ戦。不利な先攻では相手を1点に抑え、有利な後攻で2点以上を取るという至極当然な戦法で確実に点差を広げられてしまった。

ただ、この日嬉しかったのは、ハイライト番組のゲストに長野五輪で男子カーリングチームのスキップを務めた敦賀信人さんが来ていたこと。当時と比べるとふっくらしていたけど、あの涙は今でも記憶にしっかりと焼き付いている。女子ばかりが注目を浴びているカーリングだけど、男子にもがんばって欲しいなぁ。
(2010/03/06 14:06)
… …

続いて、スピードスケート女子1500mを見た。

中距離ということで、何となく見るポイントが分かり難い気がした。日本からは1000mで5位に入賞した小平奈緒選手がここでも5位入賞を果たした。最後までスピードの落ちない見事な滑りだった。3位とは0.24秒差とこれもまた僅差だったことが惜しかった。

また、高木美帆選手が出場し、23位と結果は奮わなかった。自己ベストにも届かなかったみたいだけど、後半粘るレースが出来て、今度は納得の笑顔だった。結果はともかく、この経験を次のソチ五輪へ繋いでいって欲しい。
(2010/03/06 16:35)
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葛西紀明意地の8位入賞(大会第9日)

2010年02月21日 | バンクーバー五輪
バンクーバー五輪9日目。

まずはノルディックジャンプラージヒルから。試合前のトライアルでシモン・アマン選手が13番のスタート台で飛んでヒルサイズを超えたということで一回目のスタート台は12番に。これは予選が行われたときより6つ低い?のかな。厳しい条件になってしまった。

結局、予選での懸念通り、調子の上がらない栃本選手、竹内選手は二本目に進めず、葛西選手は21位、伊東選手は30位と何とか上位30人に残ったという状況だった。そんな中、アマン選手は当然のようにヒルサイズの140mを飛んで1位だった。

迎えた二本目はさらにスタート台が下げられて11番に。より厳しい条件かと思いきや、風の状況が良く、下位の選手が確実にK点付近を飛んでいた。二本目の2番目に飛んだ伊東選手も128.5mと良い結果だった。そして葛西選手が飛ぶときにはさらに好条件に。タイミングも上手く合わせて135mというビッグジャンプを見せてくれた。
以降、記録を伸ばしてくる選手がなかなかおらず、一本目2位のアダム・マリシュ選手が飛ぶ前で、葛西選手は6位。8位以内が確定した。

優勝はヒルサイズのジャンプを二本揃えたアマン選手。マリシュ選手が2位、シュリレンツァウアー選手が3位となり、ノーマルヒルと同じ顔ぶれがメダルを獲得した。葛西選手は8位入賞で、アルベールビル五輪以来続いているジャンプ個人の入賞記録を次へ繋げた。

それにしてもあの低いスタート台設定でヒルサイズのジャンプを二本揃えたアマン選手は凄い。何だか次元が違う。長野五輪の頃は日本選手がそう思われていたのかな、と思うとちょっと寂しくなった。今は良いジャンプを二本揃えることが難しくなっている状態だからなぁ…。

それから、このラージヒルの前までに3個の金メダルを持っているアマン選手について、実況が「ノーマルヒルで金メダルを獲得しハットトリック達成」と表現していたのが非常に気になった。

ジャンプ競技でそんな表現使うの?
“ハットトリック”と実況が言うたび、首をかしげてしまった。

… …

続いてショートトラック男子1000m、女子1500mを観戦。そういえば、今大会でショートトラックを見るのはこれが初めて。日本勢があまり良い成績を残せていなかったので、やや気合い薄での観戦となった。

結局、日本勢は思うような結果が残せず、女子1500mの9位から12位の順位決定戦に貞包(さだかね)選手が進出したのが最高で、結果は12位だった。

放送では、「氷上の競輪」と表現していたけど、確かに駆け引きが非常に重要な競技。特に1000m、1500mという距離は最初から仕掛けると後半にバテるということで、誰が最初に仕掛けるかと探っている展開はまさに競輪だなと思った。

かつて長野五輪では男子500mで金と銅を取った競技だけに、日本勢が活躍する姿を見たいところ。その男子500mは25日に予選、27日に決勝が行われる。まずは予選をしっかりと突破して欲しい。
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イギリス戦勝利に大興奮(大会第8日)

2010年02月20日 | バンクーバー五輪
平日はどうせリアルタイムで見られないからと当日以前の録画を見ていることが多いけど、せっかく見られるのならやはり中継を見なくては!ということで昼のカーリングを観戦。

カーリング女子のクリスタルジャパンことチーム青森は、1勝2敗で迎えた第4戦で格上のイギリスと対戦。アメリカとの初戦のハイライト映像を見て、バンクーバーの氷はストーンがよく曲がるから、いろいろな攻めが出来て面白くなりそうだと期待していたけど、どうやら日ごとに変わる氷の癖をなかなか掴めず苦戦しているらしい。さて、今日のイギリス戦はどうだろうか。

序盤こそ、攻めあぐねているように思えたけど、それはイギリスも同じで、かなり接戦だった。ただ、中盤から日本のショットが冴えてきて日本のリズムに。

ところが、2点リードで迎えた第9エンド。日本は有利な後攻でありながらも、イギリスが有利な展開に。目黒選手の最後のショットは、最少失点でとどめて最終エンドを有利な後攻で迎えることが目的だった。しかし、弾いたストーンが見事な動きを見せて、まさかの5得点。7点差となって、イギリスはギブアップ。イギリスは要所でスキップのミュアヘッド選手が良いショットを出していたけど、全体的にはショットの精彩を欠いていた。その日の氷の癖をいかに早く掴むかが勝負のポイントになるようだ。

目黒選手の最後のショットは、本来の狙いとは違った結果だったけど、1エンドで5点という大量得点のシーン、そして、握手してギブアップというシーンを日本の勝利という形で見ることが出来たのは貴重だった。

放送が試合の頭からではなかったのがやや不満なところではあるけど、試合終了まで中継してくれたのは嬉しかった。氷上の静かだけど熱い戦いに大興奮の2時間だった。

… …

続けて未明に行われていたノルディックジャンプラージヒル予選を見た。日本からはノーマルヒルと同じ4選手がエントリー。決勝進出の条件はノーマルヒルと同じ。

栃本選手、竹内選手は、やはりまだ本来の調子ではない模様。決勝には進出したけど、まだ安定していないという感じ。葛西選手、伊東選手は予選免除となる10人を除く51人中1位、2位という結果で決勝へ進出。練習でも良いジャンプを見せているということなので、調子が上向きになっているのだろう。明日未明の決勝では上位に入ることを期待したい。

と、思っていたのだが、予選免除組のジャンプ、特に最後のシモン・アマン選手のジャンプを見てやっぱり世界の壁は高いと思ってしまった。予選免除組は記録に関係ないということで、51人までとはスタート台の位置が下がっていたのに、それでも葛西選手と同じくらいの飛距離を叩き出していた。このジャンプは、決勝でのスタート台設定に少なからず影響を及ぼすはず。アマン選手の飛距離を基準にスタート台が低めの設定になると、今の日本勢、特に調子があまり上がっていない栃本選手、竹内選手には厳しい条件になってしまうかも。

日本にとって良い知らせだったのは、出場4選手全員が予選免除組にいるオーストリア勢があまり調子を上げられていないことくらいか。

日本選手団主将の岡部選手は今回も外れてしまって残念。でも、まだ団体があるので、もう僅かしかないけど、何とか調子を上向きにして欲しい。
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