現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

内柴選手、金メダル!(大会第3日)

2008年08月10日 | 北京五輪(夏季)
ついに競泳の決勝、準決勝が始まった、本日午前。北京五輪では、夜に予選を行い、翌日午前に決勝、準決勝という日程が組まれている。まったく、迷惑な日程だよ、ホント。

最初の決勝種目は男子400m個人メドレー。北京では実に8冠を目指しているアメリカのフェルプス選手に注目が集まる。
昨日の放送の事前インタビューでは、この種目を制するのが一番難しいと語っていたけど、結果は世界記録を2秒近く更新するタイムでの圧勝だった。苦手とされていた平泳ぎでも2位の選手に詰められることなく、むしろ差を広げていたくらいだった。この調子じゃあ、ホントに8冠達成しちゃうのかも。アメリカの選手だけに、心配なのは、個人種目よりもむしろリレー競技のような気もするけどネ。

さて、競泳で一番の注目なのは、やはり北島選手の100m平泳ぎ準決勝。昨日と違いスピード社の水着?を着ての登場。前半50mを27秒台で入るか否かがポイントと解説されていた通り、27秒台で折り返す。

これは全開モードなのか?と思いきや、後半はあまり伸びず、記録は昨日の予選とほぼ同じタイム。準決勝2位で決勝へは進んだけど、1位のオーエン選手が昨日に続いてオリンピックレコードを塗り替えるタイムを出しているから、ちょっと心配になってしまう。ちなみにハンセン選手は5位で決勝進出。決勝は北島選手、ハンセン選手、オーエン選手の争いになるのだろう。明日の決勝が楽しみだ。平日だから、帰宅後に録画観戦だけど…。
(12時23分)
… …

そろそろ柔道の予選が始まるかな?と思ったら、バレーボール男子日本対イタリアが行われているじゃないか。昨日の女子の試合が夜遅い時間だったから、早くてももっと遅い時間と思っていたのでビックリ。
植田ジャパンの初戦は欠かせないってことで、ここはまずバレーボールへ。

スタメンは最終予選とほぼ同じで、セッターは朝長選手だった。
序盤からサーブレシーブがちゃんと返らず苦しい展開だった。結果は、1 - 3 で植田ジャパンも黒星発進。

今日の試合では、苦しい展開でセッターを宇佐美選手に代えたり、波に乗れないゴッツ選手を代えたりと、最終予選でも見られた選手交代があったが、あまり効果的ではなかったように思う。
タイミングの問題なのか、選手たちの調子の問題なのか。個人的にはもっと早く荻野選手を投入して欲しかった。

それにしても、サッカー、バレーボールと球技はなかなか良い兆しが見えてこないなぁ。
(15時11分)
… …

そして、柔道。二日目は男子66kg級にアテネ五輪同階級金メダリストの内柴正人選手、女子52kg級に中村美里選手が出場する。

詳細は、北京五輪柔道第二日へ。
(20時27分)
… …

柔道の裏で結果しか知らないサッカー男子。今日はナイジェリアが相手。日本はこの試合に負けると予選敗退が決定してしまう大事な一戦。

だったのだが、結果は 1 - 2 と敗北。予選敗退が決定してしまった。
昨日のなでしこジャパンも、王者アメリカに敗れて、予選突破は厳しい状況になっている。

なでしこジャパンには、最後の望みをかけた1勝を。反町ジャパンには、意地の1勝を期待したい。
(21時21分)
… …

今日の最後はバドミントン女子ダブルスのオグシオこと、小椋久美子選手と潮田玲子選手のペア。ジャンクスポーツに二人揃って出演していたし、まあ、あれだけ話題になっていたから、当然興味があった。

午前中に行われた前田選手と末綱選手のペアの試合も半分くらい見ていたんだけど、こちらはかなりの圧勝で、ベスト8に進出とのこと。今夜のオグシオの試合も勝てばベスト8ということで、そんな感じなのかな?と思ったら大違いだった。

物凄い接戦で、しかもバドミントンはほとんど見たことがなくて勝負どころがよく分からないから、一本一本「やったー」とか「あぁ~」とか言うだった。まあ、それでもそれなりに楽しめた。

日本の2組のペアは、どちらも次の試合の相手が中国のペアらしい。しかも、第1シードとのこと。今日の試合でも、関係のないコートでかなり大きい歓声があったけど、あれはきっと中国の選手が他のコートで試合をしてたからなんだろう。完全アウェイでの厳しい試合になると思うけど、ガンバッて欲しい。
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フジテレビの中継にゲンナリ

2008年08月10日 | ゆる
柔道男子66kg級、内柴正人選手の金メダルに湧いたフジテレビの中継。

キャスター陣のカミまくり加減にも、ちょっと物申したい気分ではあったけど、それ以上に気になったのが、柔道場へ行っている浜田キャプテン(と舞の海さん)とスタジオのやり取りの間。

あの会話で使われていた通信手段は何なんだ?と聞きたくなるくらい、やり取りが遅れていて、なかなか成立しない会話にかなりイライラしてしまった。

一回ブラジルのリオにでも飛んでんじゃないの?
スタジオにいたのが平井理央アナだっただけに…
…。寒い

表彰式で実況が「内柴選手に一番輝くメダルが贈られます。」と言った瞬間。
「もし出てきたメダルが何らかの理由で輝いてなかったらどうするんだろう?」という下らない冗談が頭を過ぎって、感動のシーンが台無しになってしまった。

フジテレビの通信手段にどうこう言うより、感動のシーンを見た直後に下らないジョークを考えてしまった自分にゲンナリ
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北京五輪柔道第二日

2008年08月10日 | 柔道
柔道第二日は、男子66kg級に内柴正人選手、女子52kg級に中村美里選手が出場。

二人とも準決勝に進出。特に男子は、昨日の平岡選手が初戦敗退に終わってしまっただけに内柴選手が準決勝へ進んでホッとした。
危なげない展開と言いたいところだけど、内柴選手は4回戦の相手に巴投げで何度もヒヤッとさせられた。実際、巴投げで有効取られてリードされて終盤までかなり厳しい展開だった。
それでも、残り30秒から技ありを奪うとそのまま押さえ込んで合わせ技一本。見事な試合運びだった。

女子の中村選手は48kg級から階級を上げてきた選手。初戦となる2回戦で、延長戦までもつれるも、延長開始30秒くらいで相手に指導が付いて3回戦へ。
解説の山口香さん曰く「延長戦では指導を取り難い」とのことで、あっさり指導が付いて拍子抜けしてしまった。「あれ?終わったの?」って感じだった。

中村選手は3回戦も焦らずに攻め続け、終盤に効果1つリード。終了間際に押さえ込みに入るかと思ったところでタイムアップ。
優勢勝ちでの準決勝進出だったけど、あと10秒あったら、あのまま押さえ込みに行けたんじゃないかなぁ。

そして始まった準決勝。まずは女子から。
中村選手は朝鮮のアン・クメ選手と対戦。終始自分の組み手にすることが出来ず、序盤で取られた指導1つの差で優勢負け。
最後の最後、一回だけ良い組み手になった瞬間があったけど、チャンスをものに出来なかった。

迎えた三位決定戦。会場入りした表情は、やや気持ちが抜けているような気がした。しかし、それは考え過ぎだった。
試合が始まると、速攻で小外刈りを決めて技あり。そのまま押さえ込んで合わせ技一本。見事に銅メダルを獲得した。
試合後のインタビューでは、「金メダルを目指していたから…」と涙声で語っていたのが印象的だった。
決勝では、アン・クメ選手を中国のセン・トウマイ選手が破った。中村選手には世界柔道や次の五輪で雪辱を果たして、笑顔の金メダルを見せて欲しい。

さぁ、やっと男子の内柴選手。
準決勝は、内柴選手らしい攻め方で何度も攻めるが決め手に欠けた。指導一つの差で優勢のまま、終了間際に有効を奪ってダメ押し。
スッキリした勝ち方ではないが、今大会、日本勢初の決勝へ進出した。

そして決勝戦。解説の篠原信一さんが相手のダルベレは内柴にとってやりやすい相手と言った直後。
立ち技から倒れこみ、そのまま押さえ込みへ。すると倒れた際に頭を打ったからなのか、ダルベレ選手が早々にギブアップして、優勝が決定。見事に金メダル
を獲得した!

試合後のインタビュー。息子さんの話になってこぼれる笑顔に、思わず涙が零れてしまった。
おめでとう!内柴選手!!
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