現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

谷選手、無念の銅メダル(大会第2日)

2008年08月09日 | 北京五輪(夏季)
本格的に競技が始まった北京五輪。まずは女子ウェイトリフティング48kg級。

注目はアテネに続く連続出場の三宅宏実選手。直前の特集番組で190kgを目標としていると言っていたので、そこがポイントだろう。

結果はスナッチ80kg、ジャーク105kgのトータル185kgで6位入賞。目標に5kg届かなかった。スナッチで82kgに失敗したのが悔やまれる。ジャークで105kgの後、挑戦したのが110kgだった。あのスナッチ82kgが成功していたら、ジャークで108kgを上げる予定だったのだろう。110kgに2度挑戦していたけど、素人目で見て、惜しいというところまで行ってなかった感じがした。

2006年の世界選手権で銅メダルを獲得したことから、北京でもメダルを期待されていた。が、その言葉も虚しく感じるくらい上位の選手は凄かった。
金メダルを獲得した中国の陳選手の212kg(大会記録)は別格としても3位の選手で196kgと、目標としていた190kgを上げられたとしても差はかなり大きかったようだ。
(14時13分)
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続いては、柔道女子48kg級と男子60kg級。

詳細は、北京五輪柔道第一日へ。
(20時08分)
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その他という言い方は良くないが、体操男子団体の予選、競泳の予選が行われていた。
体操はちゃんと見ていたわけではないので気になった点だけ。

アトランタで塚原選手が代表になって以来の10代の五輪代表となった内村選手が、合宿で取り組んでいた吊り輪の演技で、難易度と完成度を両立したプログラムを決めていた。

それから、あん馬の申し子と言われている鹿島選手。得意のあん馬でまさかの落下。あまり本調子ではないのだろうか。落下しても高得点を出してたのはさすがだが、種目別のことを考えると少し心配。

予選の結果は第2班の2位。しかしながら、1位の中国との差は大きかったようだ。

そして、競泳。今日は予選のみだが、北島選手の出場する100m平泳ぎでは、オリンピックレコードが出てビックリした。その北島選手も2位で予選を突破した。ただ、ハンセン選手がどうも本調子ではないらしい。200mの代表に入れなかったこともあるし、ちょっと気がかりかも。
(23時01分)
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さぁ、競技第一日の締めくくりは、バレーボール女子。日本対アメリカだ。

世界最終予選と変わらぬ布陣で臨んだ日本だったが、結果は 1 - 3 で黒星発進となってしまった。

サーブレシーブが安定しなかった第1セットを取られ、そのサーブレシーブがしっかりと返り始めた第2セットを取り返した。第3、第4セットは一進一退の攻防を続けていたが、終盤の勝負どころで連続失点を喫し、連取されてしまった。

負けてしまったものの、この試合では、スパイクレシーブ、ブロックと日本のディフェンスが光っていた。しかし、それがそのまま得点に繋がらなかったのが痛かった。拾っても拾っても、その後のスパイクが決まらない。そんな場面が何度もあった。これが決まるようになれば、日本にも良い波が来るはず。次のベネズエラ戦では、この敗戦を引き摺らずに臨んで欲しい。
(25時05分)
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北京五輪柔道第一日

2008年08月09日 | 柔道
柔道第一日は、男子60kg級に平岡拓晃選手、女子48kg級に谷亮子選手が出場。

一回戦からの登場となった女子の谷亮子選手。一本こそ取れないものの、全体的には危なげない試合運びで順当に準決勝へ勝ち進んだ。

一方、男子の平岡拓晃選手は、二回戦でアメリカのマレー選手に優勢負け。マレー選手も三回戦であっさり負けてしまったため、敗者復活戦への道も閉ざされてしまった。緊張して動きが悪かったという様子ではなく、単純に攻めあぐねたまま決め手がなく終わったしまった印象。あの寝技からの腕ひしぎ十字固めがちゃんと決まっていたらと思うと悔しくてしょうがない。
平岡選手があっさり負けてしまったことで、「4連覇を目指していた野村忠宏選手が出ていたら…。」と思ってしまう自分がいて、それもまた残念なこと。

さて、準決勝に進んだ谷選手。相手は何度も世界大会で対戦しているルーマニアのドゥミトル選手。「この選手の組み手争いの動きが好きじゃないんだよなぁ」と思いながら見ていると、あれよあれよという間に、両者に指導、注意。
技でのポイントが依然として生まれないまま、残り時間がなくなってきたところで谷選手だけに警告??
「嘘やん!?」と思わずエセ関西弁でツッコミを入れてしまった。
その後、一気に攻勢を仕掛けるも時既に遅し。まさかの準決勝敗退で三位決定戦へ進むことになってしまった。

それにしても、この試合は納得出来なかった。確かにドゥミトル選手は前へ行く姿勢で試合を運んでいたけど、組み合おうとはしなかったのは同じじゃないか。
解説の山口香さんも、「(警告を)取らなくても良かったと思います。ただ、取ってもおかしくないんです。」と、微妙な説明。

ほどなく行われた三位決定戦。見事な払い腰で一本勝ち。日本の最初のメダルは谷選手の銅メダルとなった。
そして、谷選手に勝ったドゥミトル選手が決勝でキューバのベルモイ選手を破り、女子48kg級の金メダリストとなった。
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さぁ、北京五輪開幕だ!

2008年08月09日 | 北京五輪(夏季)
開幕直前特番、開会式中継と録画予約は万全で出勤。

比較的早めの帰宅で、テレビをつけたら、あとちょっとで日本選手団が入場してくるところだった。グッドタイミングと思って、最初は追っかけ再生して見ようと思っていたけど、そのまま放送を見ることにした。

そこから日本までの数ヶ国の入場を見ながらふと思う。
「これって何順で入場してんの?」

選手入場は、大体がアルファベット順だと思うのだが…。どうも違うようだ。中国は漢字の国だから、各国の漢字表記順?うーん、分からない。
そんなに一生懸命、釘付けになって見ていたわけじゃないけど、私が見始めてからは、入場順について解説されてない。そこはやはり入場行進前を見ないとダメか…。

選手の入場行進が終わり、五輪開幕宣言が終わると、いよいよ聖火台への点火。これぞ開会式の醍醐味。(もうちょっとで寝そうだったけど)

最終ランナーが空高く上昇すると、スタジアムの内壁に映し出された巻物の上を走るように空中遊泳。巻物にはアテネから北京までの聖火リレーの模様が映し出されていた。

内壁をぐるっと一周回ると、巻物の形のような聖火台に辿り着く。導火線に聖火を近づけると、一気に聖火台のてっぺんまで火が上り点火された。派手さはそれほどないけど、なかなか面白い演出だった。

… …

ついに開幕、ついに…。
当面は大会日程前半戦の柔道と競泳から目が離せない。

トラバ練習板
北京五輪、注目の競技はなんですか?(8月8日)

… …

開会式の模様を録画で“やっと”確認。
入場の順番は、「各国・地域を中国での漢字表記にし、一文字目の画数の少ない順」だったらしい。

漢字表記にまつわる順番だろうと思っていたけど、まさか画数の順だったとは…。まあ、文字コード順じゃなくて良かったというべきか。

それにしても、せっかく漢字の国で開催されたんだから、国際映像の国名・地域名のテロップも漢字付きにしたら良かったのに。

とにかく、謎だった入場順が分かってよかった
(2008/08/26 追記)
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