現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界柔道2014チェリャビンスク 第六日

2014年08月31日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。6日目は男子100kg級、100kg超級、女子78kg超級が行われた。

男子100kg級には史上初となる選手派遣見送りということで日本人選手の出場はなかった。

男子100kg超級には上川大樹選手と七戸龍選手が出場。七戸選手が決勝まで進み世界柔道5連覇中の絶対王者、リネール選手と対戦。全試合一本勝ち、しかも試合時間もかけず圧倒的な強さで勝ち上がってきたリネール選手に対して一本を許さず、逆にポイントを取ったかに見えたシーンもあった。指導差による優勢負け。惜しくも銀メダルとなった。リネール選手はこれで6連覇となり、谷亮子さんの持つ連覇記録に並んだ。この絶対王者を倒すのが日本人選手であることを願いたい。

上川選手は3回戦で地元ロシアの選手に敗れた。

女子78kg超級には田知本愛選手と山部佳苗選手が出場。田知本選手が準決勝まで進出するも敗れて3位決定戦へ。今大会ずっと技によるポイントがなく、指導差での優勢勝ちしかなかったけど、最後は豪快な一本で銅メダルを獲得した。

山部選手は準々決勝で敗れ、敗者復活戦でも敗れたとのこと。

最終日は団体戦。ここまで連日男女で繋いで来たメダルリレーが有終の美となるよう期待したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2014チェリャビンスク 第五日

2014年08月30日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。5日目は男子90kg級、女子70kg級、女子78kg級が行われた。

男子90kg級にはベイカー茉秋選手が出場。アメリカ人のハーフとのこと。そういえば、この前たまたま見た未来モンスターでも紹介されていたっけ。1回戦は相手が技を掛けて崩れたところをすかさず押さえ込んで一本勝ち。しかし、続く2回戦では指導を2つ受けたところから、攻めに転じようかというところを返されて一本負け。1回戦の勝ち上がり方を考えるとかなり不完全燃焼な結果になってしまった。スロースターター、相手の分析はあまりしないという解説があったけど、今の日本柔道の状況を考えると相手の分析をしないというのは個性というより致命的な問題と思えてしまう(結果が出ていれば、単純に凄いと思ってしまうのだろうが)。大学2年と若い選手なので、今後に期待したい。

女子78kg級には佐藤瑠香選手が出場。2回戦で相手が内股を掛けて崩れたところを押さえ込んで一本勝ち。ベイカー選手と同じような展開だった。続く3回戦では攻め切れずに指導差で優勢負け。お互いに技のポイントがなかっただけに、試合終了間際の大外刈りで有効でも取れればというところだった。

女子70kg級にはヌンイラ華蓮選手が出場。ヌンイラ選手はガーナ人のハーフ。大学時代は古賀稔彦さんの教え子だったとか。ポイントを取られてから逆転して勝ち上がっているという少し危なっかしい印象があった。ただ、準決勝では、寝技に入ろうとしたところから、一気に腕ひしぎ十字固めを決めて一本勝ち。決勝へ勢いが付いたかと思ったけど、決勝では連覇を狙うコロンビアのアルベアール選手に開始から1分で一本負け。銀メダルを獲得した。最後は大舞台での経験の差が出てしまったという印象だった。

放送時間に対して、日本選手の活躍が芳しくなかったからか、この日は男子90kg級のイリアディス選手の勝ち上がりと決勝戦をバッチリ放送していた。決勝くらいはそういう事情がなくても、放送して欲しいものだけど…。結果はイリアディス選手の一本勝ち。この選手の試合を見ていると、日本選手はまだまだパワーが足りないのかなぁと思ってしまう。

今大会、放送の最後に「今日の一本」というコーナーをやっているけど、今日はイリアディス選手に決勝で敗れたトート選手の3回戦での一本背負いだった。解説の穴井さんが日本人にも手本にして欲しいと言っていたらしい。日本人がなかなか結果を出せない階級だけに、まさしくその通りと思えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2014チェリャビンスク 第四日

2014年08月29日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。4日目は男子81kg級、女子63kg級が行われた。

男子81kg級には永瀬貴規選手が初出場。選手紹介VTRで何が凄いかよく分からない?なんて言われていた。勝ち上がりのダイジェストでも、得意ではない寝技で一本勝ちとか…。

ダイジェスト後の準々決勝の試合を見ていると確かにのらりくらりとやっている印象で、単に攻め切れないだけなのか、そういうスタイルなのかなんて思ってしまった。どうやら、前者だったようで、そのまま指導差で負けてしまった。敗者復活戦の勝ち上がりは省略されて、3位決定戦でも攻め手に欠いた印象。技ありを取られた後、終盤は相手もかなり逃げ腰だっただけに、逃げ切られてしまったのは悔しかった。

女子63kg級には田代未来選手が出場。田代選手も初出場だったけど、オール一本勝ちで準決勝へ。準決勝の相手はイスラエルのゲルビ選手。得意の寝技で勝負を賭けたところを逆に抑えこまれて一本負け。この辺りは経験不足といったところか。3位決定戦ではしっかりと寝技で一本を取って銅メダルを獲得した。

田代選手の紹介VTRでは、谷本歩実コーチを尊敬している、尊敬している谷本コーチに雰囲気が似てきたなんて言われていておかしかった。が、確かに試合に臨む表情とか似ているようが気がする。それにしても、時折映るスタンドの谷本コーチが男前だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2014チェリャビンスク 第三日

2014年08月28日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。3日目は男子73kg級、女子57kg級が行われた。

男子73kg級には昨年の覇者である大野将平選手、ロンドン五輪銀メダルの中矢力選手が出場した。大野選手は4回戦で敗退して敗者復活にも進めず。中矢選手は決勝まで進み北朝鮮の選手と対戦。情報の少ない選手が強豪選手を破って勝ち上がって来たという情報を聞いて嫌な予感がした。しかし、指導の数で不利な状況になりながらも、足技の掛け合いを制して見事に一本勝ち。世界王者に返り咲いた。

それにしても、中矢選手の決勝戦で一本を決めた後、金丸コーチの「準備しとけ!」という声が今大会の判定の混迷を物語っていた。

女子57kg級にはロンドン五輪金メダルの松本薫選手、宇高菜絵選手が出場した。松本選手が2回戦で関節技を決められての一本負けという衝撃がありつつ、宇高選手が金メダルを獲得。技でのポイントがなかなか取れない試合が多く、決勝戦も延長戦の末、相手の反則での勝利だった。すっきりしない終わり方ではあるけど、執念が呼び込んだ優勝という感じがした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2014チェリャビンスク 第二日

2014年08月27日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。2日目は男子66kg級、女子52kg級が行われた。

男子66kg級には世界柔道2連覇中の海老沼匡選手と初出場の高市賢悟選手が出場。海老沼選手は準々決勝で技のポイントがなかなか認められず延長戦に。前日に引き続き厳しい判定に見舞われたものの、その後延長戦でも攻め続けて相手の指導で優勢勝ち。決勝に進むと、地元ロシアの選手を相手に見事な内股を決めて一本勝ち。男子66kg級では初の世界柔道3連覇を達成した。

高市選手は準決勝で地元ロシアの選手に敗退すると、3位決定戦でも海老沼選手が準々決勝で対戦した相手に力負けしてしまった。この辺は経験不足といったところだろうか。今後にも期待したいところ。

女子52kg級には昨年銅メダルの橋本優貴選手が出場。準々決勝で不意を突かれたかのように一本を決められてしまった。寝技が得意ということで、組んで投げてからが見どころと思っていたので、あっけなかった。結局、敗者復活戦でも敗退してしまったとのこと。

… …

海老沼選手に限らず、各国の選手団が不可解判定に異議を唱えているらしい。不可解な判定はここ数年、柔道を見ていると常に感じられる出来事。ころころと変わるルール・判定基準に審判の技術が追いついてないんじゃないのかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界柔道2014チェリャビンスク 第一日

2014年08月26日 | 柔道
ロシアのチェリャビンスクで行われている柔道の世界選手権。1日目は男子60kg級、女子48kg級が行われた。

男子60kg級には昨年の世界選手権覇者の高藤直寿選手が出場。準決勝で地元ロシアの選手と対戦すると、技ありを有効に下げられ、その後に取った有効を取り消されるなど地元有利と取れるジャッジに泣くことになった。指導一つ分での敗北だった。続く3位決定戦では先に技ありを取られる苦しい展開ながら、最後は一本で決めて意地を見せ、銅メダルを獲得した。初戦で前歯を折るアクシデントもあり、苦しい大会だったと思うけど、次にまた繋げて行って欲しい。

女子48kg級には19歳の近藤亜美選手が出場。初戦から攻めの柔道を貫き通した。決勝では技によるポイントを取ることは出来なかったけど、終始攻め続けて相手の指導を誘い優勢勝ち。見事に金メダルを獲得した。

昨年のグランドスラム東京で金メダルを獲得しているものの、世界ランキング18位とまだまだ海外勢のチェックが甘かったこともあるだろう。しかし、一日ずっと楽しかったと笑顔でインタビューに答える姿は清々しく、これからが楽しみだと思えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかわり爆発!したけど…

2014年08月25日 | 埼玉西武ライオンズ
先週の埼玉西武ライオンズはその前週から続く9連戦の残り3戦をソフトバンクと、一日空けて日本ハムと3連戦だった。ソフトバンクには1勝1敗1分、日本ハムには1勝2敗だった。

先々週からの9連戦で4分と、今シーズンの全ての引き分けがここに集中していてホントに厳しい戦いだったと思う。苦しい状況を吹き飛ばしてくれたのがおかわり君。日本ハム戦で2試合連続2ホーマーの大爆発。ここのところホームランではメヒア選手に注目が行っていたから、中村剛也ここにありという感じで大興奮だった。その2試合を両方勝てていたらもっと嬉しかったのだけど、そう上手くは行かなかった。おまけに岸投手が復帰した昨日の試合も落としてしまったのは痛かった。

テレ玉のライオンズチャンネルで毎週のように上野晃さんが言っているけど、一度大きな連勝があれば、というのが今の一番の願い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火の鳥NIPPON銀メダル!

2014年08月24日 | バレーボール
8月上旬から始まった女子バレーボールのワールドグランプリ。3週に渡って行われた予選ラウンドを経て、先週水曜日(8/20)から5日連続で決勝ラウンドが行われた。

昨年の「MB1」をさらに進化させた新戦術「Hybrid6」で挑んだこの大会。予選の9試合を5連敗からの4連勝と波に乗って来ていた。その勢いのまま決勝ラウンドも4連勝。銀メダル以上がすでに確定していて、最終戦のブラジルに勝つか、2セットを取った時点で負けても優勝という状況だった。

しかし、さすがに世界ランキング1位のブラジルは強かった。セッター以外は全員がアタッカーという新戦術の中で、なかなかスッキリとスパイクを打てる場面が見られなかった。繋いではいても、綺麗な形でセッターに返らなければ、やはり得点力は落ちてしまう。第3セットこそデュースまで粘ったけど、結果はストレート負け。

それでも、新戦術が通用するという手ごたえはあったと思うし、銀メダルは見事な結果だったと思う。

銀メダルおめでとう!
火の鳥NIPPON!!


それにしてもワールドグランプリではメダル獲得自体が初めてだというのは意外だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャングル大帝シリーズ

2014年08月17日 | 埼玉西武ライオンズ
先週の埼玉西武ライオンズはホームでのオリックス、日本ハム6連戦で特別ユニフォーム着用の「ジャングル大帝シリーズ」だった。結果は1勝2敗3分けだった。結果的に負けが先行したことよりも、3分けが辛かった(1球速報を見ているのが…)。何しろ土曜日の試合は今シーズン両リーグ最長試合。ホントに疲れてしまった。

前週に「止まらない」と表現したメヒア選手がやや止まり気味になったのは仕方ないとしても、やはり厳しい状況なのが中継ぎ陣。先制しても追いつかれて引き分けじゃねー。ルーキー森友哉選手が3試合連続ホームランと明るい話題があったことがせめてもの救いだったなぁ。

それから、オリックス戦では珍しくテレ玉の2チャンネルで放送している18時~19時の放送も見られたんだけど、その間はCMがないという事実を知り衝撃を受けた。19時になったも引き続き2チャンネルで見ている場合はCMなしにならないかなと期待したけど、さすがにそんなことはなかった(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半年ぶりの…

2014年08月13日 | ソチ五輪
ブルーレイレコーダーのHDDを整理しようと思って、録画しっ放しになっていたソチオリンピックの映像を確認。ちょっとだけ再生して、消すという作業を繰り返すつもりがついつい見てしまったのがカーリング。

生中継を観戦出来た試合については、その都度録画した分を削除していたので、残っていたのは予選リーグ9試合中5試合。韓国戦、アメリカ戦はやはり悔しい負けだったなぁ。

いまいち把握してなかったけど、ソチの代表決定戦で競っていたみたいだし。小笠原選手や船山選手が次のオリンピックに挑戦するかどうかは分からないけど、この経験が国内で受け継がれていくことを期待したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする