ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

葡萄(藤稔)の袋かけと、今日の花

2007年07月04日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は雨が降ったり止んだりの不安定な天候です。湿度が高く鬱陶しい日が続きますが皆さん、お変わりありませんか。ノブトは相変わらず元気で過ごしております。 
 これは2年前の冬に植えた葡萄(藤稔)です。昨年は1房収穫しましたが今年は20房つけました。幼木には生らしすぎと分かっていますが、熟してくる楽しみを実感したいので無理を承知でやっているのです。
 今は収穫時の巨峰位の大きさですが、果たしてピンポン球位になるのか楽しみです。もったいない気持ちになり思い切った摘粒出来ませんでしたが、それでも30粒程にしたのです。果たしてどうなることでしょうか・・・・。
 もうカナブンが飛んで来て闘いが始まっています。売っているような立派な物は望めませんが、熟した葡萄を採る小学4年生の孫の笑顔が、今の葡萄とダブって目に浮んでくるノブトです。

 さて、今日の誕生日の花は、ユリ科の【ノカンゾウ・別名ヘメロカリス】で花言葉は「苦しみからの解放」とのことです。また、「ノカンゾウ」は「ニッコウキスゲ」や「ヤブカンゾウ」と同じく食用でき、若芽はおひたしや酢味噌和え、夏に咲く花もおひたしや天麩羅が良いとのことでした。歌人 鳥海昭子さんは、
     ノカンゾウ咲く古里に帰りきて
             三日目の今日ひっそり暮れる
と、詠まれています。

<
ふるさとの鳥海山の山麓に

ノカンゾウが花開く夏、

今では父も母もいない家に

帰省しました。

身も心も癒されて、

そろそろ都会が

恋しくなるのです。

          鳥海昭子