
一昨年ネパールをぶらりきしていたときに、良く分からず物珍しかった事柄の背景が、この本を読んで納得できることが数多くあった。
仏教思想と氏神様思想の中で育って来た者には、他の宗教思想の基で生活している行動を理解することは無理なことの様だ。
たとえば、ネパールのパシュパティナート寺院(ネパール最大のヒンドゥー教寺院・インド亜大陸の4大シヴァ寺院の一つ)での光景だが


ガートで死者を焼き下のどぶ川(?)に流す。聖なる河ガンガの上流に当たるこの流れに身を流すことを最高の願いとしている人達である。
その流れを速やかにするために、流れの障害物になる物を排除している人がすぐ下で仕事をしている。
その50m位上流では家族で河の水で身を清め祈っている様子が見られる(その上流にもカースト上位の人のガートがある)。
まさか、その川の水で、子供が顔を洗い口を清めるなどの行為を親としては認めるわけにはいかないと思う。だが、親・親族の前で行っている。
衛生面から考えると信じられない行動である。だが、それはヒンズーを信ずる人達にとっては神聖な行為なのだ。
清潔アレルギーの人達は、止めるべき行為だと非難する。オレもそう考えた?が、間違った考えだと今は思う。


玄関前のドウダンツツジ 庭角のススキ


庭のハッサク 窓下のトウガラシ
晩秋の色とりどりは、緑が少ないためか赤系統の植物が良く目立つ。
すぐ冬本番。この赤もすぐに消えてしまうのだろう。厳しい冬を乗り切るために。
厳しくなる日本経済、減る収入、増え続ける税金、日々の生活どう乗り切っていったらいいのか。米軍への思いやり予算を日本人に廻してほしい。
どうも寒さ・厳しさが苦手だ。暖かく物価の安い国に逃げたい思いが募る。
今までに、タイ北部、ネパール、フィリッピンとアジアを訪ねたけれど、どの国も楽しかった。
こんな本を読んでいると、即訪ねたくなる。でも・・もう体力が無くなっている現実を感じると実施するのは難しそうだ。旅は、若い内に出来るだけする物だと痛感する。だが、若い時は金と時間が無いし。でも、今は、それを乗り越えて海外をバックパッカーしている若者も多い。
うらやましいと感ずる。
最近は、愛読ブログの中にYouTubeの記事(映像)がよく引用されている。数ヶ月前、マイミクシイ(mixiの友だち)の日記の中に Youtube.com(http://www.youtube.com/)の「ピタゴラスイチ」 (http://www.youtube.com/watch?v=0XyWWQaW-ZU)の感想が書かれていた。即、開いてみると面白かったが解像力が悪い。細かいところがよく分からない、仕方がない。そこで最近DVDを購入。これを見てすっきりした。 ネット上の映像は解像力に欠けるが過去の映像が検索できるのと無料なのが魅力かな。
もう一つの愛読ブログで隔日位に訪れている中原淳東大助教授のブログにも「harajukukids」 (http://www.youtube.com/watch?v=obQ3ClBXPWg&eurl)の映像を載せてコメントが書かれていた。日本に居ながら見たこともない世界である。韓国からの帰国の時に、韓国の十代らしい女の子が大勢同じ航空機で日本に入国していた。どうもコスプレなどを持っての日本観光?という感じがした。原宿・アキバは海外の若い女性に人気が高いらしい。 <hr>
ネット上には、旅に関する様々なホームページやブログがある。ヨーロッパや北欧の旅に惹かれるが、「サンダルの国」といわれる「アジアの町」のそぞろ歩きに私は魅力を感ずる。特にアジアの子供達の素朴で明るい笑顔が素晴らしいと思う。今回、ネットサーフィンをして出合ったホームページ
「たびぞら」 (http://www.tabisora.com/index.html)の中の「旅空日記」ブログ (http://blog.livedoor.jp/tabisora/)に興味を引かれた。
こういう日本人に、ネパールでもチェンラーイでも会ったことがある。旅しているという気負いもなくその国にたまたま滞在してるという雰囲気で暮らしていたっけ。
いま行きたいのはスリランカ。北海道より小さい島に仏教の歴史的遺産が詰まっている。熱帯にありながら高地に行けば春の気候という。物価も安く特に交通費が極端に安いのが魅力だ。
日本は移動と宿泊に費用がかかりすぎる。そのため我ら低所得者は、気軽に旅行が出来ない。安い所を探しても1泊1万円位はする。蚕棚のユースホステルでも1泊平均3000円。粗末な2食付て約6000円。
日本の国民は、自由に旅が出来るほど余裕のある生活をしている者はいない。
発展途上国の人たちは貧富の差が激しいがもう少し自分の生活に余裕を持った生活をしているようだ。
どうも、日本の国を捨て他国で生活したくなる。妄想だろうか。
ベランダ蛍をしながら夜空を見上げていると最近オリオン座がきれいに見えるようになった。
日中は大変暖かく11月中旬とは思えない日々が続いているが、冬が間近になった証か。 正面の南の空を見ていると、羽田空港発着機なのか成田空港発着機なのかよく分からないが航空機が行き交うのがよく見える。今日も多くの人たちが旅や仕事で出たり帰ってきたりしているのだろう。 ソウルからの帰国便の時、太平洋沿岸を通過している様子がよく見えたので南の空を通過している飛行機が見えるとまた機上したくなる。
燃油サーチャージ料が安くなると良いのだが。 <hr>
レジの変化に驚くと共に、違和感。
なんだコリャー という感じ。
品物を持ってレジに行き、品物と代金を出した所、レジの人はバーコードで金額を確認しただけで、代金を受け取らずレジの前面にある札の入れ口とコインを入れるお椀型の器にさし代金を入れてくださいという。そこに代金を入れると同じ所からお釣りがでてきた。何となく不愉快になった。
どうも違和感があるシステムだ。
経営者は、レジ担当者がお釣りを間違えることを心配しているのか、それとも従業員のネコババを心配しているのか、それともお客出したお金が不潔と思っているのか?。
こんなことが経営の近代化だと思っているのか。
たばこの自販機や食券を買う場合は、そこに人が居ないのであまり抵抗がないのだが、目の前にいる店員に代金を出したところ、そこに入れてくださいといわれる。
何となく違和感が先に立って買い物がいやになった。
数日前、新幹線の切符を買うためにみどりの窓口に行った。みどりの窓口といわれる所にはカウンターはなく、数台のディスプレイがあって画面を見ながら、自分で画面の部分を押して切符がを買うことになた。近距離の普通の切符を買う場合は少しなれたが、特別な場合は今まで経験がなかった。なれれば時間短縮になり好きな座席が取れるとは思うが初心者には難しい。これがIT化による、省力化、個にあった迅速な対応というのだろうか。
後進国といわれるタイで列車の切符を買ったときは、10近くあるどこの窓口でも即座にどんな方向へいく線でも、特急・急行・3等・寝台の券が買えた。お礼の言葉も聴かれた。
駅員の画面操作で打ち出された切符を見て安心できた。日本のJRでは、間違った場合は入力した個人の責任になり苦情は言えない。
サービスって何だろう。
ホームレスの気質があるのだろうか。旅をしているときは、次にどこへ行こうかとか、何があるのかと気が張る。
何を見ても特別に大きな感銘を受けるわけではないが、動いている時が生きている感覚が持てる。
日本国内の旅より、海外の旅のほうが安いし、緊張感がある。ただ、燃油サーチャージが高すぎるのネックにはなっているが。
ソウルにでも行ってこようか?。
それとも、今年はまだやっていないミニバイクでのツーリングをしようか・・・・。