マレーシアの旅 その4(フェリンギビーチ)
バトウ・フェリンギビーチ散策 2月6日(火)~2月9日(金) 4日間
ペナン・ジョウジタウン → バトウ・フェリンギ・ビーチ移動 → バトウ・フェリンギ・ビーチス・テイ
ジョウジタウン・コムタバスステーションから市内バスで約50分バトウ・フェリンギビーチに移動。フェリンギビーチは、昔からのリゾート地で、砂浜が長く景色の良い場所である。海水はやや濁っていて、泳ぐには適さない様だ。水上スクーターやバナナボート、パラセイリングなどマリンスポーツがさかんな場所である。物価はやや観光地値段。
海浜では、欧米人が例の日光浴をしたり木陰で本読んだりしている。老夫婦による海浜の散歩も多く見られる。うらやましい景色でもある。日本でも最高のサーヒンの場所として知られているらしい。 ペナン行きのバスも頻繁だし気楽にペナンへ出て用事を済ませることも出来る。
この地で、すこしのんびりステイすることにした。
フェリンギ・ビーチの景色は確かに良い。綺麗な砂浜、地平線、きれいな夕日と朝夕の過ごしやすい気候。やや濁った海水で泳ぎには適さないのが残念。
日課は、朝のあまりあまり暑くならないうちに海岸散歩。朝食は、食堂・ネットカフェなどほとんど閉まっているので、付近のコンビニでパンと水を購入。昼頃は木陰のテーブルに座り、昼食にミー・ゴレン・クランプ(RM5)などの軽食を食す。
午後はさすがに日差しが強く外に出る気がしない。夕方6時半頃から外出。ビーチのカフェでビールを飲みながら日没間際の景色を楽しむ。日が落ちていくに従い、海は夕日を受けて輝きを増す。風は涼風になり涼しくなる。大変居心地が良い一時である。
昼間のフードコート
続いてメイン道路に沿って出店している夜店を冷やかしながら夕食のためフードコートに行きビールを飲みながら中華やマレーシヤ料理を食す。 特色ある食べ物の肉骨茶は、色々な肉の小さな塊や魚の練り物が入り汁は薬草の臭いと味がする。ウマイと言うほどでもないが身体に良い気がする。昔、労働者の食べ物とのことで、疲れを癒すには良いそうだ。
カフェやフードコートでは、必ず家主(元締め?)が、飲み物を聞きに来る。常識的には飲み物を取ることが席料になり屋台主は場所を借りて料理をだしているらしい。 たとえば、ミーゴレン約3RM、飲み物約1.5~2.00RMで、1回の食事代は安く5RM前後となる。日本円で150円位である。
夕方は、夜店を冷やかしながら歩いている西洋人の老夫婦が極端に目につく。歩いている人の2/3位は老夫婦である。欧米暮らしに比べれば、生活費が極端に安く過ごし易いからだろう。欧米の年金暮らしの人が、老後を楽しみながら生活を節約していると考えられる。重度障害者の子供連れ夫婦にも会ったし、障害を持った老人にも多数会った。身体の衰えを考えながらも生活を合理的に楽しんで居るのだろう。
日本の団塊世代の人たちの次の行動が目に浮かぶようだ。数年して欧米の人たちと同じ行動を取るのではないか。
日本でペナンは観光地として有名で多くのツアーが組まれている。日本の観光客がマレーシアに来る目的は何だろう。マレーシアは是非来てみたいと思っていたところであるが、来てみるとそれほど魅力あるところではない。物価が安い、食べ物がうまい等々の話題を良く聞くがそれ程でもなかった。夢の楽園みたいなパンフレットを見るがツアーの呼び込みに過ぎない。マレーシア旅行は少しがっかりだ。そこで、予定ではペナンからキャメロンに移動し14日までマレーシアに滞在するつもりで居たが、急遽帰国したくなったのでペナンへ行きKLIA迄の航空券を購入し、帰国フライトを変更した。
2月9日(金) 帰国の途へ。 フェリンギ → コムタ → ペナン国際空港 → クアラルンプール国際空港 → 日本へ 帰国