オバマ民主党大統領候補は、アフガニスタンに続いて最も注目されるイラクに入ります。この訪問を前にして重大な事態の展開がすでに起こっています。
まずイラクのマリク首相は「今後の米軍のイラクにおける役割を規定する条約を結ぶに当たって、米軍のイラクからの撤退の予定が含まれるべきである」との発言をすでに7月にはいってから行っているのです。
一方、撤兵問題を話すことを頑なに拒否してきたホワイトハウスも、劇的に方針を変換して先週、「ブッシュ大統領とマリク首相は更なる撤兵のための大まかな時刻表を設定することで合意に達した」と公表しています。
オバマ候補は、「大統領に就任したら月に2個旅団づつ撤兵し、16ヶ月で撤兵を完了させる」と公約してきましたが、先般「現地軍司令官と話してから自分の
方針を精緻なものにする(refine my policy)」とやや後退とも取れる発言で物議を醸しました。(7月10日「オバマ右旋回参照」)
大統領選の今後に重大な影響のある、このイラク訪問後のオバマ候補の発言に注目いたしましょう。
まずイラクのマリク首相は「今後の米軍のイラクにおける役割を規定する条約を結ぶに当たって、米軍のイラクからの撤退の予定が含まれるべきである」との発言をすでに7月にはいってから行っているのです。
一方、撤兵問題を話すことを頑なに拒否してきたホワイトハウスも、劇的に方針を変換して先週、「ブッシュ大統領とマリク首相は更なる撤兵のための大まかな時刻表を設定することで合意に達した」と公表しています。
オバマ候補は、「大統領に就任したら月に2個旅団づつ撤兵し、16ヶ月で撤兵を完了させる」と公約してきましたが、先般「現地軍司令官と話してから自分の
方針を精緻なものにする(refine my policy)」とやや後退とも取れる発言で物議を醸しました。(7月10日「オバマ右旋回参照」)
大統領選の今後に重大な影響のある、このイラク訪問後のオバマ候補の発言に注目いたしましょう。