ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

浮遊する天使

2012-10-17 | 美術
昨日の受胎告知については言葉足らずでごめんなさい。

ルネサンス期の勉強をしていると、
さまざまな画家の描き出す、
この劇的なドラマのとらえ方の多様さ、
面白さ、不思議さ、美しさに心奪われる。

ルネサンスは受胎告知というテーマを
さらに自由に開放した時期といってもいいのではないか。

そんな時代のど真ん中にあったにしては、
ラファエロの受胎告知はどうなんだろう?
と思っただけ。

たとえば、
私が好きな受胎告知といえば、
まずはフランドル派から。

1.Melchio Broederlam 1399


2.Robert Campin1425


3.Jan van Eych 1432




4.
Hans Memling 1467


5.Hans Memling 1482

mimg src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/54/cafaed70fb67516055346efd4a97e85a.jpg" border="0">

6.Jean Hey 1500


7.Gerard David 1520


圧巻ですね!

ダ・ヴィンチ、フラ・アンジェリコはちょとあとにして、

数枚あるボティチェリの受胎告知、







上の絵は有名ですね!美しい!!

でも一番のお気に入りはこれです。


浮遊する大天使。
いままさに足がつこうとしているのか?
言葉の発せられる寸前の緊張感がいい。





こんな大天使ばかり見てると、




ほぉ~っと驚きます。