ラ・フランス

立冬の ことに草木の かがやける＝欣一＝

暖かな立冬になりました。西日本では夏日の気温も。
これも異常気象の範疇に入るのかしら？と直子ちゃんと首をかしげています。
本来なら冬の季節風が本格的に吹き始める頃、寒い日が続くよりは暖かな方が助かります。

先日、山梨ヌーボー解禁の日に、新酒ワインを楽しむパーティでご一緒した地元の知り合いの方から［ラ・フランス］＝西洋梨＝が贈られてきました。
［ラ・フランス］といえば、日本では山形産が圧倒的に多いことで知られておりますが、最近では山梨、長野、群馬、福島辺りでも栽培が行われているようです。

［ラ・フランス］の果実は、見た目の外観はゴツゴツと、イビツで不揃い。
色も黄緑の地肌に、灰褐色のサビが浮いていて美味そうには見えません。しかし、完熟した［ラ・フランス］は、これぞ西洋梨としかいいようのない美味しさ。
果肉はトロけるように柔らかく、１５度前後の糖度の甘さをほのかな酸味が支えてくれる美味さです。

頂戴いたした［ラ・フランス］は、飲食の合間の箸休めのデザートでご賞味ください。

ＧＩＮＺＡ と ん ぼ
富士子