入谷鬼子母神の朝顔市

朝顔を 見にしののめの 人通り＝万太郎＝

記録的豪雨で、未曾有の大被害をもたらした九州北部、中国、近畿、そして東海地方が梅雨明けとなりました。
被害に遭われた方々に、心からのお見舞いと、一日も早い復興をお祈りいたします。

昨日８日の日曜の午前中に、母と一緒に入谷・鬼子母神の［朝顔市］に行ってきました。
この朝顔市は、毎年７月６日～８日までの三日間開催される東京下町の夏の風物詩として有名です。
朝顔は奈良時代に、遣唐使により中国から伝来したもので、朝顔の種子は漢方の生薬として珍重されたそうです。
朝顔が薬から観賞用として栽培されたのは、江戸時代に入ってからと聞いてます。

朝顔の種のことを、中国で牽牛子（けんごし）と言い、牽牛子の花＝牽牛花とも呼び、七夕の牽牛・淑女に因み、朝顔市は七夕の前後三日間開催されるようになり、今年で７０回目を迎えました。入谷・鬼子母神さまを中心に言問通りに１２０軒の朝顔業者が軒を並べ、浴衣姿の見物客も多く、大変な賑わいぶりでした。
私と母は、様々に咲き競う朝顔の中から迷いながらも好きな色の鉢植えを選び買い求めました。

ＧＩＮＺＡ と ん ぼ
富士子